鉄 道 風 景

 

北海道の風景 その3

ローカル線を訪ねて
PART 2

北海道のローカル線は海あり、山あり、野辺ありで四季それぞれの素晴らしい姿を見せてくれました。PART2は根室本線や釧網本線も交えて、私の若かりし頃の思い出をアップいたします。

 
 

 
松前線  松前線の終点松前にはお城があって、春のシーズンになると周囲にある美しい桜が一斉に花開きました。ここの桜は
有名で観光客も大勢やってきました。満開の時期に晴れの日を狙って道南まで出かけるのも一種の賭けでした。    及部〜松前

 
 
 
 

 
ここは立ち居地を変えるとバックは見事な桜の山になります。北海道とは思えない光景でした。   及部〜松前
 
 
 
 

 
津軽海峡の荒波が押し寄せる渡島吉岡の海岸線。線路は山肌を縫うように走っていました。手前は松前国道。  白府〜渡島吉岡
 
 
 
 

 
松前線は海岸線を走るこういった光景が随所で見られました。遠くに松前の町が見えます。   渡島大沢〜及部
 
 
 
 

 
江差線  江差線は木古内から山中に入ってしまうのでほとんど海の見える場所はありません。 やっと見つけたこの場所ですが、
海が一望出来る高台に登る前に列車が来てしまいました。ここは新たに投入されたキハ54-500が走っていました。  上ノ国〜江差
 
 
 
 


瀬棚線  函館本線の国縫から日本海に面した瀬棚の町まで地味な路線が走っていました。美利河(ピリカ)という美しい名前の
駅もありましたが全く撮影向きではありませんでした。これは晩秋の利別川を渡るところで、絵になる場所でした。   北住吉〜花石

 
 
 
 

 
終点の瀬棚には奇岩の三本杉岩があります。これを入れて撮ろうとしても手前には障害物が多く、写真的には難しい場所でした。
 
 
 
 

 
雪解けの3月に瀬棚駅に立ち寄りました。夜を明かすキハ24をバルブで撮ってみました。駅舎には煌々と灯がついていました。
 
 
 
 

 
胆振線  胆振線は有珠山、羊蹄山などの山の麓を走る珍しい路線でした。なかでも伊達付近では褐色の不気味な昭和新山を
仰いで走ります。これを入れて撮ろうとロケハンしましたが、結果一番お手軽な場所となってしまいました。   伊達紋別〜上長和
 
 
 
 

 
一瞬どこに列車がいるのか分かりません。赤い気動車なら映えたはずです。これはアルファ・コンチネンタル・エクスプレスが
珍しく胆振線を走ったときです。車体の金色がうっすら赤くなった周囲の樹木に同化してしまいました。     新大滝〜御園
 
 
 
 

 
残雪の羊蹄山の麓を走る単行気動車。頂上まで綺麗に見えました  南京極〜留産
 
 
 
 

 
歌志内線  函館本線・砂川から盲腸線が出ていました。この写真は住友歌志内炭鉱が閉山になる前です。空のセキを牽引
してDD51が到着しました。まだヤマが生きていたころ、後ろに見える歌志内の町にも活気が漂っていました。   歌志内駅構内

 
 
 
 
  
 
夜の歌志内駅です。砂川行列車がまもなく発車します。駅舎の軒先に夏のお祭りの飾りが吊り下げられていました。
 
 
 
 

 
幌内線  道内最古の路線です。ここはどういうわけかキハ27、56の急行用気動車が使用されていました。   萱野〜三笠
 
 
 
 

 
終点・幾春別です。1面1線式の行き止まりホームでした。何もない駅で、よくこんなところまで線路が来ていたものです。
 
 
 
 

 
羽幌線  この路線は主に日本海に面して走っていましたが、ところどころで内陸に入っています。かつてはD61が石炭列車を
牽引して走っていました。海を入れて撮るには鬱蒼とした段丘を登らなくてはならず撮影は難しい路線でした。  力昼〜番屋ノ沢
 
 
 
 

 
遠別駅に立ち寄りました。ちょうど遠別で長時間停車する単行気動車をバルブで撮ることが出来ました。夏の夕暮れ・・・
 
 
 
 

 
羽幌線廃止直前の1987年2月に特雪が走りました。 少し内陸に入った古丹別付近は、吹き溜まりで雪が線路を覆いつくして
いました。民家が近いため雪を上方に吹き飛ばすわけにはいかず、線路脇にすごい勢いで投げ捨てていました。  古丹別
 
 
 
 

 
段丘はこのように深い草と樹木に覆われているため簡単には登れず、この時は「はぼろ」を陸橋から撮りました。  小平〜花岡
 
 
 
 

名寄線  テツ友から名寄線の沿線にチューリップ畑がある、と聞いて絶対に撮りに行こうと誓ったのですが問題は山積でした。栽培は球根を取るのが目的なので時期がくると花を刈ってしまいます。ここは菊池さんという方の畑で、刈る時期を自宅に電話で尋ねたものです(今思うと迷惑な話ですね)。このときは残念ながら半分刈られてしまっていました。    北湧
 
 
 
 

 
どうしても満開のチューリップと名寄線を撮りたい気持ちは絶ちがたく、名寄線の廃止前まで追いかけました。チューリップの花の
盛りは5月末から6月、花を刈ってしまうのが6月10日ころというのが分かったので、晴れの日に満を持して出かけました。   北湧
 
 
 
 

 
チューリップとはうって変って名寄線の壮絶な冬です。流氷が去ってオホーツクの荒波が押し寄せます。   沙留〜豊野
 
 
 
 

 
池北線  ここは景勝地も少なく第三セクターで残るということもあってあまり撮りに行っていません。一度、観光をかねて
道東に行ったとき陸別に立ち寄りました。日本で最も寒い地です。その陸別のほんの短い夏の光景です。       陸別
 
 
 
 

 
根室本線  本線とはいうものの釧路から根室に向かう路線は全くのローカル線でした。ここの唯一のスターは急行ノサップで、
この少し前まではキハ27、56の2連急行でしたが、JRになってからキハ53-500の単行になってしまいました。   西和田〜昆布盛
 
 
 
 

 
その急行ノサップのキハ27、56の2連の時代です。朝の根室に向かうノサップ1号、厚岸湿原が美しい!   厚岸〜糸魚沢
 
 
 
 

 
釧網本線  ここも本線ではありますが、実態は列車本数の極めて少ないローカル線です。この当時はまだ貨物列車が
走っていました。知床連山をバックにDE10の重連が走り去ります。ここは斜里岳は逆光になりました。    斜里〜南斜里
 
 
 
 

 
原生花園です。左は涛沸湖、右がオホーツク海です。はまなすのトゲに刺されながらこの丘の上に来ました。  浜小清水〜北浜
 
 
 
 

 
早春の釧路湿原です。この時期は雪解け直後で風景全体がまっ黄色です。もっと緑多い季節に来るべきでした。   遠矢〜細岡
 
 
 
 

 
天北線・急行天北  天北線はこのシリーズ・PART1にアップしましたが、夕日を浴びてラスト稚内に向かう「天北」の姿を
貼ります。このときは音威子府からずっと車で追いかけました。一番陽の長い時期、なんと夕方の6時です。   恵北〜声問
 
 
 
 

 
夕張線  この時はすでに夕張線の呼称ではなく、石勝線支線となっていました。 ここ新夕張も昔は紅葉山という駅で、当時は
高架ではなく地平駅でした。新夕張駅に夕張炭鉱からの石炭満載の列車が到着しました。こんな光景も過去のものになりました。