その12
 
 
長崎電気軌道の古い路面電車
2018年5月
 

長崎にはもちろん路面電車は走っていますが、いわゆる市電ではありません(市の交通局ではない)。従って当然黒字経営が必須のため、新しい車両を買い込むだけの余力はないと見えて、とても古い車両(50年〜70年前の製造)が今なお現役で頑張っています。ただ手入れがいいのか、とても綺麗で錆一つ出ていません。当面は主力車両として走るでしょうが、次回はもっと長崎らしさを出すためのロケハンをしようと思っています。今回は車両中心の撮影となりました。

 

なにせ初めての本格的な撮影ですが、どこがベストポジションなのか分からず、とりあえずは車庫のある浦上に行くことにしました。昔の都電のように(よく見られた懐かしい光景です)先行する前の車両に追いついてしまい、運転室脇から咄嗟にカメラを取り出して、撮りました。
 
 
 
 
 

 
浦上車庫前は思った通り広くて撮りやすい場所でした。これは200形をベースにした昭和28年製造の300形です。ボディ広告がなくすっきりしています。
 
 
 
 
 

 
最古参の200形も元気で走っています。200はウィンドウヘッダーが運転窓から続いています。ファンにとっては邪魔な広告がなく会社のマークも見えます。
 
 
 
 
 

 
この会社で驚いたのは、浦上車庫にある本社の窓口にお願いすると、職員が付き添って車庫内を案内してくれます。これはもと都電ですが動くそうです。
 
 
 
 
 

 
あとはあまり撮りたい車両はいなかったので、電停のホームから500形が2両休んでいたので、望遠で狙ってみました。右は新車の5000形低床車です。
 
 
 
 
 

 
次から次へと旧型車が来るので、なかなかここを去れません。ツートンカラーもいいし、この500形も広告がなく綺麗に撮れました。次の電車で街中へ。
 
 
 
 
 

 
電車で街中に戻りました。ここは西浜町の「正覚寺下」と「蛍茶屋」行の分岐点です。この辺は長崎でも繁華街なのでしょう。駅間が短いのであとは歩きです。
 
 
 
 
 

 
上の写真の左側(蛍茶屋方面)の線路を行ってみました。この辺が歓楽街になっているようです。300形以外にも360形や370形もあります。難しいですね。
 
 
 
 
 

 
ここも駅名は西浜町です。二つあるんですね。ただこっちは「アーケード前」と注釈がつくようです。この377号は「BOSS」の広告電車になっています。
 
 
 
 
 

 
隣駅の築町まで歩きました。少し登って市内を流れる川の橋を渡ります。ここは有名な「出島」のすぐ近くですが、今回は全く観光には縁がありません。
 
 
 
 
 

 
 ここが築町の石橋行専用の電停です。高いビルのある街中はすぐビル影が出来てしまいます。学生の下校時間なので、もう夕方近くなのでしょう。
 
 
 
 
 

 
長崎駅前に戻りました。電停の跨線橋の上から狙うと順光で撮れます。太陽は西に回るので、ビル影ももう少しでなくなります。200、300のすれ違いです。
 
 
 
 

 
ビル影が消え、500形が来ました。ここは全ての電車が通りますので、車両狙いならば、ここと浦上車庫に限ります。楽しい長崎路面電車の撮影でした。