どちらが好き?南と北のC55



これは九州の典型的なC55です。幸いヘンテコな門デフではなく、標準型の門鉄式デフを付けています。回転火の粉止めも付けておらず、とてもすっきりした煙突で、キャブも改造されていません。私が昭和37年に日豊線で撮ったC55はまだ普通のデフレクターを付けていました。これは後年の姿です。     筑前原田
 
 
 

 
 
 

 
一方、これは北海道のC55です。火の粉止めや、つらら切りなど余計なものがたくさん付いています。キャブも耐寒用の密閉式に改造されています。いつも思うのですが、北海道は雪が多くしかも原野を走るのになぜか火の粉止めを付けています。これは室蘭本線の列車を牽引してきたC55のトップナンバーです。   室蘭