名車だった伊豆急100形

 

 
伊豆急の開業当初は列車編成が短いこともあり、かなり山側の行き止まりのホームで発着していました。これは東海道新幹線が開通する前です。
この時初めて伊豆急の100形を見ました。当時としては珍しいパステルカラーのツートンで、均整の取れた実に美しい電車でした。    昭和38年 

 
 
 
 
 
 

 
2002年に引退した100系は伊豆急のイベント用電車として唯一残っていた103が、社長の鶴の一声で10年後に見事に復活しました。外側を通る
パイピングや幌が特徴だったクモハ103。但し残念ながらこちら側にはスカートがついてしまいました。これも惜しまれつつ、一昨年廃車となりま
した。私は100形は通勤電車以外では昭和の名車だと思っています。但しイベントは、何時も車庫のあった伊豆高原駅発が多かったようです。