履歴、雑感など 二十一年目 および二十二年目
起 2022/12/31
・ ☆ 2024/3/8 朝起きたら、今年二回目の積雪です。すぐに雨に変わったので、道の積雪はまもなく消えるでしょう。車の上の積雪高さは数センチ……
黄水仙覆ひ兼ねをりはだら雪 雌山
☆ 2024/3/6 桃の節句、そして啓蟄も過ぎて、春が進んでいるはずなのに、冬さながらに寒く、しかも雨がちなうっとおしい日が続いています。週末になるまでは、こんな空模様とのこと……
☆ 2024/2/25 菜種梅雨の続いていた日々が晴れたのは昨日だけで、今日からはまたぐずついた空模様です。真冬の寒さもなお続く……
春まだき霖然として菜種梅雨 雌山
☆ 2024/2/24 三連休の始まった昨日の寒さは、真冬そのものというより、それ以上でした。その前に続いていた暖かさに慣れ始めていた身体には、一入の寒さ……
春光も身の震へける戻りかな 雌山
22日に納車された新御料車のための充電用電線を今朝設置しました。コネクターを収める手製の箱の具合はまずまず……
☆ 2024/2/21 いよいよ杉花粉飛散と菜種梅雨の時期になりました。連日ぐずついた天気は杉花粉の飛散を抑制するので、花粉病みの身には至って良いのですが、気分は晴れない…… 昨日から黄水仙の花が開き始めました。それと相まって、白梅は盛んに散り敷く…… 今日は数日続いた季節外れの暖かさから一転、冬の寒さへと回帰するとのことです。夜中の暖かさは今朝までとか……
萬物の明日を約束春の雨 雌山
☆ 2024/2/19 季節が一ヶ月以上進んだ日が続いていて、庭の「黄水仙」の花芽がずんずん伸び、数日中には咲きそうな勢いです。増えた球根を方々に植え散らかしているので、どこから出るのかすっかり忘れていたのですが、いつの間にかあちこちで一斉に芽吹いていて、鉢の下敷きにしてしまっているのなどは、黄色くいじけながらも健気に出ていました。可愛そう……ゴメンネ…… その黄水仙ですが、芽吹きの時期は株のある場所によって随分異なっていて、日陰は遅く、日なたは早いと、自然の摂理に納得…… 今日は雨とともに南風が強い予報です。きっと春の嵐ならむ……
☆ 2024/2/17 今年も確定申告の時期となりました。山の神の申告を幇助せねば……
☆ 2024/2/12 世間の三連休の最終日、新御料車のための充電用ケーブルおよびプラグを格納するための木箱を制作しました。取り付ける塀の色に合わせて、油性ペイントで着色も行いました。あとは、乾いたら取り付けるだけ……
☆ 2024/2/6 昨日正午近くから降り出した雪は、今朝までに5p以上積りました。そのせいでか、今朝の室温がこの冬(実はもう春ですが……)一番低くなっています。 でも、所詮春の雪ですから、日の出前に融け始めていて、屋根からそれが落ちる音が喧しいほどです。明日は朝早く定期の通院なので、どうか今日中に道の雪が悉皆融けますように……
春の雪衾掻き寄す朝かな 雌山
昨日、雪の降りしきる中、三年乗った御料車のノートが下取り車として引き取られて行きました。月中頃に新御料車サクラが来るまでは、代車のサクラが後を襲って鎮座……
☆ 2024/2/4 南岸低気圧が続々とやって来るようになりました。いよいよ春の到来ですが、この時期、それが雪になる虞があるのが心配……
やれ小雨胸撫で下ろす今朝の春 雌山
昨日、電動新御料車へ充電のための200Vコンセントの新設が済みました。これでいつ納車されてもよくなりました。でも、それは月半ばあたりのようで……
☆ 2024/2/3 大寒も今日まで、節分ですが、昨日昼間からこの冬最強クラスの寒波が来ています。ここのところ三月並みの暖かさが続いていたので、寒さ一入……
大寒の名にし負ふなり春隣 雌山 春隣悪しき世相に着更着ぬ 雌山 世も末と追儺の声も途絶えがち 雌山
☆ 2024/1/31 一月も今日で終わり、春が近づきます。今日の日中は春並みの温かさ……
☆ 2024/1/27 冬型の気圧配置、それも大寒波が続いています。でも、最低気温が零下にならず、地面が凍らないので、以前とは違って温暖化は間違いのない事のようです。
亭主の研究テーマである「8枚玉タクマー」についてですが、そのレンズシリアル番号の使われ方の蓄積が進んできて、それにより、分ってきたことがあります。 1964年7月発売の「PENTAX SP」にセットレンズとされた「V期型」のレンズシリアル番号を調べると、その製造は1000個とか2000個とかのロットで、少し間を開けて部品を外部発注または自製し、それらを組み立てていたことが窺えます。 「U期型」以前のものと「V期型」とは同時期に同じ現場で並行して組立されていたことは、それらに使われているレンズシリアル番号から明らかであると亭主は推定しているのですが、その時期、両方とも同じ「Super-Takumar 1:1.4/50」という機器名称なので、それに使われるレンズシリアル番号に拘りを持たなかったのだとしか思えません。それくらい双方の「期型」でごちゃごちゃに使われています。特にひどいのが「967***」、「968***」、「977***」、「978***」そして「106****」です。そのため、このあたりの番号帯では、レンズシリアル番号からは「期型」を特定することは困難です。
先日車検を終えた雌山亭御料車を受け取りにデーラーに行った際、山の神を同道したのですが、応接に出た店長から勧められて山の神が電動軽の「サクラ」に乗り換えることを決めてしまいました。かねてから現御料車「ノート」の助手席と運転席の車内での行き来が出来ないことに絶大な不満を抱いていた山の神でしたから、それが出来る「サクラ」に気持ちが傾いてしまったようです。 この車、自宅での充電によりガソリンスタンドに行かなくても良いのは利点ですが、フル充電から実質150q程度以下の走行距離では、遠出の制約は避けられません。急速充電最大40分以下という軛を覚悟しながらの移動となってしまいます。充電スポットの空きの確認を含めて、事前にコース上にその目安を付けておく必要がありそうです。やれやれ……
☆ 2024/1/19 1月もはや中旬が過ぎようとしています。明日、明後日はまとまった雨か雪が予報されています。雪は降っている時は風情があるのですが、積ってしまうと気温の低いこの時期は後が大変……
昨日、雌山亭御料車のノートを最初の車検に出しました。その代車としてBEVの「サクラ」を借りて来たのですが、これ、フル加速性能の体感は御料車のノートと遜色がありません。軽なのに室内はより広く、ハンドルの操作性はなかなかと感じました。しかし、「e-Pedal」はノートよりブレーキ力が少なく感じました。その理由を推察するに、モーターがより小さいために再生発電抵抗が小さいのでしょう。これはノートの方が体感は上質です。これ、何しろ完全停止時以外はブレーキペダルを踏むことがほとんど無いのですから……このため、普通の車よりブレーキパットやディスクの減りは数倍も少ないと推量…… ところで、BEVの車についてですが、それの懸念は走行可能距離に尽きます。長距離移動などで途中の充電に30分以上は必要となると、その事だけでも問題ですが、肝心な充電スポットの存在間隔や、そこでの同時に可能な台数の問題も大きなものでしょう。並んで待つような状況となったら、不便この上ありません。
☆ 2024/1/8 先日入手した「8枚玉タクマー」の「T期型 A」を分解する途上で、「被写界深度環」を止めている3本の芋ビスのうちの1本がどうしても回らず、頭のマイナス溝をなめてしまったのです。幸い「被写界深度環」は他の2本の芋ビスを緩めた状態で抜き取ることが出来たのですが、この「被写界深度環」は「T期型」にのみ使われている推定2000個という貴重品ですから、無慮それをジャンクとするには心残りです。それで、潰れた頭溝をめがけて1.3mmのツイストドリルを通し、その後で1.4mmのタップを通しました。ジャンク箱から1.4mmの芋ビスを取り出して見事復旧です。 中古交換レンズを入手している中ではどうにも修理が不可能なものも出てきます。それらをジャンク箱に保存するのも、このようなトラブルを解決するためには役に立ちます。 また、ある程度工具を揃えるのもこの趣味を深めるためには必要な事でしょう。ごく低速で回せる電気ドリルは役に立ちます。
☆ 2024/1/7 一昨日網に掛けた「8枚玉タクマー」が早速届きました。レンズシリアル番号から推定していた通り、最大700個製造と推定している「T期型 A」であることが確認できました。それも「7656**」の最終盤近くの個体です。亭主が現在確認している「T期型 B」の初期の個体が「765726」ですから、これで「T期型 A」は最大700個製造であるという推定も確定に近づきました。もし「765100」からの製造だとすると、それは600個に……
肝心の程度ですが、自動絞りの戻りが悪いのはお約束通りです。これは分解して整備すれば快癒することが確実ですから無問題です。また、ヘリコイドから先にすこしガタがあります。その原因は、恐らく「摺動板」を止めている小ビスの緩みか、あるいはマウント台座にヘリコイド装置を止めている小ビスの緩みだと思います。いずれにしても、大きな問題ではない……
一応分解して確かめましたが、上記ガタの原因は、ヘリコイド装置の二対ある「摺動板」を止めている小ビスの弛みでした。
☆ 2024/1/6 今朝、庭先にメジロの群が訪れました。花盛りの寒椿の花の蜜を目当ての事でしょう。
目白来て山茶花の葉の揺れ二つ 雌山
メジロは番で行動するのが普通で、一羽見かけると、その近くにもう一羽を必ずのように見ます。今日はそれが三組……
昨夜、今年初めての、しかも久しぶりの収穫がありました。巨大漁場に網を入れていたところに大物が掛かったのです。それは「8枚玉タクマー」の恐らく「T期型 A」です。ふふふっ、これは春から縁起が良いわい……
☆ 2024/1/5 能登半島地震に続いて羽田の航空機事故があって、新年早々暗い話題ばかり……何とも重苦しい門出です。なんとかこの暗雲を払わなくては…… ところで、亭主の好きな赤烏帽子は「8枚玉タクマー」、その中でも最も初期の「T期型 A」で、推定製造数最大700個であるその獲得に鵜の目鷹の目です。今年の最初の目標は、まずはこれ……
☆ 2024/1/2 能登の大地震、そして津波発生という惨事が元日早々に起きました。津波来襲の恐怖に追われ、着の身着のままで極寒の中の避難、胸が痛みます。家屋の倒壊や破損、道路や下水道の破損などが多数生じているのでしょう。死者や怪我人も出ているのでしょう。何ともやり切れぬ年の始め……目出度さは吹っ飛ぶ……
☆ 2024/1/1 謹賀新年 元旦の空は快晴で、あまり寒くありません。今年の良き日々を祈ること頻り……
☆ 2023/12/30 今年も押し詰まって、あと二日……今回も、このまま来年に継続することにします。段々、いや、大いにずぼらに……
今年も浮島産レンコンを送って頂きました。毎年美味しく賞味……感謝……
☆ 2023/12/7 昨日から左人差指が罹っていたブシャール結節の痛みが無くなりました。指は少し曲がったままで真っ直ぐにはなりません。でも、曲りは以前罹った他の指ほどではない……
☆ 2023/11/26 随分前に中指と薬指が相前後して左右の手で「ブシャール結節」に罹患して、痛みが無くなっても指が真っ直ぐにならなくなっていたのですが、一昨日から左の人差指の第二関節が突然痛み出しました。おそらく「ブシャール結節」だと思われます。まもなく右手も罹患するのではないかと恐れています。 ちなみに、手指の第一関節が痛んでからまっすぐ伸びなくなるのは「へバーデン結節」で、いずれも原因不詳とのこと……
☆ 2023/11/13 このひと月更新をさぼっているうちに、師走の寒さになっています。先月はあんなに暑い秋だったのに…… 昨日から暖房を始めました。今日は朝の室温で15℃台です。なんでも18℃以上でないと身体に悪いらしい……
先月末から今月初めにかけて三泊四日で宮古島に行ってきました。行きの飛行機が着陸をやり直すというハプニングがありましたが、空港の滑走路の長さがB787では飛行機の大きさにいささか不足気味なのが原因なのかもしれません。たった二千メートルとのことですから…… 宮古島には伊良部島を経て橋で繋がった下地島に三千メートル滑走路の国際空港が開設されているのですが、そちらなら楽々のはず…… 宿は今年8月開設のヒルトン三連泊でしたが、新しいので何かとちぐはぐなところを感じました。食も今市の手前鹿沼程度……
庭の次郎柿は、今年約50個の実を付けました。鳥につつかれ始めていたので旅行から帰ってから全て収穫しましたが、味は今市の先の日光結構……
三人でつい四つ割りに次郎柿 雌山
☆ 2023/10/12 今朝、今年初めて金木犀の花の香りを感じました。例年なら9月末か10月初頭に咲くのですが、今年は暑さのせいで遅れたのでしょう。如何に異常な気象だったのかの証左……
☆ 2023/9/23 「暑さ寒さも彼岸まで」の俚諺のとおり、彼岸中日の今朝は、熱帯夜を大きく脱しています。冷房不要の朝…… 昨日朝のPC分解修理の時の中腰での忘我の作業によって、昨日の晩から腰が痛みます。それは暫くぶりの姿勢だったので、不覚至極の筋肉痛です。ロキソニンSの塗り薬を塗布して、少し軽快……
入手したものの、まだ分解整備の済んでいない、つまり内部構造未確認の個体が3個になっています。これの整備・検証に取り掛かるのが目下の課題なのですが、なんとなく腰が重い……
今日は終日冷房不要の室温でした。これからもこれが続くのかな……
☆ 2023/9/22 数日前に、突然亭主のPCが立ち上がらなくなって、えらく往生しました。買い替えを思案したのですが、亭主のPCは「ミラーリング」が組み込んであることを思い出し、分解して1番と2番のハードデイスクを入れ替えれば何とかなるかもしれないと思い付いて、今朝起き掛けに実行しました。 裏のゴチャゴチャとした配線を全て抜いてから、ラックから取り出したPCの上蓋を外し、何本もの小ビスを抜いてハードデイスクのキャリヤーを取り外して、1番と2番のハードデイスクを入れ替えて元のように組み立て、見事完全復旧を果たしました。 それで、立ち上がらない原因を鑑みるに、1番のハードデイスクの読み始めの部分が破損して、必要なデータを読み出せなくなったのでしょう。これでPCを更新するとなると、各種アプリケーションのインストールや設定などで膨大な手間暇がかかりますから、それを免れたのは本当にラッキーでした。現有機導入時には多少物入りではありましたが、こうなると、それは決して無駄な投資ではなかったことになります。 それで、この修理を自力で行えたのは、ふた昔以上昔に、PCの自作に勤しんでいたおかげです。昔ほどハードデイスクが壊れる頻度は少なくなったのでしょうが、一旦壊れるとOSの再インストールが不可能なので、ミラーリングは保険として有効と思い知らされました。以上……
☆ 2023/9/14 半年ぶりに「8枚玉タクマー」を手に入れました。まだ手元に来ていませんが、レンズシリアル番号からすると、多分「V期型 B」です。 「V期型」の入手価格の上限は「\9K」と決めているのですが、これはそれ以下での入手です。まあ中古市場相場は\12K以上が普通な昨今ですから、それより相当に下……
☆ 2023/8/23 月遅れの地蔵盆は、今日から三日間です。旧暦だと今年はまだ間がありますが、昨今は盂蘭盆会を月遅れで行うのだから、これも月遅れで無問題…… ちなみに、地蔵菩薩の真言は「オンカカカビサンマエイソワカ」です。地蔵さんの前ではこれを唱えるのがお約束……
☆ 2023/8/15 月遅れの盂蘭盆会です。旧暦でもなく、新暦でもなく盂蘭盆会が行われるようになったのは、終戦記念日も要因の一つでしょう。東北からこの風習が始まったのは、単に農作業の都合からというだけではなく、その地方からそれだけ戦病死者を多く出したという事かもしれません。 盂蘭盆会は縄文以来、いやそれ以前からの「歌垣」が起源にあります。盆踊りはその証左・名残りなのです。先祖とともに集って和む、それが起源……なので、満月前後の明るい夜に集わなければならなかった必然性が……
☆ 2023/8/14 台風7号の接近に対応して新幹線を計画運休するようです。羹に懲りてあえ物を吹くの伝か……
☆ 2023/8/9 台風7号が発生していて、本州目指して北上をする予報です。太平洋高気圧が強まって、西に押し込んで迷走させてくれることを願うのみ…… 約3ヶ月ぶりに定期通院しました。検査結果として、特段大きな変化はないものの、少し改善の項目もあったりして……
☆ 2023/8/8 昨日も今日も台風6号の影響で、間欠的かつ突然な驟雨に襲われます。数百メートルで降り方が異なるので、近所に出るのでも雨具は手放せません。しかし、そのお陰で、猛暑は少し和らいでいます。少しは益にならねばね……
☆ 2023/8/6 沖縄付近にいる台風6号の遠い影響なのか、朝から何度も驟雨が襲って来ます。どれも唐突な降り方なので、迂闊に外出が出来ません。雷は無いのが何より……
☆ 2023/8/5 沖縄の西方、東支那海でVターンした台風6号は、少し東に後退した太平洋高気圧のへりを伝って九州から四国、中国地方西部付近へと北上する予報になりました。その自転車散策程度の速度では、被害が長期化する恐れが濃厚です。山際の家などの土砂災害、川辺の水害の憂い濃厚……
☆ 2023/8/3 沖縄奄美付近に居座る台風6号の話題がニュースを占めています。太平洋高気圧に阻まれて、まだ進路の予測がつかないとのことです。いやはや、困ったもんだ……
☆ 2023/8/2 昨日の昼ごろの急な雷雨で急激に気温が下がって過ごし易くなったのですが、今日はまた暑さが戻っている午後です。沖縄地方にしばらく居座りそうな台風6号の動向が気にかかるのですが、なにしろ台風が近づかないと酷暑は去らないので、痛し痒し……
☆ 2023/8/1 暑い夏も後半戦、8月に入りました。昨夜から未明にかけて雷鳴が長い時間轟き、屋根を打つ雨音に安眠を妨げられました。でも、街路樹などには、これぞ干天の慈雨と云ったところです。まんず、ゐがった……
☆ 2023/7/29 この暑さは、あと一週間は確実に続きそうです。涼しさの到来は本州南岸をかすめて北上する台風待ちですが、それも太平洋高気圧の勢力が西に張り出しているので大陸に行ってしまい、当分望み薄です。この空模様では、これから水不足の到来が心配…… 外気が35℃を超える中、我家の6LDK全室設置のエアコン8台はどれも28℃設定です。以前は26℃以下でないと暑く感じていたのですが、今は27℃では少し寒い……阿弥陀の来迎が近いのかも……
旭光学などがカメラ部品にデルリンなどのエンジニアリングプラスチックを使うようになるのは1970年代半ばからですが、これは潤滑油脂を用いなくても摺動部品や回転軸受が成立する点を買ってのことです。可撓性も採用の理由の一つなのですが、しかし、曲げ強度は高いものの、そこに傷が入ると、曲げた時に容易に破断する欠点があります。そのため、ベローズ装置のレール摺動部分に用いた場合に破断する事例が頻発しています。特に、黒く染めた製品に顕著だと経験から判断しています。幸い旭光学は白いままで用いているので、破断例は僅少……
☆ 2023/7/28 毎日暑い日が続いていい加減嫌になっています。今年は去年に引き続いて各色の紫陽花の枝先を挿し木したのですが、24本挿し木して全て活着したようです。以前、鎌倉の紫陽花寺の庭師の話題で、紫陽花の挿し木の活着率は70%程度とのことでしたが、亭主の活着率はそれよりはるかに好成績です。腕が良いのか、幸運なのか、いずれにしても、これらはすべて鉢植えにするつもり……
昨日入手した「8枚玉タクマー」ですが、そのレンズシリアル番号は既に所持しているグループの中に入るので、まだ未分解なものの「W期型 B」であることはほぼ確実です。この「W期型 B」というのは、旭光学がカメラ用交換レンズにエンジニアリングプラスチックを採用した嚆矢の存在です。それは二か所あるヘリコイドの回転止めの片側に使われています。これは後の期型になると ヘリコイドの形式を変更したために真鍮製に戻されるのですが、耐摩耗性と潤滑性を利点として用いたのだと考えられます。 とりあえず「飾銘板」だけでも抜き取ることにして試みると、簡単に外せました。その下の小ビスなどには分解痕が無く、外装に大きな傷も無いので、儲けものの一品……
☆ 2023/7/27 今月は何とも酷い目に遭いました。月初めに姻族、山の神の長姉の葬儀に出席したのですが、そこで罹患した疑いが濃厚な「武漢肺炎」で体調不良が続きました。在庫の抗体検査で陽性となった「武漢肺炎」の症状自体は解熱剤の数日の服用ですぐに下火になったのですが、副作用と思われる喉から気管上部にかけての「痰」に悩みました。ようやく今日ぐらいからその症状が軽快しています。やれやれ……
今日は暫くぶりで「8枚玉タクマー」を入手しました。「W期型」です。まだ分解していないので、「A」か「B」のどちらの細区分に属するのかは不明ですが、レンズシリアル番号からの推定では「B」の可能性が濃厚で、全体の程度はまあまあといったところです。これの取り柄は何と言っても値が「5K」なので、これは相場の半分というのが何より……
☆ 2023/5/20 PENTAXからフルサイズ用標準レンズが二種類、6月9日に発売されるとのことです。どちらも変形ダブルガウス型6群7枚構成で、HD FAとsmc FAの「1:1.4 50mm」とです。HD FAは今日的な性能で逆光耐性を高めたもの、smc FAの方は絞り開放付近でのフレアーを残したクラシックな味付けをしているとのことです。 この6群7枚構成の変形ダブルガウス型はそもそも1965年に上梓されたもので、1962年に上梓された6群8枚構成いわゆる「8枚玉タクマー」を変更した「7枚玉タクマー(アトムタクマー)」と呼ばれているものの後継です。当時は超一流だったこのレンズ構成はすぐに多くの他社も追随して採用し、世界標準的に用いられたものです。 PENTAXには既にフルサイズ用標準レンズとしてレトロフォーカス型9群15枚構成とした高性能な最新設計のものもあるのですが、それ以外に、この半世紀以上も古い設計のレンズ構成の埃を払って上梓してきた意図は謎です。欠点が生み出すレンズの個性というものを味わうという、極めてニッチな愉しみに焦点を当てるということでしょうか…… smc FAの方は、絞り開放での言わば売りの「欠点」を使うためとして高速シャツターでは得られぬ超過光量を補正するための「NDフィルター」を付属させるという変態ぶりで、これは居直りを通り越して狂気に近い発想と感じます。ガンバレ……
☆ 2023/5/11 今日早朝の地震ですが、揺れ始めから収まるまでの時間が短く、震度3程度の家具の揺れの方向が東西だったので、千葉方向で近い震源と感じてラジオをつけると、やはり木更津が深度5強との報道です。その木更津では縦揺れから始まったとのことですから、真下付近でのひび割れなのでしょう。いずれにしても日本列島の地下は鯰だらけ……
☆ 2023/5/10 昨日今日と朝の冷え込みは強いものの、日中の気温は急に上がっています。衣服や寝具の選択が厄介…… 久しぶりで「V期型 B」の「8枚玉タクマー」を入手しました。自動絞りの戻り不良以外の程度は比較的良好です。なお、付いて来たフードは「1:1.4」専用となったもので、外径が少し大きくなっているので希少な専用円筒形革ハードケースには入りません。残念……
☆ 2023/5/9 暦は夏になっていますが、青森岩手では積雪も報じられています。体感でも季節が2ヶ月戻っているという感じ…… 昨日S字になった紫陽花の枝先ですが、今朝は直線になっています。あくまで重力に逆らうという強い意思を感じます。ガンバレ……
世の行方指し示すなり夏の雪 雌山
☆ 2023/5/8 昨日の朝、その前日の強風で鉢が倒れて一晩のうちにL字型に枝先がすべて曲がっていた紫陽花ですが、今朝は強い雨の中で一晩のうちにS字型に曲がって、枝先は天頂を向いています。これは光に向かうというより、地球の重力に逆らうのがその本性なのかもしれません。摩訶不思議の追い打ち……
紫陽花は地球が嫌い空目指す 雌山
☆ 2023/5/7 ゴールデンウイークも今日で終わります。立夏である昨日から風が強く、庭に幾つもある自ら挿し木して増やした紫陽花の鉢が何度も倒れます。しかし、そのことによりこれまで気付いていなかった「紫陽花」の性質を会得しました。 昨夜になってから倒れた一鉢を今朝起こしたところ、昨日まで天頂を向いていた枝先、花芽の付いたものも含めて悉くが横を向いているのです。その向きは倒れていた時の天頂です。 つまり、夜明けまでの間に紫陽花の枝先は天頂目指して曲がったのです。これぞ向日葵どころではない向日性、あるいは嫌地性があるのだと会得しました。摩訶不思議かつお見事……
紫陽花の秘密を見たり夏来る 雌山
☆ 2023/4/26 今朝の雨の中、庭に一昨年植えてまだ樹高三尺にも達しない温州ミカンに今年初めての花が二輪咲き始めました。半開きのそれに鼻を寄せると、甘く強い香りが……
☆ 2023/4/25 昨日はあしかがフラワーパークに行って、盛りの藤などを見物して来ました。平日なのにえらい人出で、声高の支那語などが飛び交っていました。帰りの東北道羽生PAにて江戸の町並みを模した施設で「五鉄」の「一本饂飩」を賞味しました。これは、残念ながらまた食したいとは思わぬ、些かやり過ぎの妙なシロモノ……
☆ 2023/4/15 雨の、少し肌寒い朝です。支那の黄土高原から巻き上がった黄砂に汚れている雨なので、それに打たれる御料車はドロドロ……
☆ 2023/4/10 春は一気に進んで、庭の隅にいつの間にか自生している蕗が茂り始めているのに気付きました。中でも育ちの良い十数本を収穫して「きゃらぶき」を初めて作りましたが、そのためのレシピなどはまったく知らない中でのやっつけ調理なものの、我ながらその出来栄えは何とも見事で、味は極上至極……味を占めたので、また作ろう…… 去年、一昨年と鉢に挿し木して殖やしている紫陽花に花芽を持つものが多く、今年は玄関先を華やかに彩りそうです。紫陽花は露地に植えると枝葉は茂るのになかなか花芽が付かないのですが、鉢植えだと成績は優秀みたいです。花を咲かせるのは狭い鉢に閉じ込められているという命の危機意識のなせる技なのかもしれません。トマトが水やりを可能な限り少なくすると甘くなるのと同じ摂理なのかも……
☆ 2023/3/31 去るの三月が去ります。今年の櫻は早く咲いたのですが、その後寒い日が有って花持ちがしました。でも、今日の温かさで終わりを迎えるでしょう。明日明後日を桜祭り開催としている自治体などには無情の好天……
☆ 2023/3/30 ここ数日気温低め、ぐずついた空模様だったせいで花持ちがしていたのですが、昨日からいよいよ暖かくなってきたので、今週末にはほとんど散ってしまうことでしょう。入学式の頃にはすっかり葉桜となっているかも……
☆ 2023/3/29 ぐずついた空模様が続きます。今日も気温低めの朝でした。北東気流の入る関東南部は冷たく湿りがち……
☆ 2023/3/26 今朝は花冷え、花散らしの雨です。まさに冬に戻ったような冷たい雨……
☆ 2023/3/25 雨音高く、室温20℃と暖かい朝です。でも、昨日の夏日とは違って、今日の午後はそれより10℃以上も下がる予報……
☆ 2023/3/24 今朝もえらく暖かく、室温20度を超えています。雨は上がっていて、日差しが強い……
☆ 2023/3/23 えらく暖かい朝です。暖房など不要で、服も一枚脱ぎました。いよいよ春本番……でも、菜種梅雨の日々が始まりました。外を見ると、弱い雨が降り出した……
☆ 2023/3/21 今日から後期高齢者です。でも、医療費負担率は変わらないので、何も変わらない……
☆ 2023/3/20 今日までは好天ですが、今週の後半は雨が続く予報です。櫻も咲いて、いよいよ菜種梅雨の季節…… 昔から沈丁花の香りが流れると杉花粉は終わると認識していたのですが、その沈丁花が近くではほとんど見られません。我が庭に挿し木して幾つもあった株も総て絶え果てました。日本では挿し木で増やすしかないそれは遺伝子のテレメアが短くなって、そのために株としての寿命がどんどん短くなっているのではないかと思っています。それで、ある程度年が経つと突然枯れてしまうのだと…… 染井吉野も接ぎ木でしか苗を作れませんから、同じく樹命の短いものになっているのでしょう。少し前まで若木であったものが見る見るうちに老残の木肌へと変わって行きます。台木のカイドウなどを接ぎ木した染井吉野が絞め殺して幹の中が腐るのも短樹命の理由との説もあります。実生であるヤマザクラなどは樹齢千年を超えるものもあるのに、染井吉野のほとんどは人の寿命より短い……
菜種雨花を散らしてけぶりけり 雌山
☆ 2023/3/18 今週は定例の通院が三日と重なって、かなり気忙しなく過ごしました。昨夜来雨音高く、久しぶりの長雨です。これで草木は芽吹きを進めるのでしょう。
木犀の芽の角組ぐみて雨強し 雌山 咲き初めし櫻を叩く雨強し 雌山
☆ 2023/3/14 染井吉野の開花宣言が出ました。宣言史上最早タイ記録とのことです。この調子で花粉も早く終わるといいな……
☆ 2023/3/13 今日は半年に一度の通院日です。寒冷前線の通過が予報されていて、午後の天気は荒れるのかも……
☆ 2023/3/10 未明に雨がふったものの、随分と暖かい朝です。暖房の必要を感じません。晴れて来て風が強くなりつつあるので、花粉の飛散が憂鬱……
☆ 2023/3/9 ここのところ暖かさが昂進していて、今日は五月初旬並みの気温になるとのことです。南関東の染井吉野開花も15日と予想されています。しかし、寒気の揺り戻しも警戒せねばなりません。杉の後には檜が続きます。武漢肺炎の動向はどうあれ、マスク生活は続く……
近頃の巨大漁場の動向として、「8枚玉タクマー」でもないのに10K以上の値付けで登場させる例が多く見られます。無知かつ勘違いも甚だしい……
☆ 2023/3/7 春は速足に移行したようです。今日は一枚衣服を剥ぐ陽気……
☆ 2023/3/6 昨夜の雨で空中の花粉が洗われてか、少し症状が軽く感じます。でも、今日も気温が上がってより飛散が昂進しそう…… 一昨日、それまで汚れた雨などで降り積もった花粉がこてこてになっていた車を洗剤を使って洗ったのに、夕べの雨でまた台無しになりました。乾く前に遠くからシャワー水を放射してざっと洗い流したら、まあ、ほとんど取れたかな……
☆ 2023/3/5 ほとんど散ってしまった庭の梅の今年の開花は例年よりかなり遅かったのですが、東京の基準木の九段の櫻、染井吉野の開花は花芽の具合からして早いと予想する気象予報士がいます。寒暖の差の程度とその並びが開花時期を左右するのでしょうが、さて、その予想のように、あと10日で本当に開花するのかな……椿の垣根はぼちぼちしか咲いていなくて、まだほとんどが蕾……黄水仙の群はほとんどが開花…… 亭主の花粉症は鼻詰まりが無いのが救いです。でも、突然襲ってくるクシャミとそれに続く鼻水の洪水には困ります。外出には武漢肺炎のためでなくても、高性能なマスクがヒノキの終わる五月になるまでは欠かせない……
新調したプリンターのセットアップをようやく済ませました。今度のプリンターは自動給紙が3箇所から出来るので結構便利です。他に背面給紙だと相当厚い紙でも可能とのことで、使用の幅が広がります。また、印刷速度も早くて、それも快適……
☆ 2023/3/4 春が行ったり戻ったりしています。今朝は少し戻り…… 昨日、重い腰を上げて山の神の確定申告を「eTax」で済ませました。その結果を紙で保存するべく出力をしていたところ、プリンターの廃インク吸収パッドが限界に達して使えなくなりました。この状態になったときにはメーカーに送って修理をする仕組みなのですが、去年の11月でその機種の修理受付は終了していました。インクジェット式のプリンターの弱点はこんなところにあるのだと知ったのです。それで、今度の機種は、印刷単価の低いエコタンク式で、かつ廃インクタンクがカートリッジ交換式のを入手しました。少し高価ですが、国の貨幣流動性向上に寄与すると考えて、新装なった清水の舞台から飛び降りました。
☆ 2023/3/2 昨夜から風が強く、朝の最低気温も一段と上がっています。もう冬の衣服ではまずいかも……
☆ 2023/3/1 逃げるの二月が終わり、去るの三月の始まりです。今日も春が大股で一歩進むらしい……
手元に来た「8枚玉タクマー」ですが、予想どおり「W期型 D」でしたが、とんだ外れ物でした。まあ、数の内にはこんなこともあります。部品取り程度にしか使えない……
☆ 2023/2/28 春本番への歩みが大股になりつつあります。南寄りの風が強く気温が上がり、それに連れて杉花粉の濃度も増して、とうとうクシャミ鼻水症状が顕在化です。これが檜花粉へと続いて延々二か月続くのかと憂鬱…… アメリカの研究によると、いわゆる「新型コロナ」はやはり武漢研究所からの漏洩が最有力とのことです。亭主が拘る「武漢肺炎禍」という名称はまさに正しい言い方だと確信…… 花粉症は免疫の暴走というのが有力な仮説です。亭主は昭和40年代末に発症以来、この時期に風邪やインフルエンザに罹ったことがありません。免疫が高まっているので、それらの病原は寄せ付けないのかも……
☆ 2023/2/27 また三寒に戻っている朝です。光は春が進んでいるので、春眠の寝床の窓の外では椋鳥の群がかまびすしい……
椋めらめぐずぐずと春競ひけり 雌山 春眠を妨げ椋のかまびすし 雌山
☆ 2023/2/26 日本帝国陸軍の将校によるクーデター失敗の記念日です。しかし、この日は軍部暴走の最後の過給機となりました。決して忘れまじ……
☆ 2023/2/24 今朝も暖かさが一歩進んでいます。でも、午後晩くから雨になる予報……
暫くぶりで「8枚玉タクマー」を網に掛けました。レンズシリアル番号からすると、おそらく「W期型 D」です。送料を除けば亭主の定めた基準以内に収まっていますから、まあ、儲け物かも……
☆ 2023/2/23 四温に戻っていて、スギ花粉が飛ぶ濃度も一段と高まっているようです。でも、今年はまだほとんど症状が出ていません。この傾向は年々増していて、それが老化の証なのかも……
☆ 2023/2/21 少し三寒に戻っている夜明けです。夜来北東の風が枕元の窓を揺らして騒がしく、安眠を少しく妨げられました。兎角春は風が強い……
東風吹くを散らずと耐へる梅健気 雌山
☆ 2023/2/20 今朝も昨日より少し暖かさが進んでいます。でも、日中は昨日ほどではないらしい……
一歩ずつ温くなるのと春喘ぐ 雌山
☆ 2023/2/19 今朝は随分と暖かく、気圧配置を見れば、どうやら春一番が吹きそうな気配です。西庭の白梅もほとんど満開で、いよいよ春の足音が高くなるのか…… 例年は既にスギ花粉の時期ではあるものの、今年はまだ顕著な症状が出ていません。実際に飛来がまだ少ないのか、あるいは、歳のせいで免疫が衰えて、感じにくくなっているのかも……
帰る雁送る涙目花粉病み 雌山
☆ 2023/2/18 暖房のためもあってか、室内の乾燥が進んでいて、指先がツルツルカラカラです。しっとりとした春の夜明けが待ち遠しい……
霞立ち梅の香流る朝の道 雌山
☆ 2023/2/17 二月も後半に入っていて、陽光はすっかり春の高さです。今朝は四温の始まりか、ほんの少しだけ室温が上昇……
じりじりと後退りする寒さかな 雌山
☆ 2023/2/16 今朝は寒中よりも冷え込んで、三寒の極みです。でも、明日からは四温になる模様……
四温待つ三寒の朝衣更着ぬ 雌山
☆ 2023/2/15 今朝の冷え込みは真冬以上です。三寒どころではありません。こんな時に南岸低気圧が来たら、考えるだけでブルブル……
去年、庭の方々に黄水仙の球根を植え散らかして、その場所をすっかり忘れていたのですが、芽が出ていることで思い出しました。今年の春はそこいらじゅうが黄色く染まりそうです。植木鉢などの下敷きになっているものも、それを動かすと健気な姿で現れるので愛おしくなります。ガンバレ……
主亡くも春な忘れそ黄水仙 雌山
今日は前歯が二本甦ります。この一週間、削られ細っていた歯が心許なかったのですが、ようやくです。でも、まだ処々に虫歯があるようで、歯医者通いの道遠し……
トルコの大地震、日本だったら人的被害は恐らく1/100以下だろうと思います。映像で見る手抜きのあきらかな高層コンクリート住宅群の崩壊は眼を覆う惨状です。その瓦礫に見える鉄筋の細さと少なさには戦慄しかありません。日本では、このぐらいの高さの建物では鉄骨または鉄骨コンクリート造が常識で、これほどの脆さではないでしょう。近年基準、規則は整備されていたとのことですが、それを守る、守らせるの文化が無ければ、それはただの画餅…… 世田谷で発生した崖のコンクリート擁壁の崩落ですが、人的被害が無かったのだけが救いです。これはその擁壁の一部であった崖下のコンクリート建物を壊して、擁壁を兼ねていた壁だけを残していた状態のように見えます。その構造であれば、元のコンクリートの建物全体で擁壁の機能となっていたのですから、それが壁だけにされていて、その根元を削られたら崩落して至極当然です。これは元の建物を撤去した者と、擁壁の根元を削った者の無知、無責任が原因と断言します。このようなコンクリートの建物を擁壁兼用とするものは亭主の近所にもたくさん存在しています。それらの将来に対する警鐘になれば、という教訓……
☆ 2023/2/14 今朝は北風が強く吹いて、三寒の日です。今週から来週にかけては晴れベースが続く予報で、冬に逆戻りの様相……
☆ 2023/2/13 曇り空なれど未明に降ったようで、街路や屋根が濡れています。今日はこれからも雨になって朝の気温がそのまま上がらない予報です。でも、少し暖かい四温の朝……
凝り固くなりし胸張る春の雨 雌山
☆ 2023/2/12 少し暖かさの増している朝です。三寒四温の四温の日……
☆ 2023/2/11 昨日の雪は左程の事が無くて良かったです。雨になるのが早くて、積雪を溶かしてくれた…… 今日は建国記念の日です。土曜日ですから、現役中なら休みを一日損したと思っただろう廻り合わせですが、365日休日の身では、そんなの関係ねぇ……
晴れと曇りまたは雨雪とが順繰りに、それも短周期で現れるのが春の気象の特徴です。昨日の悪天と打って替わって今日は一日晴れ……
この国の共産党も支那のそれと同じで、指導層の独善身勝手さは目に余ります。違う時間の中に生きているらしい…… NHK党なる奇天烈な輩も、その存在が腹立たしい限りです。それを存在せしめた国民の一部も腹立たしい……
☆ 2023/2/10 逃げるの二月の上旬が終わります。今日はこれから雪になる模様……
暗き空見上げて雪の降るを待つ 雌山
午前8時過ぎに、とうとう雪が降り出しました。まだ路面を濡らす程度ですが、午後には降り方が多くなって積るとの予報です。明日は国民の休日なので、社会への影響は少ないかも……
降り出して2時間ほどで霰状の雪でに庭は勿論、道路面も白くなり始めています。気温も低く、これは積ること必定……
☆ 2023/2/9 明日は積雪の虞があるとの予報が出ています。いよいよ倉庫に長期在庫の雪掻きスコップの使い初めか……
今夜喰ふおかずは決まり針供養 雌山 絹ごしは埋もれて悪しき針供養 雌山
昨日は「針供養」でした。関西では12月8日に行うのが主流のようです。しかし、各家庭での縫物のみならず、外国に依存し切ってこの国の縫製業が衰微している昨今、供養される針は幾許か……
☆ 2023/2/8 この週末は南関東も降雪になるかもしれないとの予報です。昨日の日中は春めいた温かさだったのに、また今日明日で寒気が南下し、その中に南岸低気圧が進んでくると、金曜土曜ぐらいには雪になってもおかしくない……
春なれど三寒四温歩み遅々 雌山
支那の共産党首魁たちの身勝手極まる振舞いは目に余るものがあるものの、この国の同類も同じような振舞いに及んでいるようです。そんなことをすれば、肝心の弱小党の衰退滅亡を招くと思わない遮眼帯黒メガネ付き近視眼では、お先は真っ暗……
本日、西庭の加賀白が数輪開花しました。昨日の陽気に誘われての事でしょう。ようやく、ようやく……
加賀白や梅干し想ひ窓開ける 雌山
☆ 2023/2/7 今年の梅(加賀白)はまだ蕾です。例年なら一月中に咲くのですが、今年は寒さが強いせいかも…… それに、南庭の諸所に増えつつある黄水仙も、芽を出すのが遅かったです。二月に入ってようやく出始めています。派手な黄色で樹下を彩るには今暫し…… この黄水仙と云うのは、江戸末期に渡来した帰化植物の多年草です。球根でも増えて、すぐに密集するようです。打ち重なった球根を掘り上げて庭のあちらこちらに植え散らかしたので、それがどこだったのかは芽が出ないと分かりません。思いがけぬところにも咲いたりして、春の庭のささやかな愉しみ……
「8枚玉タクマー」の再分解検証事業は残すところ「T期型」と「U期型」の内の10個となっています。これらは特別な飾り箱に入れているので、取り出すのがいささか億劫です。なので手が止まって気力の充ちるのを待つ心地……
☆ 2023/2/6 今日は「風呂の日」だそうです。類例の多い月日数字の語呂合わせ記念日ですが、そんなもの誰が言い出して、何のためなんだか、まったく意味不明……
冷え切った身を浸したり雁の風呂 雌山 雁風呂の焚かるる毎に鶏殺す 雌山
☆ 2023/2/5 ボチボチ花粉の飛来が話題に上っています。今年のスギ花粉の飛散量予測は平年の二倍とされています。去年は平年より少なかったので、そのつもりでいないと、アカン……
草萌えてくさめくさめの日々来たる 雌山
☆ 2023/2/4 立春、暦の上では今日から春です。日の入りは目に見えて遅く、日の出が早くなっているので、浴びる光はすっかり春なのですが、気温はまだ冬のまま……
光のみ既に先行く今朝の春 雌山
☆ 2023/2/3 俳句の季語に春隣、夏隣、秋隣、冬隣というのがあります。これはそれぞれ立春、立夏、立秋、立冬の前の日を指す言葉で、わずか一日しか使えない窮屈な季語です。また、今朝の春、今朝の夏というように、立春、立夏という日にち以外にも時間限定が加わった一層窮屈な季語もあります。亭主はこれらの窮屈な季語がことのほか好物です。それは季語の力が強大だからです。今日はまさに春隣……
黄水仙芽のぴよこぴょこと春隣 雌山 背伸びして朝日を浴びる春隣 雌山
☆ 2023/2/2 いよいよ明日は節分です。鬼やらいで打つべきは、しつこく居残る武漢鬼……
「8枚玉タクマー」の「絞り環」内周の「クリック溝」が絞り環の幅全体に刻まれるようになるのは「W期型 A」の途中から出現するのですが、これを細分類とするか、迷っています。もう少し「W期型 B」の再分解検証を進めてから判断するつもり……
福は内福は内とぞ縮こまる 雌山
☆ 2023/2/1 逃げるの二月が始まります。今月は去年暮れから毎週通っている歯医者以外の定期診療はありません。のんびり、まったり……
あと三日春待つ朝の冷え強し 雌山
「W期型 A」としていた個体を再分解したところ、「W期型 B」の証拠が出てきました。前回の分解整備時には見落としていたことです。ところが、この後のレンズシリアル番号はしばらく「W期型 A」なので、その不整合性には首を捻るしかない……
☆ 2023/1/31 一月が終わります。寒さの底は続いていますが、日の出はじりじりと早くなり始めています。一陽来復を感じる日々……
風寒し春隣りまで指呼の間 雌山 節分を指折り数へて鬼嗤ふ 雌山
☆ 2023/1/30 暦の春となる週に入ったのに、寒さの底が続いています。この寒波は地球の温暖化の副作用とのことです。偏狭で阿保なドナルドは温暖化など無いと喚いていることでしょう。その阿保を盲目に信じる輩の多い国は「困ったさん」……
「8枚玉タクマー」はヘリコイド装置のネジ溝が「V期型 B」からは6条へと変更になりましたが、それ以降、ヘリコイド装置そのものに黒アルマイト加工後の切削による修正が行われているものを見なくなっています。そのことが意味するのは、ダイキャスト加工の精度が向上したのでしょう。それによって開放測光鏡胴「Z期型」以降の内筒の複雑な形状が可能になったのかも……
☆ 2023/1/29 今年は梅の開花が遅れています。まだ蕾が固く、来月にならないと咲かなそうです。それと、椿の開花も遅れています。数輪咲いたものの、後が続きません。続く寒さのせいかも……
春立つ日指呼の間でも着更着ぬ 雌山
☆ 2023/1/28 昨日は幸い雨も雪も降らずに済みました。今朝は快晴、お日様ピカピカ……
亭主が現役中は、職場でよく「無駄」の無いようにと言われましたが、亭主の信念としては、無駄こそが人類をかくも文明化させた、文化を進めた原動力だと思っています。現在国宝だの世界遺産だのと称揚されている文物のほとんどは、その時代の一般庶民にとっては無駄そのものだったはずです。人類史から無駄を省いたら何も残らない……
無駄口の溢れかへれる炬燵かな 雌山
「8枚玉タクマー」の再分解は「V期型 B」に入りました。これはヘリコイドネジ溝が6条となったことが細分類の理由ですが、ヘリコイド外筒摺動溝の後端面が黒アルマイトのままになったのも特徴的です。これは以後ずっと継続しています。 それから、絞り環内周部のクリック溝ですが、この「V期型 B」になっても幅の半分ほどにのみ刻まれています。これは後に幅全体に刻むようになりますが、それが何時からなのかもこの再分解調査の愉しみの一つ……
再分解のつもりで作業し始めて、それが未整備であることが判明した個体がありました。入手したものはすべて整備したつもりでしたが、一度に幾つも入手した時などに漏れたものがあったようです。それで、その個体はヘリコイド装置の摺動板を固定している小ビスが1本脱落していて、他の3本も緩んでいました。脱落した小ビスが鏡胴内で悪さをしていたのには参った……他にも分解痕がありますから、前回の整備者が杜撰な締め付けを行ったことは明白です。
☆ 2023/1/27 また南岸低気圧が来る予報です。今夜から明日の朝にかけて通過のようですが、この居座る寒気の時に少しでも関東に近づいて通ったりすると、思わぬ大雪になることもありえると、ある意味富岳に優る亭主の感ピューターは告げています。あな恐ろし…… 数年前の積雪に懲りてアルミ製の雪掻きスコップを仕入れてあるのですが、それは一度も使われることなく倉庫に眠っています。願わくば、この投資が無駄にならむことを請ひ願ふなり……
雪掻きのアルミスコップ更のまま倉に寝てをりその無駄願ふ 雌山 襟を立て雪掻き厭ふ空模様 雌山
「8枚玉タクマー」の再分解検証は6個所有する「V期型 A」を済ませましたが、これらのネジ溝が12条であるヘリコイド装置の外筒は変異が多くていささか混乱しています。それは切削加工のことなのですが、「外筒後端部外周」を黒アルマイト加工後に切削しているもの、「摺動溝後端面」を黒アルマイト加工後に切削しているもの、その切削を行っていないもの、これらが混在しているのです。その黒アルマイト加工後の切削が何のためだったのか、それが謎です。それを考えると夜も眠れない……嘘…… これらの変異が後世に整備者によって「二個一」を受けた結果なのか、製造時の在庫部品取り扱いの結果なのか、判断しかねる状況です。ヘリコイド装置はそうでなくても難しいのに……
先日注文してあった冷凍庫と不具合になっていたウォシュレットの更新品が、昼前にほとんど同時に届きました。ウォシュレットは従前の色が廃版になっていて、その色味の違いを心配していたのですが、ほとんど同じなので満足です。 100リットル強の冷凍庫は山の神のたっての希望で購入しました。昨今の冷凍食品横溢に対処するためには既存の冷凍冷蔵庫では容積不足との苦情によるものです。棚1段と4段のプラ引出し、それに小さなドアポケットの構成で、引出しの内の3段は同サイズなので入れ替え互換が出来るのが便利そうです。既存の冷凍冷蔵庫の冷凍室は引出しが深くて広く、奥に入ったものを認識し難いという苦情がありましたから、今度はそれが軽減か……
☆ 2023/1/26 昨日は日中も底冷えしていましたが、昨日並みの今朝の冷え込みも日中は少し緩むらしい…… 昨日の未明に舞ったらしい僅かな雪で車の上はものすごく汚くなっています。嗚呼、雪とは見かけに依らず、斯くも汚きものなりし……日中少し暖かくなったら洗車せねば……
☆ 2023/1/25 十年に一度の寒波襲来との予報の朝です。確かに冷え込んでいます。霜害予報に従って、玄関前の花の鉢植え群を家の中に移動させています。外では気付かなかった花の香が充満……
交換レンズの分解整備に必要不可欠な精密ドライバーのセットは予備を一組所有しているのですが、それには「8枚玉タクマー」などのマウント台座とヘリコイド装置を固定している3本の皿小ビスの着脱に必要な2.1mmが入っていません。常用しているのは1本だけなので、それが毀損したら不自由します。近いうちに是非とも調達せねば……
☆ 2023/1/24 予報どおり寒さの募る朝です。曇りで暗い……
暮れ正月で巨大漁場にたくさん登場していた「8枚玉タクマー」ですが、亭主も幾つか釣り上げて、その他興味を少しでも引くものはすべて消え去りました。見るからに程度ワルなものでも、結構な値付けで引き取られたりして、世はインフレ……
「8枚玉タクマー」の再分解、再検証は「U期型」の後1/3部分について行っています。今のところ、どれもしっかりと「U期型」の内容…… この時期のヘリコイド装置はネジ溝が12条であり、どれも2対の摺動溝後端面が切削アルミ色仕上げとなっています。これを「V期型 A」も使っているのですが、ところが「V期型 B」から使われるヘリコイド装置はネジ溝が半分の6条となり、摺動溝後端面は黒アルマイト仕上げなのです。この違いについて、以前はダイキャスト金型の不具合を修正するための切削加工の結果だったと考えていたのですが、再分解での観察で、この部分は仮に多少長くても組立に影響しそうもないと思えて来ました。そこで思い付いたのが、切削は「12条」と「6条」を一見して見分けられるようにするためという理由です。時系列的に多少齟齬をきたすきらいもありますが、そんな仮説も一応提示……
☆ 2023/1/23 今日明日と南岸低気圧が通過するようです。関東は離れて通る予報で、降らずに済むのかも……
☆ 2023/1/22 今週は寒波襲来が予報されていますが、今朝は一段と冷え込んでいます。もう少しで室温一桁……
☆ 2023/1/21 土曜日です。1月も下旬に入りました。来週にはこの冬最大級の寒波が押し寄せて来るとの予報です。週明けには関東南部に雨か雪をもたらす「南岸低気圧」の通過も予報されていますが、少し離れて通過しそうとのことなので、積雪になるのは免れるのか……
子等のみの喜びならむ雪の朝 雌山
☆ 2023/1/20 この中旬後半は雨もあってほとんど晴れ間が無かったのですが、下旬は冬型が強まって上空の寒気も南下するそうで、寒さが身に染むことになりそう……
「8枚玉タクマー」の期型細分類の新設に励まされての再分解作業の中で、所有する「W期型 C」は2個、新設の「W期型 D」は3個であることが確定しました。しかし、このように短期間に製造されたと思われる中での変更というのは、まさに驚異そのもの…… 最終組立前の「W期型 C」と「W期型 D」の合わせて5個について、無限遠の調整と組み上げを総て済ませました。馴れれば1個5分程度の作業時間……
☆ 2023/1/19 山茶花の一種寒椿は樹下を赤く染めて花弁の多くを散らせました。庭先の椿垣はようやく咲き始めて、ピンク八重の乙女椿、白や赤の八重椿ちらほら、なれど、一重の藪椿は未だ…… 現役中は「二月逃げる、三月去る」との俚諺とは対比的に、一月は長いなと感じていたのに、この頃は短く感じています。中旬も早や過ぎんとす……
「8枚玉タクマー」の再分解と内部構造の再確認をぼちぼちと進めているのですが、その中で発見した事実に基づいて「W期型」の細分類を「D」までとすることにしました。その違いは、ヘリコイド摺動装置の片側のプラスチック摺動板を固定する2本の小ビスの真鍮製ワッシャーについて、「W期型 D」では2連の角型に変更されているのです。このことには以前から気が付いていたのですが、再分解での確認に基づいて分類を行うことにしたのです。このように変更した意図を推理すると、プラスチック摺動板の形状強度を向上させるためだったのだろうと思います。 この変更を行う必要性から、次の「7枚玉タクマー」である「X期型」からは、ヘリコイド装置のサイズ変更などと合わせて摺動板も両方真鍮製へと戻されています。
再分解作業の中で気付いたことの一つとして、マウント台座とヘリコイド装置を固定している3本の皿小ビスについて、1.7mm径のこのビスの頭溝はこれまで1.8mmの精密ドライバーで作業していたところ、うっかりして頭溝をなめてしまう事態が生じたのです。非常に苦労して、そのなめた小ビスは外すことが出来たので良かったのですが、そもそも、この頭溝には2.1mmの精密ドライバーを用いるべきだったのです。 精密ドライバーセットの中には、この2.1mmが入っていないものがあります。その上の2.3mmが入っているのが多いのですが、これは溝幅は合うものの、ドライバーの幅が大きすぎて、小ビスの皿頭より大きくて使えないのです。そこで、機会があり次第、2.1mmの精密ドライバーの予備を入手したいと思料中……
☆ 2023/1/18 そろそろ雪の予報が出るようになりました。去年は積雪が無かったのですが、今年はどうなるのかな……
今日は「W期型 B」と「W期型 C」の幾つかを再分解するつもりです。それらの「プラスチック摺動板」を止めている小ビスのワッシャー形状を確認するのが目的の一つ……
☆ 2023/1/17 早く目覚めて、興味の赴くままに、「7枚玉タクマー」の始祖たる「X期型」の再分解を試みました。何年も前に行ったので、すでに多くを忘れている内容でした。 レンズ群が6群7枚構成であるのは当然の事として、鏡胴内部についてもそれまでの「W期型」とは随分と変わっています。絞り装置はまったく別物になり、連結摺動ピンの長さも形状も変わりました。それと結合する絞りリンクを組み込んだマウント台座の形状もまったく別物です。 ヘリコイド装置は径が変更になり、「W期型 B」で片側がプラスチックになっていた摺動板は真鍮製に戻されています。それに従ってピント環の内径も少し大きくなっています。そしてその回転止めも、マウント台座の切れ込みからヘリコイドに捻じ込んだビスへと変更されています。 つまり、ほとんどの部品がこの時に互換性を失っているのです。8枚玉である前の「W期型」と共通の規格なのは、飾銘板と絞り環だけです。その飾銘板は「T期型A」から「Y期型 A」までが寸法的に同一規格ですから、それだけを二個一しているおかしな中古品が市中に出て来ることになります。
☆ 2023/1/16 今日は定例の通院日です。血液検査および2科受診なので、早朝から午前中は潰れる…… ここ三日連続で雨が降っています。降り続く雨ではないのがもどかしい……
☆ 2023/1/15 まだ降ってはいないものの、暗い朝です。これから降る予報なので、首をすくめて家籠り…… 小正月、藪入りです。成人の日制定の起源となった行事なのに、今は昔…… 地方によっては左義長、どんど焼きなども行われることでしょう。いよいよ農作業の始まりという予祝行事も含まれるらしい……
1959年5月に発売された半自動絞り機「PENTAX S2」のセットレンズとして登場した「Auto-Takumar 1:2 f=55mm」ですが、後に「Auto-Takumar 1:2/55」と機種表記を変更されました。これは5群6枚構成の変形ダブルガウス型ですが、前年に誕生していた半自動絞りの「Auto-Takumar 1:1.8 f=55mm」とは同じ5群6枚構成の変形ダブルガウス型でも、異なる口径の別のレンズ群でした。 この半自動絞りの「Auto-Takumar 1:2/55」ですが完全自動絞り化はされず、後継という位置付けの「黄文字タクマー」と俗称される完全自動絞りの「Super-Takumar 1:2/55」というのは「Super-Takumar 1:1.8/55」と全く同じレンズ群や鏡胴を使って口径を小さくするためのリングをわざわざ入れたという変なシロモノになっています。 短命に終わった「Auto-Takumar 1:2 f=55mm」および「Auto-Takumar 1:2/55」ですが、絞り開放での軸上色収差補正は優秀です。しかし、周辺光量はいささか不足していて不満足です。絞り開放で晴れた空を写すのは無理です。でも、これはF4以上に絞ると解消します。 「PENTAX K-1」でのリバーサルフィルムモードで撮影すると、随分とこってりとした色が出ます。4年ほど後の製造の「8枚玉タクマー」の絞りF2と比べると、よりこってりと発色する感じです。明度、彩度の高い被写体を写すのには打って付けかも…… ところで、この交換レンズ、Kマウントアダプターを取り付けた「KAF2」マウントのカメラに取り付けると、外すときに焦ることになります。電源用端子に「押ピン」が引っ掛かってしまうのです。このことを避けるためには 、今となっては無用かつ邪魔な存在の「押ピン」を外してしまうと安全ですが、鏡胴分解が必要です。少し強く回せば乗り越えられますから、無理に「押ピン」を外さなくてもいいのでは……あるいは、Kマウントアダプターの「ロック用板バネ」を外して使うという方法が安全です。これならKマウントアダプターごとカメラから外せますから…… この現象が起きるのは、この半自動絞りの押ピンは後の全自動絞りの押ピンよりほんの少し中心寄りなためです。「KAF2」マウント規格を設計した者は、この半自動絞りの押ピンの事を考慮しなかったことが明白です。下位互換遵守の企業風土とはいえ、そこまで古い物にまでは目が届かなかったということです。これは「AUTO BELLOWS」一族を現行のデジタル一眼レフに装着できないのも同様……
☆ 2023/1/14 昨夜少しだけ雨音が聞こえましたが、今朝は降っていません。今日明日は一時雨が予報されていますが、さて……
今朝は起き掛けに去年入手した「W期型 A」の再分解を行いました。内部部品に使われているのは「V期型 B」とまったく同じ状態であることを確認しました。入手後の分解整備の時にはあまり問題意識を持たずに「ボーッ」として作業していたことを自覚…… ところで、「V期型 B」からの特徴として、ヘリコイドネジ溝をそれまでの12条から半分の6条へと変更している点ですが、これにより真鍮製の中筒のネジ溝の谷部分が広い平面状になっているのです。外筒のネジ溝は単に溝底の数を減らしているだけですから加工の手間を減らしているのかもしれませんが、中筒の方は硬い真鍮の谷底を平らに広く加工する必要があるので、これは工作の難度が高いと思われます。そのような難しいことをあえて行ったのには理由があるはずです。 素人の知識で考えると、谷溝と山溝とで接触するより幅のある平面で接触する方が安定性がある、ガタの発生を少なく出来ると思うのです。これはそのための変更ではないかと推定するしかありません。この12条から6条への変更は同社他機種においても行われていることですから、設計哲学、製品哲学から行ったのに違いないでしょう。単なる手抜きではなかった……
☆ 2023/1/13 随分と久しぶりに山の神と東京タワーへ行ってきました。何度か下の四角い展望台までは行ったことがあるのですが、上の丸い展望台までは行ったことがなかったので、清水の舞台から跳ぶ心地で¥3Kを奮発…… 御料車をプリンスホテルの駐車場に駐めていたので、帰りにその一階の和食レストランで昼食、一番安いランチで十分満足……それで駐車料金は無料に……
☆ 2023/1/12 朝の冷え込みが強い日と少し緩む日とが交互にあらわれています。今日は強い日……
「8枚玉タクマー」の再分解をぼちぼちと続けているのですが、「T期型 B」の「766126」と「V期型 A」の「766156」を同時に行って比較したところ、両者の中身も随分と異なっていることが判明しました。 「766126」は「765***」台の「T期型 B」とは概ね似ているものの、ヘリコイド装置が「T期型 A」のものになっているのです。 熊本の廃業したカメラ店から出たことが分っている「766156」の方は「U期型」および「V期型 A」とは概ね似ているものの、これもヘリコイド装置が「T期型 A」のものになっているのです。 「766126」と「766156」はわずか30番しか違わないのに、この大きな違いには驚くほかありません。 これらのことから推測できるのは、やはり「766***」番台のものは特別な存在であるということです。一般販売用のものではなく、その時々にあり合せの部品を組み立てた、カメラ店用の見本とか、社内使用向けとかの特別な品に付けた取り置きの飾銘板だったのではないかと考えています。 また、「V期型 A」の製造開始後に作られたと推定できる「9*****」番台の「T期型 B」ですが、その中身が何なのか、手持ちの2個をこれから再分解して確認したいと思っています。
☆ 2023/1/11 1のゾロ目の日です。それだけのこと……
5回目の武漢肺炎ワクチンが先月末から打てるようになっているのですが、さて、どうすべきか……
☆ 2023/1/10 新年正月も上旬が過ぎます。世間では相変わらず武漢肺炎禍が猖獗を極めていて、そのうえインフルエンザまで同時罹患流行の兆し濃厚とか……更に凶暴なる露国飛来の鳥インフルエンザでの大量殺処分の頻発を聞くと、耳を覆いたくなる心地……
尾長鴨か寄りかく寄る冬汀 雌山 葱ならぬ菌背負い寄する鴨の群 雌山
徒然なるままに、各期型の境界にあたる「8枚玉タクマー」の再分解を試みているのですが、その中で、入れる「期型」を誤っているのを見つけてしまいました。それは「1118916」です。これまではヘリコイドネジ溝が12条の「V期型 A」であるとしていたのですが、実は6条の「V期型 B」でした。他の内部的特徴もすべて「V期型 B」のものなので間違いありません。ショボン…… このことで、「V期型 A」は「1116***」までであり、「V期型 B」は「1118***」からであることが有力となりました。その間の「1117***」というのは未だに発見できていませんから……
☆ 2023/1/9 移動制になっている「成人の日」です。藪入りの小正月が起源のはずなので、まったく馴染めない…… 西空にまだ太っている月が残って、今日も晴れて寒い……
藪入りの謂れ聴き見る残る月 雌山
☆ 2023/1/7 七草粥の朝は雨が予報されているだけに冷え込みが緩んでいます。昨日より室温で3℃ほど高い……
先日新来の「8枚玉タクマー」ですが、昨夜その分解を愉しみました。やはり以前業者整備されたらしく「マウント台座」と「ヘリコイド装置」を固定している皿ビスにも緩み止めが塗布されていましたので、無水エタノールを塗ってから慎重にはずしました。 既分解品であることから、業者による不注意、あるいは故意による「合成品」の恐れを排せない思いでの分解でしたが、それは杞憂に終わりました。全部「T期型 A」の特徴を備えた部品ばかりです。 「マウント台座」に組み込まれている絞りカムの側面絞り開放位置には証拠の丸い「打痕」があり、12条ネジ溝である「ヘリコイド装置」の外筒に2対ある摺動溝後端は黒アルマイト仕上げです。また、絞り装置側面の切り欠きは切削されたままのアルミ色です。これら分解せねば分らぬ証拠は総て完璧…… あとは外装部品の洗剤水洗を残すのみです。ほんの気持ち黄ばんでいる白文字も、古歯ブラシによる洗浄で甦ること必定……
元日以来続いていた下腹部の疼痛と軟便はようやく快方に向かっています。まんず、えがった……
七草を数へて啜る今朝の粥 雌山
☆ 2023/1/6 正月に入ってからずっと好天が続いていますが、朝は冷え込んでいます。今朝も零度に近づいている…… 新たなオミクロン変異株罹患の疑いを抱かせる症状は間欠的に続いていて、体調は本調子ではありません。でも、下痢止めが必要なほどではない……
初買いに跳ねる心の卯年かな 雌山
暮れと新年と続けて、「8枚玉タクマー」の「T期型 A」という超希少な獲物が網に掛かっています。この調子を維持できればと鵜の目鷹の目状態で兎の目……
一昨日夜に網に掛かった「8枚玉タクマー」が早速届きました。一見したところ殆んど瑕疵の無い姿です。早速飾銘板を外そうとしましたが、この機種の通常と違って、並みの飾銘板回し具ではびくともしません。こんなに固く締まっているのには初めて出会いました。そこで、亭主取って置きの究極銘板回し具を取り出して、親の敵と力いっぱい押し付け回して、ようやく動きました。 飾銘板を外して中を覗くと、鏡胴先端部を固定している3本の小ビスの頭に緩み止めを塗布してあります。これは以前分解整備を受けた証拠で、それも業者によるものと推定できます。素人でこれを行うのはまずいないでしょう。それで、その塗布のときに内側雌ネジの小ビス付近に緩み止めが付着し、それで飾銘板が動かなくなっていたのでした。次の事を考える想像力の無い業者はこれだから困る…… それで、すべての証拠が「T期型 A」であることを指し示しています。あとはゆっくりと分解整備して「合成品」ではないことを確認するのみ……
☆ 2023/1/5 昨夜、巨大漁場にて、差し網に初「8枚玉タクマー」が掛かりました。富山湾寒ブリ級の大物です。恐らく、いや、確実に「T期型 A」です。亭主の鑑定眼に曇り無し……今年ゃ春から縁起がいいわい……
初春を壽ぐ大漁で舞踊る 雌山
オミクロンの新たな変異株の症状として下痢という情報がネット上に流れています。噓か真か不明ですが、支那では下痢止め売り切れ騒動も伝えられています。亭主も元日午後から下痢に類似した腹具合と下腹部疼痛が間欠的に続いています。発熱や呼吸器系、循環器系の症状はまったく無いのですが、罹ったかな……
☆ 2023/1/4 仕事始めの朝もまだ晴れは続いています。今年の年末年始は穏やかそのもの……
初春や今年こそはと緒を絞める 雌山
今年の「8枚玉タクマー」収集は、まず「T期型 A」を目指します。その製造総数は700個以内であろうと推定しているので、その内の何個を得られるかに関心が……現在は4個…… 一段下がって次なる目標は、レンズシリアル番号「765***」台の「8枚玉タクマー」を収集することです。これは「765001」からの製造だとすれば最大1000個のはずですから、まずはその1%が目標……現在は6個……
☆ 2023/1/3 正月三が日は穏やかに過ぎそうです。まずまずの年の初め……
☆ 2023/1/2 今日は子供たちの家族が集合します。総勢11人で、賑やかそう……
☆ 2023/1/1 新年はこの冬一番の冷え込みで明けました。この寒さが今年を象徴せねばよいのですが……
アマテラス拝む想ひぞ初日の出 雌山 壽ぎて松竹梅と跳ね卯 雌山
☆ 2022/12/31 恒例により、新しい一年、「二十一年目」を今日から始めます。 なお、「二十年目」以前のものは、従前どおり別棟に収めています。
今年 「令和四年」は世界的にも極めて悪い年でした。特に露西亜のヒットラーと言うべきプーチンの人非人の振舞いは言語道断です。畢竟、傍若無人なる共産党 、その首魁たる習近平の支配する中華人民共和国が引き起こしたパンデミックの罪と並んで、その世界に対する罪は決して許され ません。そやつらに神罰は下らぬものか……
数の子の塩抜く手間ぞ祷りなり 雌山
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