h北海道 今は昔−5

これらの素晴らしいリゾート列車はどこへ行ってしまったんだろう


いわゆる「ジョイフルトレイン」の第一弾です。改造車ではありますが、1985年に登場した時は、黄金色の車体に驚きました。また全面展望もよく
そのため 6つに分けられた前面窓になりましたが、ワイパーも同時に6本が動く様子は実に不気味でした。、スキーシーズン以外でもローカル線にも
入り、非電化区間をも北海道内を縦横無尽に走りました。これは廃止が決まっていた 胆振線に入ると聞いて、札幌から日帰りで撮りに行きました。
 
 
 
 
 
 

 
これはキハ80系の改造車で1987年に登場。丸みを帯びた車体となっています。ジョイフルトレインに、初めて食堂車が取り付けられました。
 
 
 
 
 

 

1988年登場。愛称は「ニセコエクスプレス」でリゾート列車と言うよりスキー客輸送が目的でしたがシーズン以外も道内を走りました。昔の金山鉄橋です。

 
 
 
 
 

 
これは冬に限らず通年で走った1985年製造の「フラノエクスプレス」です。富良野プリンスと提携、スキーシーズン以外にもリゾート列車として走りました。ハイデッカーの天井脇
まで窓が続き 素晴らしい展望でした。後は私は関心のなかった「クリスタルエクスプレス」「ノースレインボーエクスプレス」で、クリスタルは既に廃車となっています。それらに
変わって、安易な素人発案の東急「ロイヤルエクスプレス」をDLが牽引し、客車改造風の電源車を連結する為、正面の展望席からは何も見えない観光列車を走らせ、我々からみると
何と愚かなことをやっているんだろう、と思わざるを得ません。ここまで落ちぶれたJR北海道。救いがないですね。有り余る観光資源を生かせない、道とJR北。ここまで愚かとは!


ご参考まで。前頭ロイヤルの展望車の前に電源車が
着くとこんな眺望となります。よくこれで高い料金
を払い北海道の大地を巡る乗客の気が、私には分り
ません。これで満足するのかと驚いてしまいます。