ブリュッセル都市交通博物館


ベルギーの首都を保存トラムが走りました
  
2025年7月21日撮影
 

ブリュッセル都市交通博物館では 1世紀以上にわたって首都の街
を走ってきた多くの動態保存の古典車両が、7月21日のベルギー
の祝日に走りました。
テルヴュラン通りやソワーニュの森を巡り
ながら20世紀初頭の雰囲気を再現しました。 ただ、なにぶん初
めての市電路線で、トラムの由緒も、どんな古典トラムなのかも
もわからず、時刻表だけを頼りに、まずは通常市電に乗ってロケ
ハンしながら終点まで行って見ました。大きな車庫から出発する
ので 時間さえ間違わなければ、ちゃんと撮れる筈です。21日は
昼前から運行開始で、夕方まで見知らぬ場所でダイヤを睨みなが
ら、撮影に専念したのですが、やはり初めてのところは難しく、
最後は手軽に車庫から出入りするところを狙ってしまいました。
根性ないですね。もっともここは、それほど期待していた路線で
はありませんでしたので、終わった後は、「こんなものかな」と
一人で納得してしまいました。  (初めてのブリュッセルで)
 






何型でどんなトラムか知りませんが、時刻表にはこの終点のテレフューレン電停に今日の1番電車が来るので待っていたら陽が出てしまい逆光に。



 

 

ただ、ここ終点ではΩ式でUターンをして出発するので、裏側の出発後の光景を狙いました。トロッコをつけているのでこれは合理的です。
  
 
 

 

 
そのあと、普通電車で後追いして、途中のブラス駅で降りて、次のトラムを待ちました。しかしフランス語にはまいりました。全く読めません。
 


 



これは、反対側からくる折り返しの上の写真の1348号です。どうやらこれが、テレフューレン間をメインで走っているようです。







次の普通電車で始発駅の博物館に戻る途中で、また先ほどの1348号が折り返してやってきました。


 
 
 

 
この日は博物館から西側のメロードまで走るコースもあり、428号が走りますが、走行車線が違っています。上の陸橋は名所らしく、ファンが来るようです。
 
 
 
 
 

 
ただ乗降駅は通常のトラムの電停ではなく、博物館車庫まで入って停まっていました。ここで乗客は乗り降りします。再度428号出発の光景です。
 
 
 
 
 

 
これは、最初に見た984号と酷似していますが、全く車両説明ができません。博物館車庫にはこれまた古いトラムがいましたが、ちょっと平凡です。
 
 

 
 


一番、手軽で動きやすい博物館内の電停で安直に撮ることにしました。何か、看板類がべたべた貼ってありますが、全く分かりません。






 
最後は、先ほど博物館に停まっていた1305号と付随車の2両編成を撮って終了です。跨線橋上にはファンが集まってきています。狙いは何でしょうか?
 
 
  
古ければいいというものではなく私にも好みがあります。
今回は、初めてで珍しかったですが、これで十分でした。