最後の東急ダイヤモンドカット車

 

長年、池上線で第二の人生を送っていた東急のステンレス車で、 独特の前面だった、いわゆるダイヤモンドカット車が今日「さよならイベント」をやったようです。昨年末から池上線のシンボルでもあった、いわゆる 「歌舞伎塗装」 からスッピンのステンレス車にわざわざ戻し、かつ数日前から、運用番号表、行先表をLEDから、なんとぶら下げと、幕式もどきに変えたのです。 東急はやるんですよ! ただ話ではもう少し走るようで、ファンにとっては嬉しい限り。
手間やおカネをかけて、たった最終を飾るだけのために、出来るだけ原型に戻すのです。これには感激しますね。さすが東急。勿論マークなど付けない。
前にも書きましたが、 越前鉄道の貴重な元阪神車が引退するときに、やはり大きな「さよならマーク」を一か月も前から付けたのです。
私は、撮りに行きたくてもマークが邪魔。外してくれとは言わないけれどせめていつといつは、マークは付けません、と言う日を設けて下さい、とお願いしたのに、全く聞く耳を持たなかったですね。 とにかく「さよなら看板」を付ければいいと思っている。一度、この東急の本来のあり方を教えてあげたいですね。言葉は悪いですが、えち鉄よ、耳をかっぽじって良く聞いて欲しい、「どうして東急のようなことが出来ないのか」と。手間とカネをかけろ、といっているのではなく、たった、さよならマークを数日外すだけなのに。
 
 
 
 
 

 
いわゆる正面がダイヤモンドカットと言われる形状で、長い間池上線ではシンボルだったこのラッピング塗装で走っていました。
 
 
 
 
 

 
昨年末からラッピングが剥がされてスッピン顔になりました。更に今日はLEDから幕もどきに変えて走ったのこと。東急はやりま
すね。 私は今日は行かれなかったのが残念ですが、この写真は今月3日に撮ったときの写真です。 剥がすだけでも凄いのに。