28. 工事最終局面

さすがに3連直はこたえている。メディカルコンサルトの関口君とは断続的に打ち合わせを続けているが、その主な内容は雇用問題と広告問題。今時、なかなか人が集まらないのはさすがにあせりを覚えます。最初は根拠の無い自信だけで走っていましたが、さすがにここに来て現実の不安が赤丸急上昇、微妙なバランスです。実は、この前夢を見ました。寝ているときの夢ですよ。さぁ、診療をしようとしたら、パソコンに電子カルテのアイコンが無い。エクスプローラを開いても、プログラムが無い。あーどうしよー!! という、恐怖リアリズム体験でした。

広告については、駅の電飾が開かないのでポスターを貼ることにしましたが、ここに来て電飾が空いたとの連絡。えー、そんな。もう予算に余裕は無いよ。でも、これがいい場所なんです。最初に認知度を高めるのと、後からでは雲泥の差。ここはがんばって契約しましょう。理学療法士さんのあてがついたのは、ホッとする話です。ただ来年の話。知り合いにお願いして、何とかしばらくお手伝いしてもらうことにしました。まだまだ頭を下げることが山ほどありそうです。頭をさげれば解決するなら、どんどん下げますよ。

そうこうしているうちに、ハードは完成しつつあります。他とあまり比較できませんが、自分の知る限りかなり凝っている部類に入るでしょう。手前味噌ですが・・・だって天井は上げて飾りを入れているし、結局壁・床・天井で元々の部分はほとんどなくなっちゃいました。照明も間接が多くて、いい感じです。これは荒川さんの設計作品の代表作になれるかも、というのは言い過ぎか。自分もデザイン関係については、予想以上に各所で評判で、けっこう気を良くしている。場合によっては「あすなろメディカルデザインハウス」を立ち上げようかという勢い。まぁ、今はそれどころじゃありませんけど。次は大型機械の搬入です。

部屋がほぼ出来上がり、他の場所で作られていた家具類が運び込まれました。どんどん設置されていくので、あっという間に出来上がっていきます。左から受付、診察室(宗定原案を踏襲)、処置スペースの棚、サーバー室は天井から床下からぐちゃぐちゃにケーブルが引き回されとぐろ状態、そして自動ドアの取り付け、最後に取り付けられたトイレ、という具合です。工事が始まって6週+4日。下は受付ができるまで。枠をくんでボードや板を張ります。壁・床張り後に作りつけ家具を設置して出来上がり。