初夏の北海道を寝台特急が駆ける

 

函館に着いた翌早朝から小雨。悲嘆に暮れて、木古内の唯一のお立ち台と言っていい撮影地に向かいました。もうここしかないという場所です。さすがにファンは誰もいず、私とテツ友二人で独占。 次第に空が明るくなってきたと思ったら、雨がやみました。「おお!神はいたんだ」。5時58分、ED79の牽く下り「北斗星」のライトが見えました。かなりプレッシャーを受けてシャッターを切っています。久しぶりだな、こんなに緊張したのは。一発必中ですから。  13日
 
 
 
 
 

 
その後、函館市電を満喫した後、お次は高速道で一路、大岸に向かいました。着いたときはこんなに晴れていたのに、次第に雲行きが怪しくなり出しました。まずは満載のコキを牽くレッドベアで試し撮り。ここは海も見えていい場所ですが、いずれ立ち入り禁止となるでしょうね。
 
 
 
 
 

 
そしてお目当ての上り「トワイライトEX」の時間となりました。雲が大きく張り出して、とても太陽は望むべくもありません。世の中、なかなかうまくいかないものだ、と嘆きながら、轟然と通過するDD51重連牽引の寝台特急を撮りました。スピードは早くて、暗いので撮る方は苦労します。
 
 
 
 
 

 
伊達紋別で一泊して、翌日は再び昨日と同じ礼文〜大岸間へ。ここも有名なお立ち台ですが、この付近の線路際には立ち入り禁止の看板が
散見されるようになりました。危険な撮り方をする人間が増えたのでしょう。今回、私は小山のてっぺんからの俯瞰写真ではなく、サイド気味に
撮るつもりだったので、これで満足です。いや〜、北海道の初夏は最高ですね。しばらくここのキャンプ場で遊んで名残を惜しみました。 14日