伯備線381形「やくも」を追って


伯備線は中国山地を抜け、岡山から山陰に通じる大動脈である。 
国鉄時代は従来の気動車だったが1982年からは後藤総合車両所に
所属する 381形振り子式特急車両が使用された。しかし塗装はJR
になって緑と灰色の地味なカラーとなり、あまり人気はなかったが
多客時には増結のため、日根野電車区に国鉄色で残っていた 3両が
応援に来て、 色違い編成となったが、久しぶりに 381形国鉄色が
先頭に立つことになった。今は全車国鉄色になった一編成に人気が
集まっていますが、私はこの「色違いの振り子編成特急」を2009
年と2010年に2回撮りに行っています。            

増結写真は2009年、2010年の撮影です。

 
 
 
 
せっかく来たのだから、唯一の特急寝台列車の「サンライズ出雲」を狙いました。「鯉のぼり」が見えるので5月の朝の早い時だから撮れたのでしょう。
 
 
 
 
 
 


何かの情報に、この国鉄色増結の列車番号が出ていて助かりました。ただ、岡山側に増結されるので、場所を考える難しさはありました。

 
 
 
 
 
 

 
この場所は順光でとてもいい撮影場所ですが9両は入りません。まあ、後ろはJR色の緑なので、構いませんが、混成は間が抜けますね。

 
 
 
 
 

 
中国山地を走るのであまり開けた場所はありませんが、ここは珍しく高台から全編成が入るところです。貨物列車向き撮影地かもしれません。

 
 
 
 
 

 

 
JR色の緑と灰色が来ましたが、今後は明るい赤色に代わるとのことで、これは来るまで待って、きっちり6両編成を撮りました。
 
 
 
 
 
 


伯備線には読めない駅名が多いです。ここは方谷(ほうこく)から来る上り列車です。後ろはどうでもいいので正面を狙ってみました。
 屋外で野ざらしになっていたのか、塗装がとても汚れていて汚い国鉄色だったのが残念です。赤色は洗浄もしていないのが目立ちました。
 
 
 
 


 
 
 
何せ始めて行く路線なので、撮影場所が分かりません。この井倉の鉄橋は有名で、会社の敷地みたいな場所でしたので、やや遠目で。

 
 
 
 
 

 
 
 
敷地と道路ぎりぎりで(少しカット)手持ちで撮っています。湘南色115系が普通で来ましたが、行き先がすでにLEDに代わっていました。
 
 
 
 
 
 

 
本命の「やくも」が来ました。この日は天気もすぐれず山あいで暗く、これを撮ってホテルのある新見まで、直行で帰りました。
 
 
 

 
 


もともと少ない特急で国鉄色増結「やくも」撮影は極めて効率が悪く、いい写真は数少なかったように思います。ここは後ろを隠して。
 
 
 
 
 
 

 
これは2011年、国鉄色381形が山陰本線を走った時です。ファンは福知山線の183形狙いだったようですが、朝1本京都行に381形が充当されました。
 
 
 
 



 
これは、つい10月の半ばに 岡山に行ったときに井倉まで足を延ばし、国鉄色「やくも」を撮りました。 ここは下りは逆光になるのですが、
幸か不幸か、小雨が降る日でかなり暗い第七高梁川橋梁を渡る381形です。これ1本のために2日も費やしたくないので今回はこれ1枚です。


他にも撮ってはいるのですが、お見せ出来るのはこんなところです