鉄 道 風 景
③
東北はJRも私鉄も随分行きました
「東北シリーズ」の最後になります
■羽越・奥羽線
羽越本線の名所、小岩川~温海間に寝台特急「出羽」を撮りに行きました。ローズピンクのEF81。こんなのが走っていたんですね。
これは寝台特急の「あけぼの」です。奥羽本線・大釈迦~鶴ヶ坂の有名な直線区間です。ED75 牽引の列車を全編成入れて撮れる場所です。
今は新幹線主流の路線になってしまった、もと奥羽本線・板谷駅を通過する特急「つばさ」。右下はスイッチバックの引き上げ線です。
ここは有名な庭坂のカーブです。ここから急勾配に挑みます。ちょうど稲刈りの最中で、上からカラフルな光景を撮ってみました。EF71+客車2両!
■五能線
ここは有名なお立ち台で、一度は行って見たいところでした。奇岩の向こうには日本海が見渡せる絶景地で、ワイドだと地球が丸く見えます。 深浦~広戸
この日は快晴だったので、海の見えるところを探しました。ここも国道から撮れる安直な場所ですが、日本海を美しく眺望出来ます。民家が数軒の驫木駅付近です
。
改造車ですが「リゾートしらかみ」が3両編成で登場のころです。当時としてはローカル線を走るには奇異な車両に見えました。 岩館~大間越
■八戸線
早朝、太平洋の見える海岸線に行きましたが、朝靄が濃く、鮮明には撮れませんでした。この日は曇りの不安定な天気でした。 陸中八木~有家
一駅手前に移動して、違う角度で狙ってみました。海を入れて撮れる所は多くありません。ここもファンが多く来るようです。 宿戸~陸中八木
昼まで粘っていたら、キハ48のカラフルな観光列車が来ました。これは新幹線八戸開業で「うみねこ」として登場した簡易改造観光列車です。
更に正面には丸いヘッドマークが付けられて、ここで撮れてラッキーでした。改造車とは違う初期のリゾート列車です。 陸中八木~有家
■花輪線
花輪線の春。キハ58が国鉄色になったと聞いて出撃しました。前の2両だけでいいのに
4両で来ました。2002年4月で山桜がまだらです。 もう20年以上も昔!
八幡平~湯瀬
蒸気機関車の時代は龍が森駅でしたが安比高原駅と名前が変わり、思い出も薄れました。昔のスキー場のゲレンデに登ってみると、天気も良く
岩手山が間近に望めて素晴しい光景が撮れました。しかしバブル景気の後で山は切り開かれ、リゾート地に変貌していました。
2002年4月
■南部縦貫鉄道
2000年を前にして休止された夏の南部縦貫鉄道のレールバスです。何回か乗りましたが、脱線するかのような激しい揺れでした。
現役時代のレールバス。七戸駅に到着です。左端には廃車になったキハ10-3形・半ボギー車が置いてあります。
全線廃止された後は雨風にさらされ、2002年4月に訪れた時はまだ解体されず、このようにボロボロの車体になっていました。
車庫からモーターカーで引き出したようで、貴重なもと国鉄のキハ10形です。まだ自走できるように見えました。今は保存会
の手でレールバスと共に七戸構内で美しく保存されているようです。レールバスは動態のようですが、これはどうでしょうか?
まだ写真はたくさんあるのですが
とりあえずこれで終わりとします
三陸鉄道にも行けばよかったと後悔しています