福井鉄道610形

 

 
この車両が610形です。600形とともに、名古屋市営地下鉄名城線から1100形を譲渡され、改造された車両です。1997〜99年にかけて
福井鉄道にやってきました。600形は両運転台に大改造されましたが、これはモ、とクの2両連結で改造されました。手前がク610です。

 
 
 
 
 

第三軌条の集電をパンタ化し、軌道も違うので台車を履き替え、ドア下にステップを取り付け、クーラー新設、路面電車用にカウキャッチャーの取り付けるなど、大変な改造を受けて第二の人生を福井鉄道で送っていますが、情報ではまもなく廃車とのことです。
 
 
 
 
 

 
さらにとても可愛らしい塗装になりました。このころもあまり出番はなかったようですが、今話題のバリアフリー低床車の導入により
200形とともに消えゆく運命にあります。 これは3年前の9月の時に撮ったもので、朝方1往復しただけで車庫入りでした。武生の菊
人形のマークを付けているのも今となれば懐かしい思い出。あまり走らなかった車両のようで、今が最後の活躍の時なのでしょう。