donomichi yorimichi

ただいまの収録語数:355語

アーチスト【artist】

音楽に携わる芸能人の誇大呼称。「豪華〜のみなさん」

あい【愛】

対象を格別に尊いものだと思い込む盲目的な感情。「〜を貫いて心中する」[比較]恋。恋愛。

あいえんか【愛煙家】

いかなる迫害にも屈しない勇者。「〜が公園に集合する」

アイキュー【IQ : Intelligence Quotientの略】

人間を知能の善し悪しで評価する物差し。「〜の高い生徒を集める」

あいさいか【愛妻家】

自分の心を欺くことができる亭主。「〜の化けの皮がはがれる」

あいじん【愛人】

こそこそと逢瀬を重ねる相手。「社長の〜問題が明るみに出る」

アイデンティティー【identity】

自分は何様であるかという過剰な自意識。「自分探しをして〜を確立する」

アイドル【idol】

大衆の疑似恋愛の相手となる玄人さん。「結婚して〜を辞める」

アウトレット【outlet】

通常では売れない商品をごまかして売りさばく粉飾商法。「欠陥品を〜店に回す」

あおだいしょう【青大将】

美人の尻を追いかけ回して袖にされる金持ちの青年。「社長のパパに泣きつく〜」[対義]若大将。

あかいはね【赤い羽根】

共同募金に応じると渡される危険ゴミ。「〜の処分に困る」

あかずきん【赤頭巾】

消化能力のないオオカミが老婆と少女を食べてしまう物語。また、その少女。「〜の絵本」「道草が大好きな〜」

あかちょうちん【赤提灯】

走酒性の人を誘い寄せて金を使わせる仕掛け。「帰り道で〜に吸い寄せられる」

あき【秋】

食欲が恐ろしい季節。「〜深き隣は何を食う人ぞ」

あくにん【悪人】

悪い人だと世間が見なす人。「御仏が〜を救済する」[対義]善人。

アジト【露agitpunktから】

はた迷惑な活動をする集団の秘密基地。「〜で改造人間の手術を施す」

アスリート【athlete】

運動競技に血道を上げる趣味人。「海外で合宿を行う〜」

アナログにんげん【アナログ人間】

情報機器の扱いが苦手な人。「〜の部長をバカにする」[対義]デジタル人間。

あのよ【彼の世】

死者が住むという空想の世界。「〜へ行って楽になる」[対義]この世。

アバンギャルド【仏avant-garde】

なんとなく常軌を逸しているような感じ。「〜な映画」

あぶくぜに【泡銭】

土地や株を転がして得たお金。「〜で豪遊する」

あほ【阿呆・阿房・アホ】

物笑いの種になる人。また、その様子。「ほんま〜やなあ」「〜なことゆうたらあきまへん」[比較]馬鹿。

あほんだら【阿呆ん陀羅・アホンダラ】

恐いお兄さんの機嫌を損ねる人。「しばくぞ〜」

アメリカナイズ【Americanize】

大量のエネルギー資源を消費するようになる社会的変質。また、自分の主義主張を押し付けるようになる人格的変質。「〜された生活を送る日本人」「〜した社長に辟易する」

アルハラ【和alcohol harassmentから】

酔っ払いが延々と続ける自慢話。「上司の〜に遭う」

あんしん【安心】

悪い事は起こらないという勘違い。「国民が〜して暮らせる国を実現する」

あんぜん【安全】

災いの起こる恐れがなさそうな状態。「与党が原発の〜を宣言する」[対義]危険。

あんぜんしんわ【安全神話】

全世界を破壊しうる神が電力で人々を照らす物語。「世界中に〜を浸透させる」

いいひと【好い人】

無害の人物。また、恋愛関係にある相手。また、恋愛対象にならない善人。「部長は〜です」「誰か〜でもいるんですか」「彼は〜なんだけど」

いきじごく【生き地獄】

本当の地獄に備えて行う演習。「満員電車の中で〜を体験する」

いしゃ【医者】

診察票に謎の文字を書き込む人。「若い〜に子供扱いされる」

いっすんぼうし【一寸法師】

身長が一寸しかない男が鬼の小槌で大きくなり姫と結婚する物語。また、その男。「〜の解釈」「身長が五十倍もある女に恋をする〜」

いびき【鼾】

責任能力のない睡眠者が発する騒音。「旦那の〜を避けて別室で寝る」

インセンティブ【incentive】

人間をやる気にさせるためのエサ。「亭主に〜を与える」

インフォームドコンセント【informed consent】

医者が患者に対して行う商談。「〜を経て高額な金歯を入れられる」

インフレ【inflationから】

お金はあるのに物が買いにくくなる不思議な経済現象。「金満家が〜対策を講じる」[対義]デフレ。

いんろう【印籠】

目の前に提示されると土下座せずにはいられなくなる魔法の容器。「最後の最後で〜を出す」

ウイルス【virus】

生物なのか生物でないのかで学者を悩ますやつ。「〜に感染して死ぬ」

うさぎとかめ【兎と亀】

睡眠不足のウサギがつい寝過ごしてカメとの競走に敗れる物語。「〜のウサギの敗因は夜更かし」

うよく【右翼】

国のために敵国と戦うそぶりを見せる人。「勇ましい特攻服を着た〜」[対義]左翼。

うらしまたろう【浦島太郎】

亀を助けた男が美しい女に惑わされて人生の大半を台無しにする物語。また、その男。「〜の教訓」「海の中でも呼吸ができる〜」

ウルトラマン【Ultraman】

人のいい宇宙人が地球人のために怪獣を退治する物語。また、その宇宙人。「〜の主題歌」「凶悪宇宙人と戦う〜」

えいゆう【英雄】

権力を駆使して多くの人を殺させた男。「中国の〜毛沢東」

エープリルフール【April Fool’s Dayから】

すべてのウソが通用しない日。「〜の四月一日に生まれる」

エコノミックアニマル【economic animal】

ヤンキーの経済をおびやかす黄色いモンキー。「〜が世界を闊歩する」

エスエフ【SF : science fictionの略】

科学的根拠を無視した作り話。「透明人間が活躍する〜映画」

エチケット【仏étiquette】

上流階級における行動の不文律。「〜を知らない日本人」[比較]マナー。

エベレスト【Everest】

世界最高級の道楽者とその仲間が登る世界最高峰。「ゴミと汚物まみれの〜」

エンゲルけいすう【エンゲル係数】

どのくらい貧乏であるかを表す指標。「〜の高い我が家」

エンジェルけいすう【エンジェル係数】

どのくらい親バカであるかを表す指標。「〜の高いセレブ一家」

えんせいか【厭世家】

落とし穴を探し出して落とし穴に落ちる人。「〜として知られる哲学者」[対義]楽天家。

おだのぶなが【織田信長】

鳴かないホトトギスを臣下に殺させた伝説の人物。「室町幕府を滅ぼした〜」

おとく【お得・おトク】

商人の提示する値段が通常価格という幻影よりも安い状態。「今なら二千円も〜」

おとこ【男】

人間のメスにおだてられて木の上に登る人間のオス。「単純な〜たちを手玉に取る」[対義]女。

オリンピック【Olympic Gamesから】

国際運動興行委員会へのゴマすりに成功した都市が開く世界的な運動会。「利権の祭典〜」

おんな【女】

人間のオスをおだてて木の実を取らせる人間のメス。「〜の恐ろしさを思い知る」[対義]男。

かいがいセレブ【海外セレブ】

アメリカの芸能人の別称。「最新の〜情報」

かいしゃく【解釈】

物事の意味についての勝手な思い込み。「憲法の〜を変更する」

かがく【科学】

万人が真実だと信じ込まなくてはいけない知識。「〜は事実よりも真なり」

かくへいき【核兵器】

一部の国々が特権として保有する大量破壊兵器。「〜の開発疑惑で制裁を受ける」

かぜぐすり【風邪薬】

風邪を引いた人用の偽薬。「気休めに〜を飲む」

がっこう【学校】

世間知らずの者たちを社会の都合に合うよう丸め込む施設。「〜を出て立派な社会人になる」

カップル【couple】

乳繰り合う一組の人間。「男同士の〜が集う店」

かみさま【神様】

自分ではどうにもできない事柄をお願いする際の対象。「〜にも見捨てられる」

かよう【火曜】

忍耐の日。「〜の会議中に居眠りする」

カラオケ【空オーケストラから】

事前に録音された伴奏で歌い痴れる行為。また、その専用機器。「〜教室に通う」「店に〜を置く」

カリスマ【charisma】

自分のことを神だと勘違いする能力。また、その持ち主。「〜性のある人」「〜経営者」「美容界の〜」

カロリー【仏calorie】

デブの好物。「〜の高い揚げ物を注文する」

かんごし【看護師】

医者の世話係。「〜の国家資格を取得する」

かんどうさく【感動作】

感動の押し売りをする作品。「本年度一番の〜」

がんぺき【岸壁】

殺人事件の真相が明らかになる場所。「真犯人が〜で泣き崩れる」

きかい【機械】

人間を無力かつ無用にするための製作物。「〜化によって無人化を図る」

きけん【危険】

災いの起こる恐れがありそうな状態。「野党が原発の〜を訴える」[対義]安全。

きこくしじょ【帰国子女】

日本人のお面をかぶった外国人。「自己主張の強い〜に辟易する」

ぎぜんしゃ【偽善者】

社会人の別称。「立派な〜として行動する」

ギブアンドテーク【give-and-take】

悪代官と強欲商人のもたれ合い。「〜の精神を見習う」

ぎむ【義務】

権力を恐れて受け入れる服従行為。「ゴミ出しの〜を負う亭主」[対義]権利。

きゃくしつじょうむいん【客室乗務員】

機上の給仕係。「憧れの〜」

ギャンブラー【gambler】

勝ち負けを争って金品を得ようとするロマンチスト。「さすらいの〜」

ギャンブル【gamble】

勝ち負けを争って金品を失う行為。「〜を断てるか否かを賭ける」

きゅうじつ【休日】

休める人が遠慮なく休める日。「〜はひたすら寝て過ごす」

ぎゅうにゅう【牛乳】

人間が牛の乳房から搾取した白い液体。「毎朝〜を飲む」

ぎゅうほせんじゅつ【牛歩戦術】

議員たちが牛に扮して登場する長編芝居。「紙オムツをして〜に臨む」

きょうさいか【恐妻家】

女房への思いを隠しきれない亭主。「正直に恐いと述べる〜」

きょしょう【巨匠】

一部の外国人の称賛によって箔が付いた芸術家。「世界の〜を気取る映画監督」

ぎろん【議論】

耳栓をした人たちによる自説の言い合い。「原発についての〜を重ねる」

きんよう【金曜】

歓喜の日。「〜の朝は自然と目が覚める」

クリエーター【creator】

自由な服装で仕事をする人。「世界が注目する〜集団」

クリエーティビティー【creativity】

広告に関して広告制作者が感じる何かしらの目新しさ。「〜のない広告」

グローバリゼーション【globalization】

世界の文化や景色がみなアメリカのようになる不気味な現象。「〜が急速に進展する」

けいざいひょうろんか【経済評論家】

庶民に節約術を指南する人。「〜の言った通りにする」

けいさつかん【警察官】

公道でネズミを捕獲する人。「道路の死角に隠れる〜」

けいじ【刑事】

机を叩いて被疑者を恫喝する人。また、カツ丼を奢って被疑者を懐柔する人。「新米〜」「ベテラン〜」

ゲゼルシャフト【独Gesellschaft】

金勘定に縛られる社会。「現代に見る〜の功罪」[対義]ゲマインシャフト。

けっこん【結婚】

一組の男女が交わす正式な主従契約による結び付き。「〜は人生の墓場」

げつよう【月曜】

絶望の日。「〜の朝礼に遅刻する」

ゲマインシャフト【独Gemeinschaft】

義理人情に縛られる社会。「現代に残る〜の考察」[対義]ゲゼルシャフト。

げんしりょくむら【原子力村】

原発の危険がなく原発の利権がある村落。「〜に住む政治家」

けんにんふばつ【堅忍不抜】

辛抱強くちゃんこ鍋を食べ続けるぞという決意。「〜の精神で相撲道に精進する」

げんばく【原爆】

アメリカが広島と長崎に落として無数の人を殺した爆弾。「〜死没者を悼む」

けんり【権利】

ある行為を遠慮なしに行える権力。「宝石を買う〜を乱用する女房」[対義]義務。

こい【恋】

対象をあるがままに見られなくなる一過性の思考障害。「結婚して〜の病が治る」[比較]愛。恋愛。

こいびと【恋人】

男女交際の駆け引きに勝利または敗北した相手。「〜からプレゼントをもらう」「〜の言いなりになる」

こううん【幸運・好運】

楽天家がたやすく遭遇する愉快な巡り合わせ。「〜にも百円玉を拾う」[対義]不運。

こうとうがっこう【高等学校】

社会に出る前の若者たちをまとめて手なずける施設。「全国〜坊主頭選手権大会」

こうはい【後輩】

同じ穴に後から入ったムジナ。「〜に焼きを入れる」[対義]先輩。

こうひょうはつばいちゅう【好評発売中】

売っている商品が好評を博しているかのように思わせる宣伝文句。「前売り入場券〜」

こうふく【幸福】

恵まれた身の上だという思い込み。「入信して〜を得る」[対義]不幸。

ごきぶり【御器かぶりから】

家の中で人間を恐怖の底に陥れる黒い悪魔。「台所で〜に遭遇する」

こくみん【国民】

国家によって十把一絡げにされる無数の個人。「〜が望んだ戦争」

こくみんてきぎろん【国民的議論】

声高に主張する人々が妄想する架空の議論。「〜を充分に重ねる必要がある」

こくみんのいし【国民の意思】

国民の名を借りた与党の考え。「原発の再稼働は総選挙で示された〜であります」

ごくらく【極楽】

この世の日本の風呂の中。「ああ〜だ」

こせいてき【個性的】

格好や言動が風変わりな様子。「〜な人材を求める」

こたつ【炬燵】

中に入ると容易に出られなくなる性能を備えた暖房器具。「〜で寝て風邪を引く」

こっかいぎいん【国会議員】

国民のためにと言って自分のために働く目立ちたがり屋。「将来の夢は〜になって全国をタダで旅すること」[比較]地方議員。

こっかいちゅうけい【国会中継】

国会議員たちが演じる茶番劇の中継放送。「〜で居眠り役の議員が映し出される」

このよ【此の世】

生者が住んでいる無常の世界。「〜の憂さを酒で流す」[対義]あの世。

コメンテーター【commentator】

テレビやラジオの番組で見解を述べる目立ちたがり屋。「よく見かける〜」

こんやく【婚約】

正気を失った一組の男女が交わす正式な主従契約。「高額な〜指輪を贈る」

さいあく【最悪】

厭世家がたびたび直面する好ましくない状態。「〜にも寝坊する」[対義]最良。最善。

さいこう【最高】

楽天家がしばしば感じる喜ばしい状態。「きょうの酒は〜」[対義]最低。

さいぜん【最善】

楽天家がたやすく見いだす適切な状態。「〜の方法を幾つも試みる」[対義]最悪。

さいてい【最低】

厭世家がたびたび感じる腹立たしい状態。「雨だなんて〜」[対義]最高。

さいばんいんせいど【裁判員制度】

人のいい黄色い民間人が刑事裁判の審理に巻き込まれる制度。「殺人事件の裁判を〜で行う」[比較]陪審員制度。

さいりょう【最良】

楽天家がしばしば遭遇する好ましい状態。「〜の日々を過ごす」[対義]最悪。

サイレントマジョリティー【silent majority】

どんな理不尽なことにも黙っている大多数のお人好し。「選挙権を放棄する〜」[対義]ノイジーマイノリティー。

さけ【酒】

陶酔と引き換えに金と時間を奪い取る魔の飲み物。「〜で人生をしくじる」

さけのみ【酒飲み・酒呑み】

夜な夜な税金を納める律儀者。「高額納税者だと威張る〜」

さつしょぶん【殺処分】

人間にとって不都合な動物に対して行う殺害。「動物に不都合な人間を処分して〜ゼロをめざす」

サプライズ【surprise】

驚きと喜びと感謝の押し売り。「妻への〜を計画する」

サプリメント【supplement】

健康に執着する人が口にする不健康な製品。「〜を売って大儲けする」

さむらい【侍】

権力者のために働いた昔のサラリーマン。「〜の魂に学ぶ」

さよく【左翼】

国のために権力と戦うそぶりを見せる人。「自国批判を繰り返す〜」[対義]右翼。

サラリーマン【salaried manから】

給料を貰う代わりに組織の命令に服従する人。「〜の悲哀を味わう」

さるかにがっせん【猿蟹合戦】

親をサルに殺されたカニが助太刀の力を借りて親の敵討ちを果たす物語。「〜の続編はサルの子供による敵討ち」

サングラス【sunglasses】

気が弱くて自己顕示欲が強い人のための色付きメガネ。「〜を掛けて夜の街を歩く」

さんびきのこぶた【三匹の子豚】

子ブタの三兄弟が家の耐風強度をオオカミに診断してもらう物語。「〜のオオカミは強大な肺活量の持ち主」

しあわせ【幸せ】

生きているのが楽しくて仕方がない状態。「いつも〜そうな若大将」[対義]不幸せ。

しけい【死刑】

生かしてはおけない犯罪者に対して法務大臣が刑務官に実行させる殺害。「〜執行の命令書に判子を押す」

じこけいはつぼん【自己啓発本】

人生の成功法則をうそぶいて人生の不成功者を釣る書籍。「〜の大ヒットで成功した著者」

したい【死体・屍体】

燃やさなくてはいけないゴミ。「〜遺棄の容疑で捕まる」[対義]生体。

しちょうりつ【視聴率】

一部の謎の世帯でテレビがどのくらい作動していたかを示す率。「〜に一喜一憂するテレビ局」

じどう【自動】

人間が自ら動く代わりに機械が自ら動く仕掛け。「ドアが〜で開閉する」

じどうしゃ【自動車】

人間をこの世からあの世へと運ぶ乗り物。「〜に轢かれて死ぬ」

しぬき【死ぬ気】

この世への未練を断ち切る気持ち。「〜で入院する」

しゃざいかいけん【謝罪会見】

謝罪される筋合いのない記者たちを前に頭を下げる茶番。また、その集会。「〜の予行をする」「〜を開く」

しゃちょう【社長】

会社が不祥事を起こした際に辞任する役の人。また、酒場の呼び込みの前を通り過ぎる会社員風の男。「〜として責任を取る」「〜と呼ばれて入店する」

ジャパン【Japan】

日本の源氏名。「なでしこ〜に資金を援助する」

しゅうきょうだんたい【宗教団体】

信者が信者を呼ぶように信者を教化育成する集金団体。「〜からしつこく勧誘される」

じゅうしゃかい【銃社会】

白い人が白くない人を射殺しても罪にならない社会。「〜の悲劇」

しゅうだんてきじえいけん【集団的自衛権】

親分がおっぱじめた喧嘩に子分として加担する義務。「米国の顔色を見て〜を受け入れる」

じゆうほんぽう【自由奔放】

周りの人の感情や生活を掻き乱す様子。「自分らしく〜に生きる」

しょうがっこう【小学校】

騒がしい子供たちを大人社会から日常的に隔離する施設。「子供を〜へ通わせる」

しょくもつれんさ【食物連鎖】

男性客をキャバ嬢が食い物にしてキャバ嬢をホストが食い物にする一連の関係。「学校で〜について学ぶ」

じょしアナ【女子アナ】

プロ野球選手のお嫁さん候補。「〜になることを夢見る」

しらゆきひめ【白雪姫】

美人世界一の座を巡って王女が継母に何度も殺されそうになる物語。また、その王女。「〜の映画」「死体愛好家の王子に見初められる〜」

ジレンマ【dilemma】

歯の痛みと際限なく取られる治療費の間で通院を思いあぐねる状態。「深刻な〜に陥る」

しんし【真摯】

一所懸命にやりそうな様子。「政治改革に〜に取り組む」

じんしゅさべつ【人種差別】

白い人たちによる白くない人たちへの蔑視。「駐日米大使が〜の撤廃を訴える」

シンデレラ【Cinderella】

珍しい足の形をした女が我がままな権力者に惚れられて結婚する物語。また、その女。「〜のミュージカル」「顔に似合わず野心的な〜」

しんぱい【心配】

悪い事が起こるのではないかという妄想。「宇宙人に連れ去られないかと〜する」

しんぶんきしゃ【新聞記者】

広告主以外の者が行う不正を天の声でなじり倒す正義の味方。「〜の立派な文章を書き写す」

じんるい【人類】

地球に寄生して環境を破壊する類猿生物。「〜の繁栄を願う〜」

すいよう【水曜】

諦観の日。「〜に燃えないゴミを出す」

スカンク【skunk】

敵を殺傷しない高尚な兵器を保有するケダモノ。「〜の戦術を見習う」

ストレス【stress】

気のせいで生じる心の重荷。「亭主のせいで〜が溜まる」

スローライフ【和slow life】

のろまな生活。「現代人憧れの〜」

せいぎ【正義】

それを振りかざせば何をしても許される理屈。「〜をもって原爆を投下する」

せいじか【政治家】

選挙の前後で態度が一変する二重人格者。「〜の家系に生まれる」

せいじかいかく【政治改革】

政治家が無闇に唱えるお題目。「国民のための〜を断行する」

せいじしきんしゅうしほうこくしょ【政治資金収支報告書】

政治資金の収支について政治団体が創作する報告書。「〜の記載漏れが発覚する」

せいしんかんてい【精神鑑定】

人を殺した被告人が精神科医に挑戦する運試し。「〜を受けて無罪になる」

せいたい【生体】

燃やすべきゴミになる前の人体。「〜での実験を試みる」[対義]死体。

せいろがん【正露丸】

腹をくだした人をたちまち治すウサギのフンの商品名。「ラッパのマークの〜」

せかい【世界】

ほぼアメリカ。「〜で大ヒット中の映画」「〜が注目するアーチスト」

せかいせいふく【世界征服】

謎の秘密結社が企む野望。「バッタ人間に〜を阻まれる」

セクハラ【sexual harassmentから】

性的な行為における需要と供給の不一致。「〜だと訴えられる」

ぜっさんはつばいちゅう【絶賛発売中】

売っている商品が絶賛を浴びているかのように思わせる宣伝文句。「似非国語辞典〜」

ぜっちょう【絶頂】

坂を転げ落ちる前に達する最高の状態。「人気〜のお笑い芸人」

ゼネコン【general contractorから】

大規模な土木工事や建築工事の元締め。「〜から仕事をもらう」

セレブ【celebrityから】

豪邸の中で服を着た犬を飼っている人。また、そのような成金臭のする様子。「〜御用達の店」「〜な生活を送る」

せんせい【先生】

名前で呼ばれることを承知しない偉い人。「〜の講演を聴く」「〜から余命を宣告される」「〜に献金する」

せんそう【戦争】

国と国とが互いに武器を使って行う縄張り争い。「首相が〜の放棄を放棄する」

せんたい【戦隊】

ひとりの怪人を寄ってたかってやっつける正義の五人組。「中学〜イジメンジャー」

ぜんにん【善人】

いい人だと世間が見なす人。「〜を演じ続ける」[対義]悪人。

せんぱい【先輩】

同じ穴に先に入ったムジナ。「〜たちに殴られる」[対義]後輩。

たいいくかんうら【体育館裏】

学校の敷地内にある公認の無法地帯。「〜に呼び出される」

ダイエット【diet】

ヤセタイ教の信者が断続的に行う食事制限。「また〜を始める」

だいがく【大学】

社会に出たがらない若者たちを遊ばせておく施設。「〜全入時代を迎える」

だいがくいん【大学院】

浮世離れした変人を養成する最上級の教育機関。「就職せずに〜へ行く」

だいさんのビール【第三のビール】

第三階級のために開発されたビールのニセモノ。「〜の増税をもくろむ」[比較]発泡酒。

たいじゅうけい【体重計】

やせるべきか否かの問題を人間に提起する器具。「恐る恐る〜に乗る」

だいじん【大臣】

官僚の作文を代読する役の人。「〜のポストを狙う」

だいヒットじょうえいちゅう【大ヒット上映中】

上映している映画が大当たりしているかのように思わせる宣伝文句。「全米が涙した感動巨編〜」

だっしふんにゅう【脱脂粉乳】

アメリカが戦後の日本の子供たちに施した悪臭飲料。「鼻をつまんで〜を飲む」

タレント【talent】

放送番組に出演する価値と才能を持った玄人さん。「〜が素人さんを物笑いにする番組」

たんじょう【誕生】

苦難の始まり。「子供の〜を祝う」

たんそく【短足】

腰が低い体質。「欧米人に比べて〜な日本人」

ちほうぎいん【地方議員】

一部の地元民のために使い走りをする目立ちたがり屋。「めでたく〜としての第一歩を踏み出す」[比較]国会議員。

ちゅうがっこう【中学校】

血の気の多い少年少女たちを日常的に強制収容する施設。「捜査員が〜に踏み込む」

ちょうじ【弔辞】

芸能人が斎場で行う芝居の台詞。「涙声で〜を述べる」

ちょうのうりょくしゃ【超能力者】

常人にはできない無用な能力を誇示する不可解な人。「スプーンを次々と曲げてしまう〜」

づら【ヅラ】

それと気づいた人の心を掻き乱す人工の頭髪。「部長の〜が気になって仕事が手に付かない」

ディーエム【DM : direct mailの略】

郵便受けから直接ゴミ箱へ行く郵便物。「〜が山のように届く」

ていしゅ【亭主】

結婚した相手から家のゴミ出しを命じられる男。「幻の〜関白」[対義]女房。

デジタルにんげん【デジタル人間】

情報機器の扱いが得意な人。「〜の部下にバカにされる」[対義]アナログ人間。

てつがくしゃ【哲学者】

人生とは何かを考えるだけで生きていける呑気な人。「水を欲する人に〜の言葉を与える」

デパート【department storeから】

商品価格に高額な土地代と無駄な人件費を上乗せして売る大型割高店。「日本橋の〜へ行く」

でぶ【デブ】

医学用語で「過食性肉体膨脹症」もしくは「後天性前屈不全症候群」と呼ばれる人。「〜の母は〜」

デフレ【deflationから】

値段は安いのに物が売れにくくなる不思議な経済現象。「総理大臣が〜脱却を叫ぶ」[対義]インフレ。

テロ【terrorismから】

国家以外の組織による武力行使。「〜組織と大国の縄張り争い」

テロリスト【terrorist】

国家以外の組織に属する兵士。「空爆で〜を皆殺しにする」

てんきよほう【天気予報】

人々のその日の行動を指図する占い。「〜に従って傘を持って出る」

てんしんらんまん【天真爛漫】

何をしても許されると思っている様子。「子供のように〜に振る舞う」

てんちしんめい【天地神明】

自分にウソがないことを訴える人が信仰する神々。「〜に誓って地毛です」

とうきょうドーム【東京ドーム】

巨人中心法の面積または体積の単位。「〜三個分の敷地」「〜百四十杯分のゴミ」

とうこん【闘魂】

元気な人の頬を平手打ちしようとする意気込み。「〜をみなぎらせたプロレスラー」

どうそうかい【同窓会】

同じ学校の卒業生たちが自らの成功と幸せを誇示する集会。「いつも同じ顔触れの〜」

どうはい【同輩】

同じ穴に同時に入ったムジナ。「〜から金を借りる」

どうぶつえん【動物園】

さまざまな動物を人間の慰みに見物させる施設。「多くのヒトも見られる〜」

とおやまのきんさん【遠山の金さん】

桜吹雪の彫り物をした町奉行が町人のふりをして潜入捜査を行う物語。また、その町奉行。「〜シリーズ」「〜の本名は遠山金四郎景元」

とくがわいえやす【徳川家康】

ホトトギスが鳴くのを辛抱強く待った伝説の人物。「江戸幕府を開いた〜」

とくていひみつほごほう【特定秘密保護法】

政治家の秘密を漏らした者に厳罰を科す法律。「〜を恐れて口を閉ざす」

ドクハラ【和doctor harassmentから】

医者による患者への子供扱い。「転院先でも〜に遭う」

どよう【土曜】

希望の日。「〜から旅行に出かける」

とよとみひでよし【豊臣秀吉】

鳴かないホトトギスを無理に鳴かせた伝説の人物。「天下統一を果たした〜」

ドラフトかいぎ【ドラフト会議】

プロ野球界の新人選手の配属先を決める抽選会。「今年の〜の目玉」

どんぞこ【どん底】

苦労話をする人が定義する最悪の状態。「先輩の〜時代の話を聞かされる」

なつ【夏】

デブが疎ましい季節。「〜服や太っちょどもが汗の跡」

ナルキッソス【希Narkissos】

泉に映る自分を自分だと認識できなかった伝説の美少年。「ブタにも劣る頭脳の持ち主〜」

ナルシスト【narcist】

鏡に映る自分を美化して認識する特異な能力の持ち主。「何度も窓へ目をやる〜」

ニート【NEET : Not in Employment, Education or Trainingの略】

動物よりも下等な人間の子だと政治家から罵られる人。「〜歴十年のベテラン」

にちよう【日曜】

失望の日。「〜出勤を命じられる」

にょうぼう【女房】

結婚した相手に家のゴミ出しを命じる女。「勇気を出して〜に楯突く」[対義]亭主。

にんげん【人間】

自らの失敗を正当化して生きる類猿生物。「つまづいたっていいじゃないか〜だもの」

にんげんドック【人間ドック】

過酷な検査によって病人を仕立てる施設。また、その検査。「〜に入って癌が見つかる」「〜を受けて病院送りになる」

ヌーディスト【nudist】

裸の王様の末裔。「〜村」

ぬきあしさしあし【抜き足差し足】

深夜に帰宅した亭主の足取り。「〜で廊下を歩く」

ねっけつかん【熱血漢】

目を見開いて自国の運動選手を応援する男。「朝から元気いっぱいの〜」

ノイジーマイノリティー【noisy minority】

何かと理不尽なことを言い立てるごく一部の嫌われ者。「〜枠で番組に出演する」[対義]サイレントマジョリティー。

ノーコメント【no comment】

肯定の言い換え語。「その件については〜」

ノーマライゼーション【normalization】

バカとバカでない者が互いに楽しく生きられるバカボンの世界。「〜の実現をめざす」

バーコード【bar code】

禿げた頭頂部に一方の鬢を線状に掛け渡した髪型。「風で〜の頭が乱れる」

バードウイーク【和bird week】

焼鳥で一杯やるのを一週間だけ控える運動。「居酒屋に〜のポスターを貼る」

ばいしんいんせいど【陪審員制度】

多数派を形成する白い民間人が裁判の行方を決定する制度。「日米間の特許裁判を〜で行う」[比較]裁判員制度。

ばか【馬鹿・莫迦・バカ】

周りの迷惑になる人。また、その様子。「ふざけんな〜野郎」「〜な上司に振り回される」[比較]阿呆。

バカップル【バカなカップルから】

知覚神経に異常がある者同士のカップル。「電車内で乳繰り合う〜」

はぎしり【歯軋り】

寝ている人が歯で奏でる地獄の音楽。「夫の〜に戦慄を覚える」

はげ【禿げ・ハゲ】

医学用語で「頭頂部疎林状化症」もしくは「毛根不増殖症候群」と呼ばれる人。「〜の父は〜」

パセリ【parsley】

料理の添え物となる野菜のそのまた添え物となる野菜。「〜のような人物」

はだかのおうさま【裸の王様】

触覚の麻痺した王様が詐欺師に騙されて世間の物笑いになる物語。「〜の王様は視覚だけは正常」

はっぽうしゅ【発泡酒】

貧乏人のために開発されたビールのニセモノ。「増税で〜の人気が落ちる」[比較]第三のビール。

はなくそ【鼻糞】

万病に効くという丸薬『万金丹』の主原料。「〜を丸めて服用する」

はなさかじいさん【花咲か爺さん】

ふたりの爺さんが子犬の不思議な力によって正反対の報いを受ける物語。「〜の正直爺さんは子犬成金」

はなみ【花見】

桜の木を巡る縄張り争いに勝った集団が行う宴会。「お〜で浮かれ騒ぐ」

はる【春】

花粉が恨めしい季節。「〜風に吹き出しぬぐう鼻の汁」

バレンタインデー【St. Valentine’s Dayから】

チョコレート業界の書き入れ時の最終日。「〜に向けての商戦が始まる」

ハローワーク【和hello work】

失業者に年間パスポートを発行する慈善テーマパーク。「四月十七日は〜の日」

パワハラ【和power harassmentから】

権力者による弱者への横暴。「妻の〜に苦しむ」

パンダ【giant pandaから】

中国が外交や商業に利用する食肉目の獣類。「中国に〜のレンタル料を支払う」

パンチパーマ【和punch perm】

短い毛を縮らせて大仏の螺髪のようにした崇高な髪型。「〜の人に救いを求める」

ピーティーエー【PTA : parent-teacher associationの略】

ごく一部の親と教師が親睦する会。「〜の忘年会を企画する」

ヒートアイランド【heat island】

冷房で室外を暖房する人工の南の島。「この夏にオープンした最新の〜」

ビール【蘭bier/beer】

酒飲みの小便の主成分。「とりあえず生〜を注文する」

ひげ【髭・鬚・髯】

男らしさを強調したい男が顔に生やす毛。「毎朝〜のお手入れをする伊達男」

ひこくみん【非国民】

国粋主義者が罵倒せずにはいられない同国人。「サムライブルーの服を着ない〜」

ひじょうベル【非常ベル】

建物内にいたずらっ子がいることを知らせる音響発生装置。「また〜が鳴り響く」

ひだり【左】

上野の西郷隆盛像に向かって連れ犬がいる側。また、熱海の貫一お宮之像に向かって貫一に足蹴にされるお宮がいる側。「右も〜もわからない若者」[対義]右。

ビッグカップル【big couple】

マスコミが騒ぎ立てる有名人同士のカップル。「〜の誕生を報じるスポーツ紙」

ビニがさ【ビニ傘】

傘立ての中で自然に増殖し続ける先進の雨傘。「〜をわざと置いてくる」

ひひょう【批評】

筋道を立てて述べる悪口または世辞。「テレビ番組の〜をする」

ひゃくえんライター【百円ライター】

タバコを吸う人が意に反して収集する火付け器具。「行った店が〜でばれる」

ひろうえん【披露宴】

新郎新婦が主催する超割高なディナーショー。「〜の案内状が届く」

ファーストフード【fast food】

肥満大国発祥の肥満促進食品。「〜店が乱立する」

ふあん【不安】

悪い事を見通して心が安らがない状態。「母親の体形を見て〜になる」

ブーイング【booing】

牛の鳴き真似による万物の霊長の不満表明。また、その鳴き声。「観客席から〜が沸き上がる」「一斉に〜を浴びる」

ふうふ【夫婦】

互いの悟りにより結婚生活を続ける一組の男女。「仮面〜の生活を続ける」

ふうん【不運】

厭世家がたびたび遭遇する不愉快な巡り合わせ。「〜続きの人生」[対義]幸運。

ふこう【不幸】

恵まれない身の上だという勘違い。「身の〜を嘆く」[対義]幸福。

ふしあわせ【不幸せ】

生きているのが苦しくて仕方がない状態。「〜そうな人に壺を売りつける」[対義]幸せ。

ふしゃくしんみょう【不惜身命】

死んでもちゃんこ鍋を食べ続けるぞという決意。「横綱の名に恥じぬよう〜を貫く」

ふてきせつ【不適切】

偽善者が咎めずにはいられない状態。「既婚者同士の〜な関係を指弾する」

ふてきせつはつげん【不適切発言】

マスコミの餌食となる本音の発言。「とりあえず〜を謝罪する」

ふとうふくつ【不撓不屈】

めげずにちゃんこ鍋を食べ続けるぞという決意。「新大関が〜を誓う」

ふゆ【冬】

目覚ましが憎らしい季節。「忌々し休みにゃならん〜の朝」

ブリーダー【breeder】

犬や猫を食い物にする人。「〜直販の子犬」

ヘイトスピーチ【hate speech】

誇大妄想の人が無神経につく悪態。「〜の世界大会を開催する」

へいわ【平和】

人類が存在しない状態。「地球に〜が戻る」

へそくり【臍繰り】

家内経済における裏金。「夫に内緒で〜を貯める」

べんごし【弁護士】

債務整理の請負人。「借金苦を〜に相談する」

ほいくえん【保育園】

小さな子供を放し飼いにする施設。「〜にモンスターの子が入園する」

ぼうけんか【冒険家】

危険に挑むことに血道を上げる道楽者。「会社を辞めて〜になる」

ほけん【保険】

悲劇と引き換えに金が貰える制度。「人々の幸福を実現する〜」

ほけんきん【保険金】

悲劇または狂言によって貰える金。「夫を殺して〜を騙し取る」

ほらふき【法螺吹き】

政治改革を断行すると言う人。「また〜に騙される」

ボランティア【volunteer】

社会的な活動を無報酬で行う趣味人。また、その活動。「〜同士の親睦会を開く」「〜活動に明け暮れる」

ぼんのう【煩悩】

お坊さんの修行の妨げとなる邪念。「〜に負けてステーキを食べる」

まことにいかん【誠に遺憾】

ふざけるなバカ野郎と思う状態。「この度の人事異動は〜です」

まちのこえ【街の声】

銀座をぶらつく目立ちたがり屋や新橋でふらつく酔っ払いの意見。「〜に耳を傾ける」

マッチうりのしょうじょ【マッチ売りの少女】

父親にマッチ売りを強いられた少女が幻覚を見ながら死んでゆく物語。また、その少女。「児童虐待を描いた〜」「微笑みを浮かべながら死んだ〜」

マッチポンプ【和match pomp】

武器商人を兼ねる政治家が戦争を起こして儲ける商法。「大統領の〜を看過する」

マナー【manners】

社会が人々に強いる振る舞い方。「車内〜を守る」[比較]エチケット。

マニフェスト【manifesto】

政党が有権者に明示する夢。「〜の実現を夢見る」

マリッジブルー【和marriage blue】

結婚を控えた人が稀に取り戻す正気。「〜にならずに結婚する」

まんいんでんしゃ【満員電車】

電車で都心に通う人が一日に二度も陥る生き地獄。「〜に揺られるサラリーマン」

マンション【mansion】

大邸宅の名を騙る日本のウサギ小屋。「三十年ローンで〜を購入する」

みぎ【右】

上野の西郷隆盛像に向かって連れ犬がいない側。また、熱海の貫一お宮之像に向かってお宮を足蹴にする貫一がいる側。「〜に出る者が大勢いる」[対義]左。

ミシュラン【Michelin】

タイヤ屋がすすめる料理屋と宿屋の評価基準。「〜2つ星のフレンチレストラン」「〜ガイドに載っているホテル」

ミステリー【mystery】

謎めいた事件が日常的に発生する奇怪な物語。「温泉旅館が舞台の〜ドラマ」

みぞう【未曾有】

かつてないほど恥ずかしい様子。「総理大臣が漢字を読めない〜の事態」

みとこうもん【水戸黄門】

ふたりの供を連れた謎の老人が全国各地で悪者を懲らしめる物語。また、その老人。「〜の放送日」「町娘に目尻を下げる〜」

みやもとむさし【宮本武蔵】

剣術によって最強の殺人鬼をめざした伝説の人物。「二刀流の祖〜」

みんい【民意】

政治について深く考えていない国民の大半の意見。「選挙で〜を問う」「〜に従って政治を行う」

みんしゅしゅぎ【民主主義】

選挙で多数派となった人たちが主権を握る政治体制。「自由と〜のために戦争を繰り返す」

めいたんてい【名探偵】

行く先々で殺人事件に出くわす奇跡の人。「〜を黙認する警察」

めぐすり【目薬】

目に入れることができない眼病用の薬。「お酒に〜を入れて飲ませる」

めざましどけい【目覚まし時計】

寝ている人を絶望させる器械。「〜を叩き壊す」

もくげきしゃ【目撃者】

状況説明のへたな人。「事件の〜に様子を聞く」

もくよう【木曜】

曙光の日。「〜は生ビール一杯サービス」

ももたろう【桃太郎】

桃から生まれた腕白少年が鬼ヶ島に上陸して島の住民から宝を奪う物語。また、その少年。「〜の登場動物」「きび団子で家来を釣った〜」

モンスターペアレント【和monster parent】

生徒の親に化けて学校の先生に悪さをするタヌキ。「例の〜に頭を悩ます」

やくしゃ【役者】

自分ではない何者かに成り切ることができる変わり者。「上京して〜をめざす」

ヤンキー【Yankee】

インディアンから土地を奪った白人の末裔。「ニューヨークの〜娘」

ヤンキー【やんちゃなモンキーからか】

じっと見つめられることを嫌う癇癪持ちの若者。「繁華街で〜に絡まれる」

ゆうあい【友愛】

有償による優遇。「〜の精神で政治を行う」

ゆううつ【憂鬱】

現実を直視して気持ちが晴れない状態。「鏡を見て〜になる」

ゆうしきしゃ【有識者】

知識と見識と傍観者意識のある人。「〜を集めて原発問題を議論する」

ゆうせんせき【優先席】

電車やバスの中で健常者らしき人が座ると白眼視される座席。「松葉杖を持って堂々と〜に座る」

ユーフォー【UFO : unidentified flying objectの略】

テレビの視聴者が正体を確認することのできない飛行物体。「灰皿で〜を仕立てる」

ようぎしゃ【容疑者】

ほぼ真犯人。「夫の殺害容疑を否認する花子〜」

ようちえん【幼稚園】

小さな子供に芸を仕込む施設。「〜のママ友にいじめられる」

よろん【輿論・世論】

世間の人々の中から無作為に抽出された暇人たちの考え。「マスコミの〜調査を鵜呑みにする」

らいひん【来賓】

集会や式典の上席に座る謎の高齢者。「ご〜よりご祝辞をいただく」

らくてんか【楽天家】

上ばかり見ていて落とし穴に落ちる人。「〜であることを自慢する〜」[対義]厭世家。

ラッシュアワー【rush hour】

電車内で人間が固体から液体に変化する時間帯。「〜を避けて通勤する」

リアリスト【realist】

女の別称。「冷徹な〜」[比較]ロマンチスト。

りこん【離婚】

一組の男女が築いたしがらみの正式な解消。「〜によって自由の身になる」

リストラ【restructuringから】

会社が社員に迫る人生の再構築。「〜候補に名が挙がる」

りょうしゅうしょ【領収書】

うまくすると金に換わる大切な書類。「経理部に〜を提出する」

リンチ【lynch】

戦勝国が敗戦国の指導者に対して行う暴力的制裁。「大統領を〜によって殺害する」

れいかんしょうほう【霊感商法】

患者を脅して無用な薬を売り付ける商法。「高齢者を狙った〜」

れきし【歴史】

誰かさんが見て感じて残した公的な記録。「れっきとした〜上の事実」

れんあい【恋愛】

交際相手のほかは何も見えなくなる一過性の視覚障害。「〜は恋の合併症」[比較]恋。愛。

ロック【rock】

世間に向かって激しく自己主張する音楽。また、その自己主張するところの生き様。「〜歌手になる」「〜魂を見せつける」「〜ファッションに身を包む」「〜な生き方を貫く」

ロボット【robot】

人間の代わりに仕事をする機械。「失言をしない政治家〜を作る」

ロマンチスト【romanticistから】

男の別称。「夢を語る〜」[比較]リアリスト。

ワープ【warp】

宇宙船の背景画像の瞬間変更。「〜で乗組員が気絶する」

わいせつ【猥褻】

警察官または裁判官に欲情を感じさせる様子。「〜物の陳列容疑で逮捕される」

わいろ【賄賂】

権力者を自在に操るための糸。「政治家に〜を握らせる」

わかだいしょう【若大将】

スポーツの中心選手で美人に慕われる無邪気な青年。「浜辺で歌を披露する〜」[対義]青大将。

わがはい【吾輩・我輩】

猫のふりをした小説家や悪魔のふりをした芸能人の第一人称。「〜は歌も歌う」

わかもの【若者】

永遠に年を取らないと思い込んでいる呑気な人。「〜ファッションを身にまとう」

わからない【分からない・判らない・解らない】

そもそも理解しようとする気がない。「似非国語辞典のどこがおもしろいのか少しも〜」

わたしにはもったいないひと【私には勿体無い人】

わたしの恋愛対象にはならない人。「あなたは〜です」



新井 聡 編
Copyright(C)Satoshi Arai