Vol.71 - 10 Nov. 2007

気がつけばもう11月。さらにビックリなのは、この「ノンキな通信」
は、この2月にお送りして以来、9ヶ月ぶり。
当初密かに、毎月一本ぐらいずつ送りたいなどと目論んでいた
ことなどどこへやら。正直なところ、すっかり忘れておりました。

この9ヶ月の間に何があったかといいますと、一番大きなところ
では、勤務先の社屋の引越でしょうか。
皆さんに「ノンキな通信…Vol.70」をお送りした直後の3月ぐらい
から準備が忙しくなり、5月の連休明けに引っ越し。
昨年、グループの再編から新しい企業としてスタートして以来、
いろいろなシステムが改められ、その極めつけみたいな一大
イベントが、この社屋の引っ越しでした。
大手企業が転居して一棟丸ごと空き家だったビルを改装。
内装がきれいになって、まるで新築のようになった新しい社屋
に入居したわけです。
しかしながら、事務方という業務上、ボクにとっては用意された
環境に単にやってくれば済むというものではありませんでした。
庶務や総務という業務ではないにも関わらず、大挙押し寄せて
くる全従業員を迎え入れるための下準備から、入居後の調整
なども他部署と連携しながら処理していかなければならないな
どの、けっこうしんどい役割がありました。

そんな騒動からも、はや半年。今日このごろは、そんなことは
もう過去のこと。すっかり落ち着くことができています。
でも、リバウンドとでもいうのでしょうか。「ノンキな通信」のこと
は、正直すっかり忘れておりました、ハイ。

新しい社屋は、東京品川の旧東海道にほど近い場所にあり、
期せずして、今の勤務先に転職する前の会社があった駅が、
またもやターミナルになりました。
いや、それどころか、以前かよっていた事務所の前を毎日歩い
ていたりもするほどなのです。

昔懐かしい街に8年ぶりに戻ってきたわけですが、たった8年の
間でもけっこう変化しているものです。新しい店舗ができている
ところなどでは、8年前にはどんな店があったのかが思い出せ
ないなんていうことが、けっこうあるわけで…。
まあ、新社屋からは徒歩15分〜20分ぐらいと、ちょっと距離が
ありますが、そのうちゆっくりと探訪しながら思い出していくこと
にしましょう。

まさか、戻ってくることなどないと思っていた街を、今また毎日
歩いています。
街の様子を見ながら歩いていると、今よりも明らかに若くてムリ
をしていた自分やつらかった日々などを思い出して、なんだか
不思議な気持ちに包まれる一瞬があります。



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