34. 内覧会・開院式

いろいろ書いてきましたが、準備期間の集大成としての内覧会を行うことができました。内覧会の準備はは、メディカル・コンサルトの関口君が、ここでも大活躍。「まぁ、そうはいっても、そうそう人は来ないですよ」の一言に、のんびり過ごす午後を期待していた自分が甘かった。それにここに来て、重要な忘れ物に気づいて大慌て。クレジットカードの機械がまだ来ない。一ヶ月と聞いていたのに・・・。それと釣銭用意してない。こっちは商店を準備しているつもりではなかったので、そういうところには気が回らない。ところが今日は土曜日。関口君は銀行に行ってATMで引き出し振込みおおわらわ。さらに、さらに、うーん、なんとメスの注文をしてなかった。お前外科だろ、という感じですよね。とにかく、あっちこっちにほころびが見えて準備としては50%かというところもありますが、とにかく診療だけはできるというところ。不安な部分ばかりが目立ちます

内覧会には、お花を、今まで見たことが無いくらいいただきました。待合室に入るエントランスはまるで「フローレスあすなろ」という感じです。待合室のイメージを変えたくなかったので、待合室にはいただいた花をいっさい入れなかったためです。見に来てくれた方々も、自分にとっては「大勢」でした。ほとんど休む暇なく、お話をさせていただきました。その後に「開院式」というほど、大袈裟ではない会をおこないました。これにも卒業した大学関係やこの前まで勤務していた大学関係、大勢の方々が集まり、それはもうすごいことでした。業者関係中心に20人くらいかなぁ、なんていっていたのに、50人くらいのパーティになってしまいました。用意していた料理も、あっという間に無くなり、来ていただいた方には大変申し訳ありま腺でした。中でも、最初に医者のイロハを教えていただいた恩師の先生が奥様といらっしゃって下さったことには感激でした。本当にありがとうございます。医師会会長、何年も会っていない友人、遠く島根から来てくれた友など、本当にありがとうございます。

そして、何とかここまでたどり着かせてもらえたのも、社長・関口君・荒川さん・中条さん・小田先生・・・これまで、物語に登場してきた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。とにかくいう通りに準備はしてやったぞ、後はお前の腕を見せてみろ、という言葉がひしひしと・・・。いよいよ大詰め。明日は開院です。