大井川鉄道・昭和後期からの変遷


蒸気機関車や古い電車の時代からの記録
 
 

 ■過去の車両 
  
 

元近鉄名古屋線の特急車でしたが、格落ちで最後は養老線に、そして1995年に大井川に来ました。420系の形式で3扉に改造されていますが、特急色を復活させました。
 



 
 
 

堂々とした車体はとても風格がありました。ただなぜか、終日運用に入るときは少なかった気がします。捉まえにくい車両でした。


 

  


 
大井川鉄道の電車の魅力は、他社からの譲渡前のオリジナル塗装で使用していたことです。ですから大井川鉄道カラーと言うのはありません。
 
 

 
 
 


神尾駅は国道から急な崖をかなり降りたところにあって一度は行って見たい駅でした。周りには何もありません。400形が来るのが分かっていたので、行って見ました。 
 
   

 

 

これは西武鉄道から来た351系を改造した313編成です。312編成もありましたがこの時には姿は見ませんでした。 夕日を浴びて茶畑を走ります。


 
 
 
 


大井川鉄道には本格的な鉄橋がいくつかありますが、ここが一番撮り易かった崎平〜千頭の崎平寄りの鉄橋です。この間は千頭側にもう一つ長い鉄橋があります。





 

 
ここも鉄橋ですが、下泉駅を出発した金谷行電車は、すぐ大井川の支流の短い鉄橋を渡ります。313編成です。春は桜が綺麗な駅でした。

 
 
 
  
 

 
ここは有名な笹間渡の鉄橋です。並行している国道から俯瞰気味に撮りました。ちょうど2両がポールの間に収まってくれました。

 
 
 
 
 


桜満開の時期に行きましたが、ズームカーは洗浄もされない汚い車体で来たのが残念です。 家山    (以下の3枚は現存車両です)

 
 
  
 
 

 
いっとき、南海の元ズームカーはこんな塗装に変更されていました。何かのPRでしょうか。オリジナルを大切にする大井川にとっては異例だと思いました。 下泉駅








朝の抜里駅です。今日の車両の運用をここで見ていました。まだ春早い早朝で、通勤・通学の人が数人乗るだけでした。本家では廃車になった、もと近鉄特急車です。





 


つい少し前の写真です。家山は凄い人出で、まともに桜が撮れませんでしたので、近くを歩いて桜を見つけました。元京阪の特急車で美しい姿でしたが惜しまれつつ廃車になりました。








310系電車です。1970年に名鉄(3800系)から譲渡されました。まだ3829の名鉄の車番が残っています。ライトも1灯、マーク以外は原形を残しています。 笹間渡〜地名








これまた北陸鉄道のアルミカー6010系です。車番もしらさぎマークもそのままです。素晴らしい! 下泉駅








地名駅で交換する旧型車。名鉄車はまだライト1灯、急行に使われていました。西武車は312Fか313Fか不明ですが、方向幕式でした。こんな時代があったんですね。







千頭には井川線のDB1が客車2両で到着。連結器を外すところです。いくらでも見れた加藤製作所製のDB。このころはまさに地元民の足だったんですね。








KATO WORKS製を見たくて千頭駅で遊んでいました。1970年代です。このDB1は窓の形が後年の8、9号と違っていて、ボンネットからも煙突状の棒が出ていました。ドラムは軽油補給器?








このDB1は後年撮ったもので、運転台窓の形状が異なっています。ナンバーを書いてくれていればわかるのですが。8、9号はこの形だったと思います。観光客などいません。








おなじころの写真です。珍しくDD100形(日立製)がやってきました。小学生の遠足用の臨時列車だったかもしれません。これを撮れたのは幸運と言えましょう。





■蒸気機関車



蒸機運転開始時の機関車C11227号です。標津線から来ました。今は動いていません。 地名付近








笹間渡鉄橋で雨の中を待っていると、突然回送が来ました。この312号は2007年に廃車されています。この場所は今は温泉になり、ここでは撮れなくなっています。








上りの金谷行きはバック運転のため、面白くもないので流してみました。ちょっと失敗していますが。このC10は貴重で古いのに今も元気に走っています。








普通の撮り方では平凡すぎるので、ワイドにして引き付けたら、鉄柱ポールに掛かってしまいました。デフなし、リベットのテンダなど魅力たくさんです。 青部〜崎平の鉄橋








国道の大和田付近の「お茶ぼっこ」喫茶店のすぐ脇から俯瞰してのC108の列車です。これが来ると嬉しくなります。末永く頑張って欲しいものです。









これは夕方でもあり、もう多少変色していますが、なんとかC56を撮った1枚です。今は全検待ちで休車中です。早く復活するといいですね。 青部〜崎平








笹間渡と地名の間の最急勾配を行く今は亡き312号。ここは20‰あるので煙は期待できます。線路沿いに土手があることが分かったので行ったら予想外に迫力がありました。。







有名な場所です。福用から2キロくらい歩くと細い道から撮れます。いっとき、227号機に補助灯を付けた時があります。ここでは全く似合いませんでした。








やっとまともにC5644が撮れました。ここに停車と分かっていたので追いかけた記憶があります。









ぎょぎょ!これは一体なんだと驚きました。C11227を装飾して「SLマン」と称したそうです。今もトーマス号が走っていますが、古いファンには??。 1998年家山付近








これは更に後年、12月にクリスマス・エキスプレスと言う名でC56がイルミネーション装飾で走りました。地方私鉄ではもう何でもありだったので、特に驚きませんでしたが。



いまさら黄色い客車や SLトーマスや西武のELは
関心もないので、ここ十年以上行っていません。
私の「大井川鉄道」はこれで終わりました。ただ
井川線の大型補機は見に行ったことはあります。

注:ここにはC12164号機が日本ナショナルトラスト
所有で走っていましたが、必ずいつも大きなトラスト
のヘッドマークを付けていたので一切撮っていません