ボルクム島のガソリンカー
 

ドイツ南方にボルクムという小さな島があります。本土のエムデンから高速船で1時間。ここに全線で7km強の短いナロー鉄道が走っています。その運営会社Borkumer Kleinbahnが所有するT1形なるガソリンカーがまだ走っていると言うので行って見ました。この兄弟が確かまだ数両、ドイツ本土で走っているという記憶がありますがその詳細は分かりません。いずれにしても信じがたい奇異なスタイルのガソリンカーで(昔、日本でも小型の豚面機関車がいましたが)大事に観光資源として蒸気機関車と共に動態保存されています。9月24日、1時間かけて街の中央駅と桟橋間を走りました。一度でいいから見たいと思っていたこの珍車両は私の好奇心を十分満足させてくれました。本土のエムデン港からフェリーで2時間(往きは高速船ではなく普通のフェリー)かけてボルクム島まで行きました。ここは保養地らしく人口も少ない美しい島でした。


Borkumer Kleinbahn




 
天気の優れない日でしたが、エムデンからボルクムの桟橋に着くと、ナローの列車が停まっていて、すぐそれに乗り継ぎました。ナロー客車内です。

 
 
 
 
 
 

 
約20分ほどでボルクム駅(街の中央駅)に到着します。人気の島とみえてけっこう乗客がいました。お年寄りばかりかと思っていたら学生の団体もいました。
 
 
 
 
 
 

 
乗客が去った後、まだ早かったので駅を見学したり車庫に行ったりしてみました。これはバスで島を見学しようという駅に立ててあった宣伝看板です。
 
 
 
 
 
 

 
駅のすぐ隣に車庫があります。まずは初めて見るT1と呼ばれるガソリンカーを見に行きました。改めて奇異な車両に驚きました。美しく整備されています。
 

 
 
 
 
 

 
翌日は早めにホテルを出て、街の周辺を散策し、用意した地図を頼りに様子を見に行きました。これが通常走っているDL牽引のカラフルな列車です。
 

 
 
 
 
 

 
10時ころになると、車庫からT1が出庫して姿を見せました。改めてこの奇異な車両に驚かされました。どんな経緯を持つのか、とても興味があります。
 
 
 
 
 
 

 
駅出発を撮ると間に合わないので、最初の駅に先回りしました。この車両は望遠で撮っても本来の姿が分かりませんね。。標準レンズが最適でしょうか。
 
 
 
 
 
 

 
最初の駅(駅名不明)ですが通過です。ただ次駅では乗客サービスの為、10分ほど停車して撮影会があるようです。その間にクルマで追い越す予定でした。
 
 
 
 
 
 

 
最高速度は30km/hだそうですが、意外に早く終点のボルクム桟橋に到着です。ここで普通は右に見える船に乗り換えます。これは大型のフェリーです。
 
 
 
 
 
 

 
ところがこのT1はホームを通り過ぎて、線路の最先端まで行きました。通常の列車が到着するからでしょうか。向こうの海は何海になるんでしょう。
 
 
 
 
 


 
帰りはどこにも停車しないため、わずか20分足らずで街に着きます。この間で何とか2カットは撮りたいので、これまた先回りしました。非電化複線です。
 

 
 
 
 
 

 
何とか街の終点駅の手前でもう一度追い越して最後は標準で撮りました。これがこの奇妙なスタイルには一番いい角度かも知れません。

 
 
 
 
 
 

 
これ以上追いかけないし、もったいないので後追いもしっかり撮りました。テールマークを付けています。複線はローカルの雰囲気を損ねますね。
 

 
 
 
 
 

 
そのあと駅に行ってみると、もう引き上げてくるところでした。一体運転台はどうなっているんでしょうね。乗ってみたかった。
 

 
 
 
 
 

 
すぐには車庫に入らず、この状態でしばらく止まっていました。ファンにとっては嬉しい光景です。次はいつ走るんでしょうか。多分2度と会えないでしょうが。
 
 
 
 
 
 
 
 
列車の車庫の奥にはバスの車庫もあるようで、そこからメルセデスのボンネットバスが出てきました。一体どこに行くんだろう。宣伝していたバスです。