夷隅で走ったボンネットバス
 

連休前半の27日、千葉の夷隅市、いすみ鉄道の国吉駅近くにある苅谷商店街で開催された、「みんなでしあわせになるまつりin夷隅(みんしあ)」で、昨年通り昭和のレトロ・ボンネットバスが「ぽっぽの丘」との往復で3台も走りました。
昨年は車で行って、大渋滞に巻き込まれ、ほとんど走行中の「田舎のバス」を撮ることは出来ませんでしたが、今年はこのバスの撮影にかけて、病後なのになんと17,000歩も歩いてしまいました。大丈夫かな?出来るだけ日本の原風景をバックに撮りましたが、バスは左側がドアのある公式側なので、場所選びが大変でした。

  
  
   

なるべく左サイドを狙えて順光も条件に入れると、コース図を見ながら、探しまくりです。ここは駅から相当遠くです。とりあえず、押さえるべくは1968年式 いすゞ TSD40改ボンネットバス。これは山岳用の4輪駆動の旧国鉄バスです。グリルのエンブレムとツバメマークが効いています。
 
 
 
 
 

 
やっと見つけました、順光で左側、しかも日本の原風景をバックに撮れる場所を!ここも遠い。1964年式 日産 U690型ボンネットバスです。
 
 
 
 
 

 
ここは上の場所より、発着所(苅谷商店街寄り)に近いところなので、背景はあまり期待できません。上と同じ日産 U690型です。
 
 
 
 
 

 
同じところで、今度は思い切り横から狙ってみました。塗装も当時の国鉄バスの色です。4駆なのでボンネットも高く、全体に腰高のバスです。
 
 
 
 
 

 
これは1965年式 いすゞBXD30型ボンネットバス(前期顔)で、先の日産 U690型によく似ていますが、グリルと塗装が違います。場所探しと、移動のタイミングもあるのですが、なぜか今回は、このいすゞBXD30型の写真が少なかったように思います。もっとも、場所選びをせずに、どこでも撮る、というのであれば、数だけはたくさん撮れますが、やはり子供写真にはしたくありません。それがこだわりです。
 
 
 
 
 

 
最期は会場に戻るときに出発して行った1964年式 日産 U690型ボンネットバスを、思い切り引き付けて撮りました。今回はこの
ボンネットバスに集中して良かったと思っています。来年も走るかどうかも分からないのですから。  さようなら、ボンネットバス。