呉線を撮りまくっていたころ

 

中には既出の写真もありますが、それも大きく伸ばしてみました。呉線は本当に沢山いろんなところで撮っていますが、なにせネガの劣化が激しく、とにかく今はデジタル化を急いでいます。いい写真ではありませんが、未公開の写真を貼ります。それでもまだ、たくさん写真はあります。まだまだ、出しますね。
 
 
 

 
広島にいたC59は大半が廃車になりましたが、数両が糸崎に転属になりました。この196号機は思いがけず、上り「安芸」でやってきました。お召牽引機です。こんなのがまだ糸崎にいたんですね。この辺りは上りは完全逆光になりますが、もうどこでも同じと思って、ヤケクソで海を入れて撮った1枚です。
 
 
 
 
 

 
「安芸」は特別な急行で、オール寝台列車で且つ1等寝台を2両連結している、というのが素晴らしかったです。みて下さい、この1等寝台の青の帯。懐かしいですね。それを、凛とした山陽のC59が牽引していたのです。「安芸」は正面から撮らず、編成を撮れ、なんて偉そうに言っていましたっけ。
 
 
 
 
 

 
これも糸崎転属の元山陽のC59190号です。上りは逆光になることは分かってるのに、こういう時に来るんですね。順光の時には絶対来ない。(嗚呼)
 
 
 
 
 

 
ここは有名で、誰でも撮ると言う「小屋浦」駅です。私は逆に上り糸崎行を撮りました。左側の工場が目障りで、みんな撮らなかったのでしょうね。
でも、いかにもホッパーの小屋浦の光景が出ていて私は好きでした。こんな写真を撮ったのは私くらい。しかもボンネットのトラックがいいですね。