■熱が急に上がり寒気を訴えるとき→暖めるようにします(ふとんをかけたり、部屋を暖かくする)。
■熱が上がりきって、ふるえも止まり、顔も真っ赤になってきたら→薄着にして(汗を吸いやすい綿の肌着、パジャマ)、熱がからだから逃げやすいようにしてあげましょう。
◆ふとんはいつもよりやや薄め。毛布、湯たんぽ、コタツは使わない。
◆氷枕、冷たいタオル、氷を入れたビニ−ル袋をタオルで包んだもの等で、後頭部、ひたい、首の横、脇の下等を冷やしましょう。
■吐き気がないかぎり、水分をこまめに与えてください。
× 熱が上がってきて寒気があるときは、解熱剤を使わないほうがよいでしょう。
○ 熱が上がりきって寒気もなく、冷やしていても38.5℃以上が続いて、水分もとれないときや眠れないときは、一時的に熱を下げるために解熱剤を使って良いでしょう。
× 熱性けいれんをおこしやすいお子さんでは、解熱剤を使うのではなく、抗けいれん薬(ダイアップ坐薬など)を使いましょう。
38℃以上でも元気があれば、解熱剤を使わずに様子をみましょう。 解熱剤は、熱によるつらさを軽くするための薬で、病気をなおす薬ではありません。熱を下げることばかりに気をとられないようにしましょう。
1) 4カ月未満の乳児の発熱
2) 熱以外に、次のような症状があるとき
◆けいれん
◆吐き気がひどい
◆顔色が悪い(青白い、土気色)
◆意識がはっきりしない