妙高高原と黒姫
  

今回の上信越の旅はまずは有名な「国境」を越えて新潟県に入り、前回ご紹介した「ほくほく線」に向かったのです。関東側はどんより曇っていたのですが、なんと「国境」を抜けるとそこは「雪国」ではなく「晴れの天気だった」のでした。
ただ、新潟の予報は天気は下り坂で、2日目と3日目は降水確率も高く、雨も覚悟していたのですが、上越も幸い雨にはたたられず、3日目の信越線内陸部に入ることが出来ました。
ここの信越本線沿線、特に妙高や黒姫は素晴らしいところが多く、絶好の撮影地が散在しています。これだったら特別列車が走ったら、ファンは押しかけるでしょうね。今回の我々の目的は通常運転の「妙高号」にあったので、ほとんどファンはおらず、好きに楽しく撮ることが出来ました。また来たいですね。
 
 
 

 
妙高をバックに下り「妙高号」が来ました。これで晴れていれば山も見えて最高だったのですが中腹からは雲がかかっていました。晴れの時にまた挑戦
してみたい気もありますが、ただもう雪の季節です。無くなる列車なのにファンの姿は見えません。こういう日常こそが大事なのに。     二本木〜関山
 
 
 
 
 

 
場所を変えて、今度は上り「妙高号」を狙いました。ここは開けているので、どこでも撮れます。野暮なフェンスもありません。オーソドックスに編成写真
を撮ってみました。どうせ来年3月のダイヤ改正で無くなる列車で、しかも車両も錆が出て綺麗ではありません。おそらく廃車でしょう。   場所は同上
 
 
 
 
 

 
ほんの瞬間ですが晴れ間が出ました。その間に下り普通列車が来ました。ご覧のように山の上の方は完全に雲で覆われています。このいわゆる長野色
の115形も来年度で終わりのようですね。昔はバカにして長野色なんて撮らなかったのに、今は来るものは何でも撮ることにしています。   場所は同上
 
 
 
 
 

 
妙高高原から、次は黒姫に行ってみました。黒姫も高原で、好撮影地があるかと思ったのですが、線路は低い場所を走っていて、良い撮影地は見つか
りませんでした。この長野色115形も晩秋の背景で、しっかり撮った1枚です。よく見るとこれはシングルアームパンタなんですね。    妙高高原〜黒姫
 
 
 
 
 

 
この下り「妙高号」が最後になりました。ド逆光のため、もう後追いしかなく、望遠で遊んでみました。まともに撮ったら写真になりません。
まあこれも記録の一つです。あとはもう東京に帰るだけ。楽しい3日間の撮影の旅でした。さようなら「妙高号」。 11月13日 場所は同上
 
 
 
 
 

 
おまけ  二本木〜関山の絶好の撮影地で。思わずニンマリの誰でしょう。(テツ友写す)
       しかし、このテツ用のコンパクトカーは燃費もいいし買い替えて良かった(^^)/