関東鉄道常総線

ちょっと前の旧型DCです
 

関東鉄道はかつては茨城県に4つの路線を持っていた鉄道会社ですが、今は2路線が廃止、この常総線と竜ヶ崎線の2線のみとなっています。常総線はつくばエクスプレスに乗客を取られ、かなり厳しい経営のようですが、今では新しい車両も入り、運行を続けています。ちょっと前までは、国鉄からの譲渡車両を使っていて多様な車両が走っていました。しかも昔懐かしい塗装にしたり、土日には水海道~下館間を往年の国鉄キハ30を走らせて、ファンを喜ばせました。さらに、キハ35形2連を、またキハ10系改造の310形313+314の塗装変更ツートン2連を朝夕の通勤時に走らせました。今は新車ばかりでつまらなくなりましたが、ちょっと前までは、ファンにとっては、とても楽しい路線だったのです。

  
 
 
 
これは、国鉄のキハ10系を改造したキハ310形です。 ‎2014‎年‎7‎月‎26‎日、関東鉄道は創立100年記念イベントで、普段は入らない水海道~下館間に塗装変更した313+314の2連を走らせました。天気の良い日で、緑一色の中を美しいツートンがやって来ました。
 
 

 
 

  

普段は、朝夕の通勤時にしか走りません。水海道~取手間を2往復した後は車庫入りです。朝一番の取手行です。

 
 
 
 
 
 


一度、私は守谷のホテルに泊まり、朝から貴重な2往復を狙いました。日の長い時でしか撮れません。

 
 
 
 
 

水海道の車庫まで行ってみました。旧型車ばかり並んでいるよき時代。但し隣の354(キハ35)は走行を見たことはありません。
既に休車になっていたのでしょうか。ただ車庫に行くたびに、停まっている位置が変わっているので動いていたことは事実です。
 
 
 
 
 
 

これが、土日に走った、元国鉄キハ30の101号です。これは冬なので、下館からの帰路は夕日に照らされた赤いタラコ色になっていました。

 
 
 
 
 
 

 

水海道から下館間は単線なので、駅の跨線橋がないのですが、ここには交換駅の相対式ホームで、跨線橋があり唯一上から狙えたところです。  大田郷駅

 
 
 
 
 
 

 

常総線の101、102号の走る日には、まず水海道の車両基地に行ったものです。立ち入り禁止ですが、入り口から101が撮れました。

 
 
 
 
 
 

 

桜の季節が終わると、茨城名産の梨畑に白い花が咲きます。これは樹木なので、高い位置から狙わなければなりません。線路脇はここだけでした。

 
 
 
 
 
 

 

これも元国鉄キハ30の102号で、クリームと青のツートンに塗り替えられていました。ここも梨畑ですが、花は終っています。

 
 
 
 
 
 

 

大田郷駅の跨線橋からの後追いです。2エンド側には幌がついていますが、本来常総線ではこちら側は逆光になるので曇りの日でしか狙う事が出来ません。

 
 
 
 
 
 

 

これは実は後追いです(下館行)。逆光にならないようにするには、この手しかありません。もう田植えは終って、水鏡にはなりませんでした。

 
 
 
 
 
 

ここは、背景に筑波山が見える撮影地です。ただ、台風の直後で、稲は倒れ雲も多く不安定な日でした。黄金の絨毯を狙ったのに。
 
 
 
 
 
 
 

これは元国鉄のキハ35の2連です。前面には強化鉄板が付けられ、しかも青色の塗装でした。何故青色にしたのかは知りません。

 






水海道~取手間の運用で、日中も走っていました。キハ35に水色は合わないので、数枚撮って引き上げました。









やっぱり水色はこの形には合いません。この撮影は2008年なので、国鉄色ツートンの353+354も走っていた筈ですが、そっちの方が良かったのに。