福井鉄道203号を追いかけて

 

私がもう数年前から追いかけていた、福井鉄道の200形の203号はいよいよ話題の低床車の導入でついに廃車の予定が発表されました。すさまじかった広告電車から、昔のオリジナル塗装に見事に変貌した203号のファンは多く、朝夕のラッシュ時しか走らないという撮りづらい車両ですが、今年が最後だと思ってまる二日、時間をとって、この203号を追い掛けることにしました。幸いにも203号は二日間ともフル運用で走ってくれました。もう言い残すことはありません。さようなら203号。
2回に分けずに、ここで一気にアップします。順不同ですが、説明文でお分かりになると思います。



 
これが憧れの203号です。200形は3両いたのですが201号は既に廃車になりました。このオリジナルカラー、見て下さい。惚れ抜いた車両です。
 
 
 
 
 

 

昼間も淡いライトを点けています。これは福井駅前に分岐する交差点で、駅前から本線に戻って来たところです。ここは真面目に撮っています。
 
 
 
 
 

 
分岐駅の
市役所前の電停です。夕方のエロい光線の中で佇んでいます。勿論手持ちでズーム。どの場面でもシャッターが切れるようにしています。
 
 
 
 
 

 
もう一つの200形の202号です。これは新しい「ふくてつ」のイメージの「ふくてつカラー」をまとっています。これもいつまで走るのでしょうね。
 
 
 
 
 

 
だいぶ暗くなったので、スローシャッターでも切れる構図を探しました。こうしてみると、203号もだいぶ老朽化が進んでいることがわかります。
 
 
 
 
 

 
朝は必ず7時台には運用に入りますが、返しの越前武生行は回送になることが多いですね。ただこの日はまたすぐ日中運用に戻りましたが。
 
 
 
 
 

 
この大型の610形も廃車が決まっています。200形と同じように、朝夕の通勤通学のラッシュ時でないと登場しません。来てくれて良かった。
 
 
 
 
 

 
路面走行写真ばかりではつまらないので、専用軌道にも行きました。降りる客がいたらいいな、と思ったら一人女性客がいて、絵になりました。
 
 
 
 
 

 
やっぱり最後は平凡でも、こういう写真で決めたいですね。昔ながらのオデコのライト1灯、昔を模した独特のヘッドマーク、路面を象徴するカウ
キャッチャー。とどめは「前パン」。これぞ昔を彷彿とさせる200形なんです。暑い日中に、ひたすら市内から戻る203号を待ちました。 家久付近