ベルリンのゴータカー
2022年9月2日
私は帰国するためのPCR検査をニュールンベルグで受けた後、ICEでベルリンのアレクサンダープラッツ駅まで行き、そこで宿泊しました。ベルリンまで行ったのは、来年売却予定の、幻のゴータカーが生き残っていて、日常的に走っているという、今年しか見られない、Woltersdorfer
Strasenbahn (ウォルタースドルフ路面電車)に会いに行くためでした。戦後のドイツの東西分裂後、もっぱら東独で活躍していた古典的トラムです。 これが何とアレキサンダープラッツ駅からSバーンで40分乗車すると、Rahnsdorf 駅のすぐ真下から出ているのです。高架の駅から下りていくと、なんとまさしく現役のゴータカーが停まっているではないですか!一瞬信じられない光景で、わが目を疑いました。しかも昼は20分おきに出ていて、終点の小さな集落であるWoltersdorf Schleuse 間の僅か5.6キロを結んでいる、いわばボランティアで、赤字必至の日本で言う三セクなのでしょうか。 |