インフルエンザ菌b型ワクチン『通称:Hib(ヒブ)ワクチン』


Hibワクチンとは?
 インフルエンザ菌b型(Hib)による髄膜炎など重症感染症を予防するワクチン
 ※「インフルエンザ菌b型」は毎年流行する「インフルエンザ」の原因ウイルス(Aソ連型、A香港型、B型)とは違います。 ウイルスではなく細菌(バクテリア)です。

なぜ必要なの?
 Hib髄膜炎の80%が2歳未満
 Hib 髄膜炎は早期に診断することが難しく、救命できても後遺症が残ることが多いため

その効果は?
 世界100カ国以上で使われており、導入された国ではHib髄膜炎が発症が1/100に激減しています。

副反応は?
 他の不活化ワクチン(三種混合など)と同様に接種部位の発赤、腫脹など

Hibワクチンの接種スケジュール 対象年齢:生後2か月〜5歳未満(とくに2歳未満

接種開始月齢が、生後2か月以上7か月未満(←標準接種スケジュール)
  3〜8週間間隔で3回(三種混合ワクチンと同時接種も可能)
→ 1年後に追加接種1回*
接種開始月齢が、7 か月以上12 か月未満
  3〜8 週間間隔で2回
→ 1年後に追加接種1回*
接種開始年齢が、1 歳以上5 歳未満
  1回 のみ接種 (追加接種なし)

 Hib髄膜炎になった人の80%が2歳未満。Hibに対する抗体は3歳以上に急速に上昇するため5歳以上での接種は必要ないといわれています。

公費負担対象:横浜市民、生後2ヵ月〜5歳未満

 なお、上記に該当しない場合は、自費で1回 8,300円(税込)です