井の頭線・富士見ヶ丘に検車区が出来たころ

 
 

もうネガがお釈迦寸前で、何とかスキャンしました。永福町から移ったばかりの富士見ヶ丘検車区です。検車区というより留置線ばかりでした。
 
 
 
 
 

 
民家もありましたが、広い雑草地に線路を何本も敷いたという感じでした。新形車が並びました。向こうは本線で3000形の1次車です。みんな
下手な写真ですね。もう50年という時間の経過によるネガの劣化ももちろんありますが、もっと真剣に撮れたはずです。適当だったんですね。

 
 
 
 
 

 
一応は点検台のようなところはありましたが、ここに入れて何をしていたんでしょうね。水道が来ていて水洗いでもしたのでしょうか。この1400形
は前パンで、 シル、ヘッダーもリベットが打たれていて、いかつい 電車だったのですが、行き先板も変わり、2灯になって魅力は半減しました。
 
 
 
 
 

 
参考写真です。これは一番上の写真と同じ1255ですが、2年ばかり早く撮っています。クハですが、大窓の均整の取れた美しい
車両でした。まだ独特のカバー式1灯のヘッドライトで独特の文字の吊り下げ看板です。このころの井の頭線は魅力的でした。