忘れられぬ山線145キロ地点
 

蒸気機関車のメカニズムの限界をついて上目名の峠に挑んだC62重連のニセコ。真夏なのに吐き出す蒸気に客車は包まれています。この角度だと、本務機が隠れてしまいます。フィルムを咄嗟に巻き上げて撮った2枚目です。この角度は初めて出します。雨が降っていましたが、凄まじいジェット機音が遠くから聞こえてきました。。ここのカーブは半径300m、制限50kmですが、機関士はいつも60キロで突進し、上目名までの二つのトンネルを超えたと言います。ドラマですね。      昭和44年8月 熱郛〜上目名