「天国に引っ越しました」 アングルより



1991年8月、アングルは3兄弟の長女として誕生しました。(中央の子猫)
生まれる前から、うちに残すと決めていた、数少ない猫の1匹がアングルです。母親モネが母乳が足りなかったせいもあり、人工哺乳で何とか育てました。弱々しかった弟のシャガールとクロードに比べ、アングルは一番の元気者だったのです。
危ない時期を何度か乗り越えて、無事に2ヶ月を迎えた頃のアングル(右)とクロード(左)。
写真屋さんで撮ってもらった1枚です。
結局、シャガールもクロードも手放せなくなり、仲良し3兄弟は我が家の中心的存在に。
まだあどけない表情のアングル。愛くるしい顔立ちをしたアグちゃんは、私たちの自慢のタネでもありました。
キツンからシューに出ていたアグちゃん。従順な弟たちに比べると、ちょっと気の強いところもありましたが、性格も容姿も良く、家庭猫としてもベストでした。
早熟だったアグちゃん。1歳の誕生日を待たずに、伯父のカンディンスキーとの間に3匹の子を設けました。
はまぐり、あさり、しじみです。
母のモネ、娘のペコりん、あさりは少産系でしたが、アングルは多産系。
一度に6匹も出産した時があります。4歳で引退するまで5回出産。
猫は見かけによらないことを、証明してくれました。
子育てを終え、横浜に引っ越してからは、カフェでティータイムを楽しむ機会も増えました。
ちょっと恥ずかしがりやだけど、好奇心旺盛なアグちゃん。
ペットショップで、お魚を見るのも好きでした。
どこに出しても恥ずかしくない、マナーと気品を身につけたアグちゃんは、行く先々で人気者になりました。アグちゃんは、たまねこの分身? として、人々に愛を分け与えていたのです。
アグちゃんと最後の旅になってしまった、小田原にて。
アグちゃんは、これからもまだまだ旅を続けていくことでしょう。
母親モネの葬儀を済ませた直後、今まで元気だったアグちゃんの様子が急変しました。
我が家では、モネと同じく乳腺腫瘍の君子を手術する予定でいましたが、アグちゃんは君子の手術の前の日に息を引き取ったのです。
まるで、介護スケジュール調整を行ったかのように。
眠るように安らかな姿だったのが、せめてもの救いです。その日は勤労感謝の日。本当にありがとう。楽しい思い出ばかりです。アグちゃんとの16年3ヶ月は、とてもとても、語り尽くせません。

AB-Factory's Eternal Flame
1991年8月20日〜2007年11月23日
アグちゃんの清らかで気高い魂は不滅です。


アングルの軌跡

2000年9月 旅行 修善寺 ねの湯対山荘
2002年2月 旅行 熱海ハーブ&ガーデン
2002年2月 旅行 古屋旅館
2003年2月 旅行 レイクランドホテル
2003年2月 旅行 富士パインズパーク、足柄サービスエリア、
鮎沢パーキングエリア
2003年12月 旅行 箱根神社
2004年9月 旅行 足柄サービスエリア、さかな公園、
富士山レーダードーム館
2004年9月 旅行 花水庭おおや(その1)
2004年9月 旅行 花水庭おおや(その2)
2005年4月 旅行 富士吉田・御師住宅
2005年4月 旅行 河口湖・花水庭おおや
2005年11月 旅行 熱海・ドーミーヴィラ伊豆山(その1)
2004年4月 旅行 熱海・ドーミーヴィラ伊豆山(その2)
2006年9月 旅行 箱根・むさしや
2000年11月 公園めぐり センター北駅前(アングル&ブーシェ)
2001年4月 公園めぐり 徳生公園(アングルversion)
2001年9月 公園めぐり センター北駅周辺(アングル)
2002年9月 公園めぐり 驚神社(アングル編)
2001年9月 ティータイム センター北 ハーティーズ ルソー&アングル


アングルへの追悼の言葉、ルソーの子供たちへの励ましのお便り、お待ちしています!旅の情報等もお寄せ下さい!