神戸・大阪の地下鉄


余命短い関西独特の車両を撮ってきました
 
 
2022年5月と2023年3月に撮影

 

関西は、東京近辺の私鉄とは一味違った車両が多くいます。去年はもうなくなった10A形大阪御堂筋線を走っていた最後の1編成と、神戸市交通局の地下鉄1000形の終焉が近いと言うので行って来ました。
ただ、大阪メトロは10形に類似した20形がまだ走っているし、神戸の交通局に聞いたら、1000形は2両だけまだ残っている、とのことでした。ただ1000形はいつ走る走るかは分からず、運用は前日に決まる、とのことで、行ってみない事には分かりませんでした。
コロナも静まりつつあるので、2泊3日で最後の姿を撮ってきました。昨年は無かったホームドアも設置されていて、とても撮りにくくなっていました。私にとっては、双方の車両とも最後の姿です。
 
 
 
まずは神戸市営交通地下鉄です
 
 

 
地図で探したら、地上部分は学園都市駅前後に良いところが点在しているようです。まずは学園都市駅で朝の1000形を待ちました。
 
 
 
 
 

 
次は、もう少し手前に引きつけて6両編成を入れました。5月なので日の出も早いし、緑が鮮やかでした。昨年はまだホームドアがありませんでした。
 
 
 
 
 

 
駅から出て撮影場所を探していたら、隣駅との間にいくつか道路の陸橋がありましたが、柵が背丈以上に高いので、撮影には苦労しました。
 
 

 
 

 
これは今回3月に行った時ですが、関係者に聞くと、この日1000形は1編成しか走っていないとのこと。来るまで辛抱あるのみです。
 
 
  
 
 

 
昨年はそれでも数編成は日中も走っていたのですが、1年以内に激減してしまいました。2023年中に全廃だそうです。去年行って良かった。
 
 
 
 
 

 
昨年はホームドアがなく、工事中でもなかったのに、1年足らずの間にあっという間に設置され、今ではこのようには撮れません。
 
  
 
 
 

 
この茶色の塗装は青や緑の中で異色の塗装ですが、これも1編成しか走っていませんでした。格好いい電車ではありませんが1枚だけ。
 
  
 
 
 

 
陸橋は思い切り目の細かい柵で覆われ、わずかな網の隙間から撮る以外になく、周りが蹴られること覚悟で撮った1枚です。
 
 
 
 
 

 
昨年はこの場所で失敗しているので、今回は慎重に狙って撮りました。3月は午後には陽が落ち始め、周りの樹木で陰ってしまいましたが、わずかな1瞬を!
 
 
 
 
 

 
その点、後追いの上りの方がまだ撮りやすいのですが、ここは陰るし架線やワイヤーがうるさいし、とても難しい場所です。昨年のリベンジです。
 
 
 
 
 


明日は走らないので、夜まで粘りましたが、殆ど写りませんでした。トホホ。
    明るい地下ホームで撮ればいいのですが、ホームドアが邪魔で絵になりません。   

 
 

大阪メトロ・中央線の20形




どの駅も暗く、カーブで進入するところしか1/125で切れないので、そういう形状の駅を探しました。 ここは長田駅です。車掌さんの交替駅で
次に乗る車掌さんが敬礼しています。これが精一杯のシャッターチャンスです。まだホームドアが出来ていないのでこういう写真が撮れます。







これも出発する後追いで、スローシャッターで切れます。ホームドアが出来たら撮れなくなります。壁がタイル張りの趣のある駅です。







地上駅に行ってみました。いいと思うところは邪魔物がけっこうあるものです。降りたのでとりあえず1枚だけは撮りました。







ここは有名な地上撮影地駅でホームのどこからでも撮れます。それでも先端には早朝にもかかわらず、先客が一人で独占。どこも同じですね。







大阪の中心部のビル街をバックに1枚撮りました。第三軌条集電なので、架線もポールもなくすっきり撮れます。







これは同じ駅の反対側ホームからです。標準で信号機も、バックのビル群も高速道路も全部入れて撮ってみました。結構20形はまだ走っていました。







これは昨年の5月に行った時の御堂筋線の10A形です。この後すぐ残っていた10A形は全廃となりました。ギリギリ間に合った1枚です。







御堂筋線・西中島南方駅ホームから大阪方面ド正面を狙ってみました。







これは2015年大阪御堂筋線・西中島南方駅すぐ近くのホテルに泊まった時に、部屋から淀川の向こうに大阪中心部が眺められました。
まだ10形が主力時代でしたが、車体がとても汚かったのを記憶しています。さらに10両編成の真ん中に女性専用車を入れていました。