リスボン・アルファマ地区のトラム


小さな国の小さな路面電車
 

2024年5月6日〜8日
 


 
■アルファマ地区のトラム




ブタペスト早朝5時、ホテル近くの空港往きシャトルバス停にはすでに先客が並んでいました。みんなポルトガルに行くとは限りませんが。



 
 
 
 
 

憧れのリスボンです。正直なところ、地図を見てもどこからがアルファマ地区なのかわかりません。だいたい今自分がどこにいるのかもわからない状態です。電車に乗れば
知っている乗降場で降りればいいのですが。従ってここがどこなのか書けません。とにかく乗って、撮れそうなところで降りるしか手はないのです。タクシーは無理です。



 

  


 
リスボンの街はどちらかと言うと「ビデオ向き」かもしれません。スマホビデオで撮ってみましたが、騒音ばかりで肝心な吊り掛け音など聞こえません。

 



 
 
 

ここは電車交換用の複線部分です。信号があって青にならないと発車できません。この先の単線区間に対抗電車が入らない様、後ろの電車が追いつけば、常に後に付いて一編成として運転します。
数両はつながります。左の棒状のものが信号機です。どこかで集中オペレートしているのでしょうか。次の交換地点まで対向車を来させない様、車両の位置を把握し、信号を操作するのでしょう。


 
 
   



クルマのいないタイミングを見計らって、こんな写真も撮れます。ここから急勾配を登っていくうしろ姿です。シャッターの切り時が難しいです。







 

ここもどこだか分かりません。急坂に交換用電停があります。狭い路地を走るので、昼でもビル影や光線に気を付ける必要があります。









丘の高いところには豪邸と教会がそびえます。この後もっとアルファマらいところを探します。







 
これがアルファマ地区の典型です。急勾配の交換駅で手前には電車が待っています。やがて3両が続けてやってきました。先頭は女性の運転士でした。




 
 
  
 

線路脇には平地の小さな公園もあり、そこからはこんな上からの写真が撮れます。50mほど手前で、公園の入り口と線路のある道路が並ぶ急坂です。



 





ズームアップしてみました。邪魔物も多く、また車が被ったり、結構シャッターチャンスは難しいです。ここには1時間以上はいましたが、満足のいく写真はありません。









ただ乗りです。しかし危険ですね。女の子かな?浮浪者はよくやります。








貸し切りの名物「赤のトラム」がやってきました。私はこれが一番好きです。駐車のクルマが邪魔ですね。でも、このごちゃごちゃがアルファマなのかも。









座席分しか乗せない貸切車が2両続けてきました。本当は右側から撮りたかったのですが、車が来てしまいました。後ろの車両や光景が半切れになりました。嗚呼!









よくもまあ、こんな狭いところを走りますね。住民は慣れっこ?








これが貸切予約電車です。やっと斜めサイドで撮れました。とても粋なトラムなのですが、ポールとパンタを使いわけています。複雑な屋根上を隠しています。










たまたますいている逆方向の電車に乗りました。運転士のハンドルさばきは見事ですが、気を遣って疲れるだろうなあ。









そして夕刻のマルティン・モ二ツです。営業運転を終わったトラムが休んでいますが、すでにパンタに変えられています。昼の喧騒が嘘のような雰囲気でした。





もっとアルファマらしい特徴を捉えたかったのですが
なにぶん初めてで「場所探し」だけで終始しました。
もし次回があれば、余計なものを捨てリスボンらしさ
だけを表現したいと思っています。




リスボンケーブルカーの、ビカとグローリア2線に行ってみました




まずは最も急勾配のグローリア線に行ってみました。すごいですね。15m車より短い車両で前後にこれだけの高低差があるのです。ここは石畳を走ることで有名です。










ここは途中でカーブがあり、且つ最急勾配と言うのが凄い。たったこれだけの距離で、屋根上が丸見えです。前面下部が削られているように見えます。








単線の途中の交換場所です。並びを撮りたかったのですが、特に邪魔物はなく、歩行者だけでスッキリ撮れました。こんな「ウマヅラ電車」は初めて見ました。








次は場所を変えて、ここはケーブルカーでは一番人気のあるという、ビカ路線に来ました。駅から出発すると、ズルズル顔を出してくるところを1枚です。







ここは割と広い道路幅なので、危険ではありません。太陽光は右から来て、車両に影ができますが、曇るまで1時間ばかりねばりました。







乗っているお客は必ずこちらを向いてスマホ撮影や手を振ったりします。こっちは逆にそれを狙ってシャッターを切りました。こんなのもいいかも?



リスボンではたくさん写真を撮った
ので機会があればもっと貼ります。