富山の市内線と黒部峡谷鉄道
今回は富山地鉄市内線と黒部峡谷鉄道を
楽しんできました。それにしても暑い!
2023年5月16日~18日
16日朝6時に家を出て 7時20分の新幹線に乗ったら
10時には快晴の富山駅前に立つことが出来ました。
先ずはデ7000形を改造したレトロ車を確実に撮ることにしました。外観は他のデ7000と変わりませんが、車内に入ると驚きです。
綺麗に改装された富山駅前には、日中は頻繁に7000形がやってきます。新型の間を縫って、1、2系統は50分くらいで帰ってきます。
広告看板もこの程度なら仕方ありません。奇麗なツートンのデ7000です。線路周りは綺麗な花が咲いていて、ベンチもあり心が和みます。
基本はベージュ色ですが、これは赤いラインが入っています。この7016は、広告がなく、とてもすっきりしていて好ましい電車です。
とりあえず、何枚かはこのレトロ車を押さえましたので、今度は乗ってみることにしました。デザインもシンプルでとてもいい感じです。
レトロ車とは言え、一般客も乗れる電車なので、運転台周りは特段変わっていません。7000形は全て吊り架け式です。
昼の乗客は学生が主。観光客を入れても7人。これで採算はとれるのでしょうか。(もっとも日中ですが) 木製の座席と折り畳みテーブル
に驚かされます。本やPCを置くにはいいかもしれませんが、座席数が少なくなります。短時間だから乗客は慣れっこ?木製床が汚いです。
途中駅で降りて富山駅行に乗り換えました。ICカード(PASUMO)が使えるのでとても便利です。屋根上まで広告付きのイタリア式
電車も走っていて、運転席脇から走行中に撮った1枚です。尚、地鉄1日乗車券は市内線も乗り放題で断然お得です。 広貫堂前電停
富山県警と協力してラッピングをした「パト電」。女性運転士でした。何人かいます。
余りの熱暑で、早めにホテルに戻り、汗を流した後、再び夜の富山駅前に出かけました。ここは信号があるのでスローシャッター
と絞りは(解放だと2.8ですがピンが甘くなるので)f 3.5程度で、十分撮れました。しかし夜は7000形は多くが車庫入りします。
ベージュ色は明るいので撮れるのですが、このレトロの濃いグリーンはこれ以上出ません。車内の白熱灯がレトロの雰囲気を出しています。
二日目は 黒部峡谷鉄道の宇奈月まで行く予定です。朝、駅前に行くと、広告なしの7016号が丁度来たので、咄嗟に撮りました。
このカラーリングの広告なしは、レトロに劣らず秀逸だと思います。普通の路面電車ですが、もっと狙えばよかったと後悔です。
今日は富山地鉄で黒部峡谷鉄道に
電鉄富山駅に来たら この看板展示は見ないと。喉から手が出るほど、貴重で欲しい看板ばかりです。
なお、前述の地鉄1日乗車券は市内線は勿論、宇奈月までも乗り放題で 往復よりもかなり安いです。
単線なので途中駅で数分停車。元京阪ですが、鳩マークがついていると思ったら、付いているのは1編成だけだそうです。
さて普通電車で、1時間40分かけて宇奈月駅に到着。黒部峡谷の駅は100mくらい先にあり、その駅前に凸形ED11が展示されていました。
宇奈月から出る列車は午前中が順光なので、極めて撮りにくい構図ですが、強引に川を入れて撮りました。トロッコ列車の宇奈月駅出発です。
駅から続く遊歩道を散歩して撮影場所探しましたが良いところはなく、遊歩道のトンネルの中は涼しいので、ここで休憩がてら欅平行を撮りましたが
全くいい写真にはならず、第一、列車が隠れてしまっています。途中で何人もの外国人観光客に出会いました。こんなに多いとは思いませんでした。
あちこち撮影地を探している間に、すぐ太陽は回って順光になりました。重連機関車は臨時便や工臨もあるので本数が多く、足リるのでしょうか?
宇奈月駅に向かう鉄橋のお立ち台(私一人)に戻ると予定外の列車が。見ると凸型のEDではないですか!回送でしょうか?ラッキーでした。
最後は、黒部川と鉄橋全景を入れた俯瞰写真で決めました。これから欅平まで行っても、帰りは富山まで遠いので、これで二日目は終わりにしました。
3日目は暑さで疲れも出たので、万葉線は諦めて、好きな7000形だけ撮ることにしました。帰りは2時過ぎの新幹線です。
まずは、見直した7016号を堀川小泉電停まで撮りに行きました。ここには陸橋があって、上から狙える唯一の場所です。
跨線橋はここしかないので仕方ないのですが、日陰に逃げられないので、じっと猛暑に耐える以外にありません。レトロ車が来ました。