名ピアニストも、
始めはバイエルでした。

清水幾太郎 著 『私の文章作法』

ピアノを弾きたいという少女に向かって、
思った通りに弾きなさい、と教える音楽家はいません。
ピアノが弾けるようになるには、
いかに非個性的であっても、
バイエルから始めなければなりません。
同じように、文章が書けるようになるには、
先人の真似から始めねばなりません。
清水幾太郎のこの名著には、
文章を書く上で大切な事と心が詰まっています。

『私の文章作法』(文庫)