Life with Dogs 

Vol.03 - 09 Mar. 2005

ボクは結婚するまでは、どちらかというと犬嫌いでした。

ですから、犬にも、またその犬を飼う飼い主に対しても、全く理解が

ありませんでした。

そんなわけで、ワンコに洋服を着せているのは、もうそれは過保護

以外のなにものでもないと思っていたのです。


ところが、2匹目のビーグルのらくを飼い始めてから、ようやくその

考え方が改まりました。犬にも寒がり屋がいて、それは決して犬の

個体差が原因ではないということを知ったのです。

らくは、寒い日には小さくぶるぶると震え、ふとんやタオルの上で

丸くなったまま、動かなくなってしまうのです。

上からタオルケットやふとんをかけてやっても、震えは簡単には

治まりません。結局は抱き上げて、暖めてやらなければなりません。

短毛のらくには、自分の被毛で外気温から自分の体温を維持する

ということができないようなのです。またらくは、どんなに爪を手入れ

してやっていても、後ろ脚でお腹や胸、脇などを掻き始めると、わり

と簡単に血が滲んでしまいます。皮膚病などは一切ありませんが、

皮膚そのものは弱いのでしょう。そういうわけで、らくは服を着たまま

です。一方で、小さい頃には服を着ていたうたは、服を着させられる

ことが嫌いで、最近は服を着ていません。


一度服を着せてしまうと、着替えさせる時に服を脱いだまま家中を

駆け回るらくの姿を見ると、なんだか違和感を感じるようになって

くるようになるので不思議です。

むかしは理解できなかったワンコに洋服を着せることにも違和感が

なくなったことも含めて、慣れとは怖いものです。


  

2002年6月9日、サッカー・ワールドカップ日韓共催大会において
日本チームはワールドカップ史上初めての勝利を挙げた。
我が家ではうたとらくが“公式ユニフォーム”を着て、
“12人目の選手”として声援をおくった(…のかなぁ?)
(うた:11 months / らく:5 months)

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