大雨洪水警報の長万部で

 

どうしても北海道の長万部町新開町の踏切で、朝の寝台特急3連発を狙いたくて、再び渡道。事前の天気予報は曇り。雨さえ降らなければなんとかなる、と思っていたら近づくにつれ天気は最悪に。ついに大雨洪水警報まで出ました。 しかし、予定はしっかり組んであるので、中止・変更は出来ません。長万部温泉街に前泊。親切な宿の主人にチャリまで貸していただいたのに、朝から土砂降り。傘は飛ばされるし、チャリは倒れるし。私は何か悪いことをしたのでしょうか。
 
 
 

 
まずはすぐ定刻にカシオペアがやってきました。暗い!駅が近いのにスピードは全く落とさない。最低でも1/500は必要。仕方なくISOを800に上げました。ただ奇跡的に、このときだけ雨が小降りになりました。それにしても夏は、線路間の雑草が目立ちますね。  5日
 
 
 
 
 

 
ところが続行のトワイライトの時間(わずか数分後)には猛烈な土砂降りになりました。写真に雨がしっかりと写り込んでいます。嗚呼!
 
 
 
 
 

 
最後は1時間半後の北斗星。土砂降りなので、とにかく旅館に引き上げました。 しかし1時間たっても雨の勢いは変わらず、やむなく新開町は
諦め、近くの跨線橋の上から撮ることにしました。ただ、ここはもっと風が強く、北斗星の出発直前に傘が飛ばされました。もう、やけくそです。
 
 
 
 
 

 
毒を食らわば皿まで、とばかり、ずぶ濡れになりながら、手前まで引き付けて撮りました。マークがなければ何の写真だかわかりません。鉄道の
街だった長万部町の衰退は激しく、キヨスクのおばさんが嘆いていました。 本当に何もない町になってしまった、人口は減少の一途。特急も減ら
され、完全なローカルの寂れた町になりました。 町人は新幹線なんかには全く関心がないそうです。ちょっと考えてしまいました。  5日 長万部