欧州の路面電車

あれこれ撮った各都市路面電車


私は渡欧すると必ずその都市のトラムを撮りました。もちろんついでに撮ったのも
多いのですが、最初から狙いを定めてそのトラムだけを狙ったものも多いのです。
例えば、ミラノの通称「ベントット」、チェコの古典トラム、リンツの登山電車、
そして英国ブラックプールの古典電車などは、最初からそれが目的で行きました。
ウィーンにも立な古典トラム博物館があり、お金を払えば走らせてくれます。  
この時は、まだ少し残っていたE1、E2形を狙いに行きました。あとは、たまたま
撮れたというものもあって、余り自慢はできません。もう一度くらい行けるかな。



欧州の思い出のトラムです


 

イタリア・ミラノのベントットです。初夏なのに暑い日でした。2日間かけて、10、19系統を走っていたベントットを撮りました。 







ご存知のスペイン・マヨルカ島のソーリェル路面電車です。常夏の海岸べりを中間に2両トロッコを挟んで走る、もう今は完全な観光鉄道です。







オランダ・アムステルダム中央駅前のトラム乗降場です。朝8時に行ってみましたが、新型ばかりで面白くもなく、こんな撮り方をしてみました。







これがアムステルダム中央駅前とは思えない様なシンプルな市電の発着所でした。小雨そぼ降る暗い朝でした。あまり写欲が湧きません。








オーストリア・ウィーンのE2形トラムです。ウィーンの中心部の美しいところで、もう引退間近なE2形を待ちました。







そもそももう台数が少ないので、なかなか旧型は来ません。国会議事堂前まで歩いて、やっと来たE2形を撮りました。







ブラックプールタワーをバックに、ヘリテージ電停から出発するダブルデッカー。







ブラックプールでは、発車したトラムのポールが外れ、車掌さんが長い棒で、架線に戻している面白い光景が撮れました。







ドイツ・ベルリン(アレキサンダープラッツ付近)の新鋭のバリアフリー低床車です。周囲の厳かな建築物とは不釣り合いに見えました。






 
 
私は詳しくは知りませんが、今もベルリンにはゴータの動態保存車があり、年に数回は走るようです。旧東独地区なので、ビルが西欧風ではありません。







当時はベルリンに次ぐ東独第二の都市ドレスデンの市中のトラムです。タトラばかりでしたが、サイドにDDRのマークがついています。








東独三位の都市ですが、一番の観光地でもあったライプチヒ。ここはゴータが主流で、タトラは不足していたようです。 いずれも1977年








これはフランクフルトの路面電車です。この少しのエリア内が専用軌道になっています。なんとまだ昔のPt形ツートントラムが走っていました。








オーストリア・リンツのペストリングベルグ鉄道です。街の中心のハウプトプラッツから街はずれのウルファールまで、路面を走ります。







これはチェコ・プラハのトラムイベントで走った2172号です。手前はモルダウで、畔に立つ荘厳な「国民劇場」を入れて撮りました。車に被られる直前でした。








同じくプラハ・トラムイベントで走った5062号が単行でプラハ城まで登ってきました。ここが下り線だけ専用軌道になっているのは急勾配を配慮してでしょう。







ここはポーランドのヴロツワフの駅前です。駅前ホテルに泊まったので部屋からトラムの写真が撮れました。夏の夕方でした。







ポーランドではヴロツワフからクラクフのアウシュビッツ収容所を見学に行きましたが、クラクフでは思いがけずE1風のトラムに出会いました。







無謀にもスロヴァキアに立ち寄りました。首都ブラチスラバにこれまた荘厳な国立劇場があり、それと数少ないタトラを入れて撮るためです。







これはちょっと古く、1975年に西独の01-10を撮りに行ったとき立ち寄った、ビュルツブルグのE1です。駅の壁に昔のDBマークがついています。



というように、私の欧州都市のトラム行脚は
終っています。各国路線は結構多くを撮って
まとめているので別項写真もご覧ください。

 

 

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