ひとりぼっちのほうが、
みんなぼっちより
さみしくない。

重松清 著 『きみの友だち』

ひとりぼっちになったら、
悲しみがわかった。
ひとりぼっちになったら、
すこし強くなった。
ひとりぼっちになったら、
ちょっと優しくなった。
ひとりぼっちになったら、
友だちがわかった。
そして、ふたりぼっちの物語が始まった。

『きみの友だち』(文庫)