ロンドンのルートマスター
2016年9月
2016年8月末からロンドンに2週間ばかり滞在しました。 その間、ロンドン観光をしたのはもちろんですが、私が一番気になっていた、ダブルデッカーでボンネットのビンテージバスが、一説によるともう定期運用はなくなって、観光用か記念スペシャルでしか走らない、と聞いて果たして現役の走行を見れるかどうか、一抹の不安がありました。 とりあえずロンドンの中心部に行きましたが、それらしき姿は見えません。仕方なくバスのインフォメーションで「まだビンテージバスは運転しているか」と尋ねると、わざわざ調べてくれて「今日はトラファルガースクエア付近を走っている」との嬉しい返事が返ってきました。 さっそくトラファルガー広場に行き、バス停で待っていると、15番に入って走っていることが分かりました。 良かった! まだ現役で走っていたのです。 滞在中に2回ほど中心部にこのビンテージバスを追い掛けて、撮りまくりました。 もう終焉近いことは間違いないようですが、間に合ったことはラッキーでした。これぞロンドンというバスをご覧ください。 なお、場所は特記以外は全てトラファルガー広場近辺です。 |
初めて見たロンドン名物のダブルデッカー・ビンテージバスです。15番運用に入っていました。
広告の赤いKの文字の下の部分が、女性用のハイヒールに形どられています。おしゃれですね。
横から見ると形状が良くわかります。タイヤが汚いですね。英国は日本と同じ左側通行です。
これが「スペシャルバス」です。どうやら結婚披露の特別仕立てのバスのようです。場所はタクシー内からなので不明です。
クラシックな建物の背景に、とてもマッチしています。乗降は後部のオープンデッキからです。これには車掌さんがいます。
このバスには例の赤い広告のKの文字が入っておらず、オリジナルの塗装です。まだいたんですね。驚きました。
後ろから見ると乗降のデッキ部分(左側通行なので左側にあります)が削られているようで、奇妙なスタイルに見えます。
ボンネットのカバーも浮いていて、だいぶ傷んでいるのが分かります。広告なしのバスはなかなか来てくれません。