東北本線が輝いていたころ 
 

 黒磯での機関車交代撮影は徹夜でした

EF57と一緒に交流機関車ED71やED75を撮りに
阿武隈山地にも行きました。

写真は全て1976年〜78年撮影のものです)

 
 
  
 
夜の黒磯駅です。上り急行「津軽1号」がED71牽引で到着。ここで側線に待機しているEF58にバトンタッチします。



 
 
 
 

 
シンと静まり返った未明のホームです。通常の津軽の到着は3時半なのに、時計はなぜか4時半を指しています。これも謎です。



 
 
 

 
ED71の重連貨物が到着です。阿武隈越えで、重量貨物は必ず重連となりました。ED75でもやはり重連でした。



 
 
 
 
 
EF58123号機が下り急行「津軽2号」を牽引してきました。機関車切り離しまでのわずかな時間にバルブで撮らねばなりません。





 
 

 
特急「あけぼの」がED75に交替です。この時期何故か特急にはヘッドマークが付けられませんでした。 誰かが言う福島まで無停車
だったからでしょうか?しかし夜行特急ですが、ここも福島も運転停車はします。乗降駅がなければ付けないと言う事でしょうか?


 
 
 


この列車が何なのか不明です。夜間に普通列車上野行なぞありませんでした。臨時でしょうか。メモを取らない私の悪い癖です。

 

 
 
 

 
黒磯駅では機関車交換のために運転停車する上り寝台特急「あけぼの」です。 ブレーキ管やジャンパ栓が外されたままなので
機関車交換とわかります。このあとEF65が連結されましたが、上り列車も機関車にはヘッドマークを付けていませんでした。



 
 
 

 
明日の早朝の列車牽引のため上り留置線で静かに眠るEF57です。


  
  
  



一度は阿武隈越えの交流機関車を撮ってみたいと思って、藤田〜貝田間まで行きました。 かつて本島三良氏が撮影した蒸気機関車
三重連の俯瞰写真を見て感動して突撃しました。勿論 高速貨物はED75の重連でしたが、 モーター音を響かせてやってきました。








当時としては珍しい、前面窓にヒサシを付けたED75が、長い普通列車を牽いて勾配を下ってきました。



 
 
 


突然背後から見慣れぬ電車が。旧国鉄色(常磐線のバラ色電車色)の417形が来ました。近郊形としては珍しい2扉車です。







 


もう少し貝田駅の方に行って今度はED71重連を狙いました。何とED71の1次形2台でやってきました。少し感激しました。来て良かった。






 
 

 

これは貝田駅の近くです。ED71の重連ではありますが、先頭は2次形。フィルターの田の字形がいいのに。しかも貨物は空のキャリアカー。







 
 
 

 
ここには2回行っています。普通列車なのにすでにED75の牽引になっています。ここは貝田の少し手前で、真夏の猛暑日でした。






こんな感じで70年代東北本線の記録は終わっています。
よく何回も通ったものだと感心します。
蒸気機関車の時代には見向きもしなかったED71を
ここまで撮りにいったのですね。