早朝を走る津軽線の夜行列車

 

今年は梅雨明けが遅く、撮影の夏季限定列車が気になって仕方ありませんでした。日に日に暗くなっていくのですから。目的は今度は本州側・津軽線の「北斗星」と「はまなす」です。ただ、まだ梅雨明けもしていない今回の青森行の撮影目的地は、天気がどうなるかも分からないので、あまり深追いせず、青森から最も近場の有名撮影地を教えていただき、手ごろに撮影できる油川に決めました。レンタカーを借りて大がかりで行くにはリスクが多すぎます。小さなショルダーに
レンズ2本入れて羽田を飛び立ちました。 写真は7月18日


 

 
早朝、4時前にホテルにタクシーを呼んで、目的の場所へ一直線。それにしても暗い。日の出時刻とほぼと同時に下り北斗星がすぐやってきます。
考える間もなく、ISO 1600、スピードは速いので1/500、レンズ開放のf 2.8 で咄嗟に切りました。ここは標準しか使えず1/500で正解でした。  4:43

 
 
 
 
 

 
下り北斗星のあとは、下り金太郎の貨物が来ましたが、何故かそのあと、ピタッと列車が来なくなりました。道内でまた何かあったのかと、ちょっと
不安になりました。予定の列車が来ないどころか、大本命の「はまなす」も姿を見せません。津軽線のキハ40の2連は所定通り来ました。  6:03
 
 
 
 
 

 
そのあと続いて、道内からの貨物がED79の重連でやってきました。この機関車も廃車の運命にあります。昇圧に対応できないためです。その
ためにJR貨物は新たにEH800形を新造しました。これも赤のまま残してくれれば良かったのに。まあ撮れたので文句は言うまい。    6:13
 
 
 
 

所定の時間を1時間過ぎても「はまなす」はやってきません。この場所には私を入れてファンは4人いたのですが、みんな心配顔になってきました。私が6時過ぎに青森駅に電話をして確認すると、1時間半遅れで青函トンネルを抜けたとのこと。とりあえず安心して待つことに。やがて30分ほどたつと、機関車のライトが見えました。こんなに長い編成と知らず、私の好きな角度で狙ったら、お尻が前の踏切にかかってしまいました。まっ、いいか。  7:03