北のC55、南のC55
 


強風にあおられ、煙をたなびかせて北の原野を走るC55。もともと馬力のなかったC55は勾配の少ない宗谷本線や室蘭本線で使用されていました。
唯一の峠は塩狩峠でしたが、ここは割と早く補機がDLに代わり 面白みがありませんでした。またC55単機で峠を登る客車列車も多かったようです。
 
 
 
 
 
 

 
一方 こちらは遅くまで残った筑豊本線のC55です。冷水峠と言う難所がありましたが、客車列車は補機を付けない時が多く、一生懸命煙を吐いて牽引していました。
残念なことに、九州には何回か行っていますが、早くからいわゆる門鉄式デフを装備していて、私はあまり好きになれませんでした。原田で入れ替えを行うC55です。