Vol.49 - 23 Oct. 2004

台風の傷跡さめやらぬうちにまた新しい台風が来て、その傷が
まだ生々しいうちに、今度は地震。
テロ、殺人、組織犯罪、集団自殺、ネット中傷、いじめ、etc,。
人間関係が世知辛くなったというのか、なんとなく以前より確実に
ぎすぎすしてしまっているここ数年。呼吸をするだけでも息苦しさ
を感じる今日この頃だというのに、そんなところに自然の脅威、
天災が参加しつつある。
それは不意に、しかしどうやら頻繁にかつ強引に割って入ってくる。

ボクたち20世紀生まれの人間は、天変地異といえば“世紀末”に
やってくるものだと、心のどこかで信じていたようなところがある。
でも、そうなるはずだった“世紀末”はなんとか無事に過ぎていって、
千年紀すら超えたというのに、事態はどうにも悪い方向に向かって
いるとしか思えない。
~がいるのなら申し上げたい。
こんなの試練じゃない。あんたの身勝手だ。やりたい放題じゃないか。
荒みつつあるボクたちの心をどうしてくれる?

被災された方々にはお見舞いを申し上げます。
もうこれ以上、酷いことにならないことを、切に願うばかりです。


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ノンキな通信  I.Z.'s Attic




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