ポルトガル・シントラのトラム


大西洋岸に向かう開けっ放しトラム
 

2024年5月9日〜10日
 

色々調べてみてもよく分からないトラム路線が、リスボンの西端、シントラの町から太平洋側に向かって約11キロを走っています。どこが出発駅なのか、終点はどこなのか、そして車両の車庫はどこにあるのか、など分からないことの多いマイナー路線です。ただ、どうやら窓のない屋根だけのオープン・トラムがこの時期走っていることだけ分かっています。そしてようやく見つけた時刻表。平日は何と3往復。ただ、車庫から出庫した電車は一旦シントラ駅に向かい、そこから折り返すので、効率良く撮れば2日で6本以上は撮れる筈ですが、その車庫すら1日目は分からない、謎の路線でした。写真も余り満足のいかないものばかりで、どうしても同じ角度でしか撮れませんでした。
 
 

 


これは朝の1本目、車庫から出てシントラ駅に向かう「おまけ写真」です。道路にべったりくっついて走っているので正面勝ちは避けられません。とにかく初めての写真です。

 
 
 
 
 

その1本目のシントラ発プライア・ダス・マサス行きが来ました。横狙いで望遠で撮りました。朝なので乗客は数人しかいません。この路線はまず横から撮れる場所は見つかりません。


 

  


 
もう何本目かも忘れました。シントラ近辺では、光線の具合にもよりますが、後追いのド正面くらいしか撮りようがありません。これをクルマで追いかけてみました。

 

 

 
 

追いついてなんとなく、道路沿いとは雰囲気の違うコラレス駅に着きました。上の後追いで後部座席に座っているふたりの女性も写っています。

 

 
   



これもシントラに向かう回送で、車庫とシントラの間で撮ろうとすると、どうしても道路ギリギリの正面写真となってしまいます。






 


 

これも何本目かわかりません。並行する道路には車を止める場所がないので、余計場所探しに苦労します。車掌さんは乗客の展望の邪魔にならない様、こんな格好でいます。








どうしても道路から少し離れて、雰囲気を変えようとすると、やはりコラレスの付近になります。南国風景観です。反対側もいいのですが、完全逆光になってしまいます。






 
コラレス駅を出発するシントラ行き。快適な乗り心地を期待してはいけません。木造ベンチに、ホイールベースの短い単車!揺れるだろうなあ。


 
 
  
 

想像していたより、いい撮影場所はなく、これは2日目のプライア・ダス・マサス行きです。車両は赤の6号車に変わっています。車庫の場所をやっと見つけた
のですが車を止められる位置から結構急坂なので諦めました。ちょっと物足りないシントラの撮影行でしたが、時間もないのでもうここで終わりとしました。


 

良い場所もなく帰りの飛行機の時間もあり
ここで半煮え状態ですが終了としました。