ちょっと前の常磐線特急

 

常磐線は 3.11の大災害の前までは、仙台・上野間を「スーパーひたち」などの浜通り側では素晴らしい、しかもすごいスピードで突っ走る特急がたくさんありました。今は残念なことに車両が変わっています。当時の 651形が 水戸まで驚異的な1時間5分で走った スーパーひたちは、都内でありながら三河島を過ぎると千葉の松戸、柏など100キロ近いスピードで 普通列車と同じホームを減速もせず、乗っている方が怖くなるほどの勢いで通過していきました。特に茨城県の土浦あたりから水戸までは 手加減なしの 120キロ運転だったように記憶しています。常磐線は、C62の「はつかり」から始まって、驚くような列車がつい最近まで走っていました。私は今の新型車にはついていけません。

 
 

 
これは停車駅が多かった「フレッシュひたち」ですが、カラーを変えるなど、新しいもの嫌いな私でも、次は何色か?と思わせる楽しい特急でした。
 

 
 
 
 

 
それにしても、スーパーひたちは早かった。今のE657形など私から見ると「宇宙人」。まだLEDでも前頭サインがあったのが良かったのです。 いずれも取手-藤代
 
 
 



 

往年の特急C62牽引の「はつかり」です。勝田駅では下り普通列車が退避して、とても暑い日だったので乗客が降りて ホームにある水道水を飲んでいます。
駅員が通過の際に挙手した場面で切ったら、デフが電柱と被ってしまいました。 乗客もいっときの暑さを凌ぐ、昔懐かしいシーンです。  昭和35年 勝田駅