31. スタッフ・トレーニング

スタッフ募集はやきもきする一番のことです。クリニックのハードについては、ほとんど予定通りに進みますが、人員は相手がいることなので、予定通りにはいきません。これまでにも書いてきたように、知り合いに頼む、人材バンクを利用する、一般に募集をかけるなどが主な方法です。知り合いに頼む場合は、たいていベテランになってしまうので、気心がしれてすぐになじむ反面、人件費は高くなる。人材バンクは、確かな人材を紹介してもらえますが、紹介料などに出費がかさむ。募集をかけると多くの応募が期待できますが、まったく未知数の人の応募があり、人を見る目が必要。いずれも一長一短でしょう。最終的には、今回はそれぞれの方法からスタッフを集めることができ、結果としてバランスのとれたスタッフが揃ったと思います。今度は経営者としての自分が試されるのか、と思うと、これが一番つらいかも。ちなみに募集するならタウンワークがいいという巷の噂は本当でした。一番応募が多い。そのかわりいろいろな業者も食いついてきますが・・・。

さてスタッフが集まったところでトレーニングというものが必要になります。クリニックのシステムを作り、全員が同じ気持ちで動くことが必要です。そのためには、それなりの練習は必要です。特に電子カルテの習得が、自分のクリニックでは最大のポイントです。全スタッフが受付と会計は最低でもできる必要があります。さらにいろいろな機器の使い方を習得しなければいけません。さらに、実際の患者さんの来院を想定してのシミュレーションの計画を立てて行くことも必要になります。このあたりは、メディカル・コンサルトの関口君がもてるノウハウを駆使してたたき台を用意してくれました。設計の荒川さんやシステムの中条さんもちょこちょこ顔を出して、最終調整に余念がありません。税理士の小田先生もやってきて、今後の打ち合わせ。これまで一緒に計画を推進してきた方々が、最後の直線に入ったところで再集結という様相です。保健所に開設届けの提出。社会保険関係はメディカル・コンサルタントにおまかせ。本当に頼もしい方々です(ヨイショ!!)。この直線を無事に乗り切れるかは、トレーニングの結果次第。

そうそうゴミの山ですけど、内装施工業者にお願いして片付く見込みが立ちました。よかった〜。