プラハ旧型トラムの記録
 

チェコのプラハでイースターの前夜祭とも言える、チェコスロバキア時代からの100歳の古い貴重なトラムが 4月13~15日にかけて走ると言う情報をもらって、欧州旅行の2日間をそれに充てました。プラハ交通局の担当女性と事前に打ち合わせを何回もしたのですが、先方も臨時列車を1日4本も走らせるので、詳細な時刻と日替わりのコースを設定するのは難しいらしく、結局、出発・到着の時刻と場所しか分からずコースは想像するしかありませんでした。従って数本撮り逃したのもありましたが、結果的にはまだ走っているタトラをはじめ、貴重な古いトラムの写真が たくさん撮れたことは、とても満足に思っています。最後まで親切に協力してくれた現地関係者の皆さんには厚くお礼を申し上げます。

 
 
プラハの2日間は天気も悪くとても寒い日が続きました
 

 

 
2日間は曇りや小雨でとても寒く、天候には恵まれませんでした。まずは確実な出発地であるDEPOTに行って見ました。旗を頭に付けた2172号が付随車を従えて出てきました。
 
 
 
 
 
 

 
 順不動ではありますが、これもDEPOTから出庫する単車の3063号です。小雨が振っています。本線に入るため道路をクロスするので運転士は慎重でした。
 
 
 
 
 
 

 
急曲線を描いて本線に入って行きます。これは前頭屋根に40と言う数字を付けています。これで40系統を走るコースと言うのが分かります。
 
 
 
 
 
 

 
コースが分からないので乗客を乗せる「プラハ城駅」まで歩きました。乗客を乗せる時間は分かっているので、 駅の手前で待ちました。

 
 
 
 
 

 
ここで乗客を乗せた後、どこともなく出発していきました。あとのコースは帰りの時刻を見て想像する以外にありません。
 
 
 

 
 
 

 
雨模様なのにプラハ城の付近は混みあっていました。これは後追いですが、思いきり通路から望遠で撮りました。運転士が観光客に手を振っています。
 

 
 
 
 
 

 
最初に出発したトラムの「プラハ城駅」到着時間は分かっていたので、旧市街から登り急勾配を登ってくる旧形トラムを狙いました。ここは専用軌道になっています。
 

 
 
 
 
 

 
ここで乗客を降ろしたあと、回送で車庫に戻りますが、記念にベテラン乗務員の記念撮影をしました。帰国後、この写真はメールで担当者に送りました。
 
 
 
 
 
 

 
本当はプラハ城をバックにマーネス橋を渡る古典トラムを撮りたかったのですが、残念ながらそのコースはなく、後追いで1本ありましたが、とてもリスクが高いため、しかもお尻に付随車を付けていたら写真になりませんので、荘厳な国立劇場前を通過する姿を撮りました。これもとても被りの危険が高い写真でした。

 

 
 
 
 
 
 
 
電車はけっこう混んでいました。観光客はこれが走ることを知らなかったのでしょう。主としてトラムに愛着を持つ地元の乗客が多かったようです。
 
 
 
 
 
 

 
これは走行時間から判断し、折り返し点を想像して行って見たら、見事にやってきたコース不明の電車です。場所は旧市街 Namesti の電停です。
 

 
 
 
 
 

 
正直なところ、他ははコースが分かりませんので一番確実な「プラハ城駅」で待機しました。走行写真が一番なのですがとにかく安全を期して。
 
 
 
 
 
 

 
これはDEPOTから出庫したあと、短絡線を右折する手前の分岐点ですが、客を乗せているので直進します。わざわざ押しボタンで信号を赤にして止めました。そうしないと右側通行の手前を車が被る恐れがあるからです。堂々と横断歩道を渡って反対側からも撮れます。本当は右側通行なので、向こう側が正式な形式写真かもしれません。
 
 
 
 
 
 

 
車庫入りする回送電車が多くなったので、DEPOTの前で待ちました。入庫するのに道路をまたぐため、車掌さんが身を乗り出して並走する車を制止しています。信号がないのです。
 
 
 
 
 
 

 
しつこく入庫する場面も撮りました。これも40系統の運行電車でした。とても古典トラムとは思えない綺麗な外装で、独特の塗色です。来て良かった!
 
 
 
 
 
 

 
屋内の車庫に入る手前で運転士さんの厚意で車内に載せて貰いました。左が
コントローラー、右がハンドブレーキです。 床下にはペタルが。 何でしょうか?
バケツに入っているのは多分砂で、坂の多いプラハの街には必須のモノです。
 

 
 
 
 
 

 
せっかくなので、隣接するミュージアムに入ってみました。ウィーンに勝るとも劣らぬ素晴らしい古典電車が美しく保存されていました。今でも動きそうです。
 

 
 
 
 
 

 
もうこうなると、いつの時代か、どういう生い立ちの電車なのか全く分かりません。しかもチェコ語なのでさっぱりですが、美しく保存しているのには驚きました。
 
 
 
 
 
 

 
トラックが置いてあったので、よく見ると、屋根上に木製で人が載れる台がついています。多分事業用の架線検査車ではないかと思われます。
 

 
 
 
 
 

 
旧型ではありませんが、プラハ城をバックに、まだまだ健在のタトラをマーネス橋から撮るのが夢でした。ここはカレル橋と同様に観光客が多くそれもまた絵になります。
 
 
 
 
 
 

 
旧型を待つ間はタトラ専門で撮りました。タトラはチェコのメーカーなので、いまだに多くのタトラ車が至る所で走っています。でも今のうちでしょうか。
 

 
 
以上とても楽しいトラムの祭典でした