Life with Dogs 

Vol.01 - 19 Sep. 2004

ワンコと人間の大きな差のひとつとして、しっぽの有無があると思い

ます。

当たり前ですけれど、どんなワンコにも必ずしっぽがあって、どんな

人間でも絶対にしっぽはありません。


ワンコのしっぽは、なかなか表情からでは読み取りにくいワンコの

感情を、わりと簡単に知ることができるバロメーターみたいなもの

です。

興奮していたり集中している時にはピンッとしていますし、嬉しい時

は左右に盛んに振れています。くつろいでいる時はにしっぽからも

力が抜けていて、なにかに恐れをなしている時は、慣用句にもある

通り、しっぽを巻いています。この場合、“巻く”というのは、しっぽ

そのものをひねることではなく、お尻の穴を隠し、場合によっては

後ろ脚の間にしっぽ挟んで、先端はむしろ前を向いちゃっていたり

します。もうこんな体勢になってしまうと誰が見ても“へっぴり腰”の

状態で、相手がワンコの場合はもうこれ以上襲われることはありま

せん。但し、一度こうなってしまうともうこの2匹のワンコの上下関係

が逆転することはありません。しっぽを巻いた方が“負け”なのです。


人間にしっぽがあったならどうだったろうかと思います。

人間にしっぽがあったなら、ウソはつかなくなるだろうなぁ。

平和な世の中が続いていたのかもしれないなぁ。




しっぽだけ写すのって、意外とむずかしい
(らく:2004.09.19 2 year & 8 months)

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