夕刻に上武佐駅に立ち寄りました。ここが映画のロケ地です。まだ生きている時代の駅舎で、有人駅でした。
上り332Dです。突然雨が降ってきました。よく見ると左手に駅員さん、単行の車掌さんが手を振っています。35年前の風景です。
別海町の街並みを通り過ぎるとすぐこのような、いかにも標津線らしい場所が点在します。私は標津線本線より、こっちの厚床方面の支線の方が良い
撮影地が多かった気がします。別海は綺麗に整備された街並みが続き、支線の中では厚床よりも大きい町だったのではないでしょうか。 別海〜平糸
これは最終日に走ったDD16 48号の牽引する「さよなら列車」です。「まりも」の昼の間合い利用でした。私はここはてっきり奧行臼と別海の間と
思っていましたが、仕業を見ると最初は標茶から入っています。本線で真横から撮れる場所ってどこでしょう?最初に根室標津に向かう列車です。
これが現役時代の奧行臼駅です。この駅は別海町の有形文化財として指定され、今でも残っています。
ここは、間違いなく奧行臼から厚床に向かう道路の上から撮ったものです。この「さよなら標津号」は午前中で厚床に戻って釧路に帰りました。
1980年代の日常の厚床駅です。ここから標津線中標津行が出ていました。珍しく三本の列車が並びました。右端は根室本線下り、左端が上り
でここで列車交換です。真中の単行列車が標津線です。今は駅舎側ホーム1線で寂しい駅になってしまいました。駅前に食堂もあったのです。
以上とても懐かしい思い出の写真ばかりです。今は全て跡形もなく
ここに列車が走っていたことすら知らない人が多いことでしょう。