EF57が輝いていたころ
東北本線 〜黒磯
蒸気機関車なきあと追いかけたのが
東北本線のEF57でした。
旧型客車を牽引して颯爽と走り来る姿に何度感動したことでしょう。
(写真は全て1975年〜77年撮影のものです)
西日暮里と田端の間に東北本線の線路際に出られるところがあり、ここは手軽に撮れる便利な場所でした。福島行普通列車です。
夕方の福島行はEF57が入ることが多かったのですが待ち構えているとEF58が来ます。 大宮駅
1969年東大宮に「尾久客車区東大宮派出所」が開設され、尾久で溢れた列車をここまで引き上げていました。入り口に丁度7号機がいました。
これも夕方の福島行です。EF577が牽いてきてくれました。まだのどかな田園風景が残っているころです。 東大宮〜蓮田
冬の朝、上り急行「津軽2号」の先頭に立つEF57。客車は足周りに雪を付けてきました。EF57が「津軽」の牽引に入る
ことはあまりありませんでした。もっと編成が見える角度で撮れば良かったと悔やまれます。 東大宮〜蓮田
EF577が牽引する上り急行「八甲田」です。郵便車の次にパレットの荷物車を付けていてどうも編成的にイマイチでした。昔は1等寝台
や食堂車も連結した豪華列車だったのに、晩年は編成の美しさが全く失われ、これが急行編成?と思われるほどでした。 東大宮〜蓮田
普通列車はEF57の牽引が多く、遠くからでもゴナナとわかりました。これはスノウプラウ取り付け台を外しています。 蓮田〜白岡
上り急行「津軽2号」を牽引するEF57トップナンバー。404列車にゴナナが入るときは飛んで行ったものです。
今思えば望遠など使わず、もっと角度を考えて編成を入れて撮れば良かったと後悔しています。 白岡〜久喜
EF57のトップナンバーは調子が良かったのか、よく運用に入りました。これはEF56の2次型と同型でパンタグラフが真ん中に置かれ
2号機以降とは全くスタイルが違っていました。EF56がなきあとその面影を残す貴重な機関車でした。 白岡〜久喜
局報では14系客車とは表示されていなかったと思いますが、折角のEF57が臨時とはいえ、14系を牽いてくるとは。 白岡〜久喜
7号機は一番好きな機関車でした。スノウプロウ取り付け台を付けているので前面が締まってみえます。 野木〜間々田
午前中は上り特急電車が多く、普通列車は各駅で退避をしました。これは583の「はつかり」に抜かされる上り普通列車。 蓮田駅
ヒサシ付きのEF58153の牽引する上り急行「津軽」がハイスピードで関東平野の栗橋駅を通過します。これはいつ見てもカッコいい編成でした。
年末の氷雨が降る夜、下り急行「津軽1号」を牽引して来たEF57のトップナンバー。東北新幹線工事が着工された頃です。 宇都宮駅
お気に入りの7号機が牽引してきた下り臨時急行「津軽51号」。寒い夜だったのを今でも覚えています。 宇都宮駅
夜の宇都宮運転所に行ってみました。静かに眠る機関車群です。貨物用にEF65が既に入っています。 宇都宮運転所
583系で走っていた下り特急「はつかり」です。寝台車を固定クロス座席にして使用されていました。 岡本〜宝積寺
鬼怒川の鉄橋を渡る上り臨時急行。ここはポールが邪魔で窮屈な場所でした。わずかな隙間から狙った1枚です。 岡本〜宝積寺
ここは上の写真の右側の国道上から撮ったものです。EF57を期待したのですが来たのはEF5873でした。晴れると逆光です。
宇都宮近辺で小高いところから撮れた唯一の場所でした。臨時列車ですが、似合わない12系を牽引してきました。 岡本〜宝積寺
アーチ橋をくぐりぬけてきたところを狙ったのですが、こういう時に限って下り列車とすれ違います。ああ・・・ 岡本〜宝積寺
ボンネット「あいづ」が来ました。当然撮ります。 岡本〜宝積寺
EF58は黒磯からですので雪は被りません。後部客車は仙台から来ているので
屋根に雪を積んできています。124レ上り普通列車です。 岡本〜宝積寺
有名な荒川の鉄橋を渡る1号機牽引の上り臨時急行「八甲田51号」。ここは今もこんな感じで撮れるのでしょうか。 蒲須坂〜片岡