その10


阪急2300形原型の終焉

2007年~2009年

このホームページの私鉄電車にも掲載していますが、1967年に初めて阪急を撮りに京都に行きました。
素晴らしい新旧の電車に圧倒された記憶があります。2300形はその当時は特急の2800形の名車に隠れていましたが、それからちょうど40年後、最後の未更新車の2300形が、1編成だけ嵐山線に走っていることを知り、3年余り集中的に四季を問わず撮りに行きました。まだたくさん写真はあるのですが、とりあえず思い出の写真を抜粋してアップしてみました。最後まで阪急独特の気品のある電車でした。

 

  
まずは桜満開の嵐山駅を2309F が出発です。日が陰ってしまったのが残念ですが、桜は綺麗に写っています。平日、土曜は右側の1号線から、休日は左の満開の桜のホームに入ります。ここは踏切の塀の網の間から撮ったものです。(危険な撮影ではありません)

 

  
 
 


これは休日で2編成運用のもう1両の更新車(2編成があり、ちょうど未更新車が運用に入っていない時でした)しか2号線出発が撮れなかった不運な写真です。

 
 
 
 
 

従って2号線ホームで撮れるのは日曜しかなく、この日に未更新者が入っていなかったことは、未だに悔やまれます。桜満開の晴天の日に!
 
 

 
 
 

 
 これは撮影年が違いますが、桜満開と思って行ったら、5日ほど早かったですね。上桂駅にも小ぶりの桜はありました。嵐山行電車です。
 
 

 
 
 

嵐山駅ばかりが桜が強調されますが。松尾駅も素晴らしい桜です。この時も、満開にはちょっと早かったため、誤魔化してホーム全景を撮っています。

 
 
 

 

 

冬にも行っています。300ミリの望遠を使うと、ちょうどこんな感じで真正面を撮ることが出来ます。何度行っても飽きることはありませんでした。

 
 
 
 
 
 

 

桜が無くてもこの原型(クーラーは積んでいますが)は撮りようが色々あります。女性の車掌さんの車内アナウンスを狙いました。

 
 
 
 
 

 
これは嵐山駅の行き止まりの1号線ホームに進入してくるところを望遠で狙いました。ホームがやや高いので、三脚を伸ばして使いました。

 
 
 
 
 

冬の日没は早いので、宿の食事前に嵐山駅で遊ぶことも出来ます。レトロ風の白熱級のホームの灯りが、とても京都に似合いました。
  







松尾駅の桂寄りに狭いアンダーパスがあって、その土手から(当然柵はあります)網の目を縫って300ミリを手持ちで撮った交換風景です。








そのアンダーパスのすぐ先には踏切があります。ただ機器類が邪魔で、ここで撮るファンは殆どいません。確かに白いボックスが邪魔です。








2300形ボディーに逆光の光が当たり、女性車掌さんだったので、咄嗟に1枚。 ここは夕方の松尾駅です。








雨の日もありましたが、こういう時こそ車内や運転席を狙います。嵐山駅到着後、人がまだ乗らないときに記念に車内を。








運転席のボードも木目で気品があります。停車中の咄嗟の1枚です。








ここは桂駅です。嵐山線専用ホームから発車する瞬間を。比較的明るかったので、手持ちで撮りました。さようなら嵐山線。




今も桜は綺麗なようですがもう行くことはないでしょう
十分撮りました